温水便座(シャワートイレ)の取りつけ方

温水便座(シャワートイレ)の取りつけ方

第1章:温水便座(シャワートイレ)の替え時はいつ?
第2章:温水便座(シャワートイレ)は賃貸物件でも取りつけられる?
第3章:温水便座(シャワートイレ)交換前の事前準備
第4章:温水便座(シャワートイレ)の取りつけ方(便座の交換)
第5章:取りつけ後は必ず試運転させる
第6章:取りつけ作業での注意点
まとめ


 ウォシュレットやシャワートイレの呼び名でおなじみの「温水洗浄便座」は、いまや公共施設でも設置しているのが当たり前といえるほど普及しています。自宅でも使い慣れたら手放せなくなりますし、賃貸物件などで設備になければ自費を使ってでも取りつけたいと考える方も多いことでしょう。トイレ設備ということで、取りつけや交換は業者に依頼するものと思われがちですが、便座だけの作業であればはじめての方でもそれほど難しいものではありません。購入前の確認から、準備、作業手順までを一挙に解説します。


第1章:温水便座(シャワートイレ)の替え時はいつ?

温水便座に電気系統の故障はつきもの

 ウォシュレットなどの温水洗浄便座は電気製品です。割れるなどの破損がなくても、電気系統が故障すれば、ノズルが動かなくなったり、温水が出なくなったり、調整ができなくなったりと、不具合が生じることがあります。そうなっても、もちろん便座としては使えますが、快適だった機能が使えなくなるのは実に不便なものです。

 リモコンタイプの場合はリモコンの乾電池を交換するだけで動作が回復することがありますが、便座本体が故障しているとなると修理か交換をすることになります。修理はたいていが電気部品の交換です。故障箇所を特定して交換するための知識と技術が必要になるので、専門業者に修理を依頼しましょう。


温水便座の交換が必要なのはこんなとき

 目立った汚れや破損がなく、修理をして使い続けたいと思っても、設置してから年数が経っている温水便座は修理できないことがあります。というのも、電気製品である温水便座の補修用部品の保有期間は、メーカーによって違いがあるものの「製造打ち切り後6年」などが一般的だからです。メーカーが修理に必要な部品を在庫していなければ、直して使い続けることはできなくなります。

 保有期間以降で修理対応してもらえるかどうかは、補修用部品の在庫次第となるので、古い機種が故障したときは、水回り機器の扱い業者や各メーカーのお客様サポートなどに問い合わせて、修理ができるかを確認してみると良いでしょう。部品交換ができなければ、交換が必要になります。


第2章:温水便座(シャワートイレ)は賃貸物件でも取りつけられる?

まず大家さんの許可を取ろう

 賃貸物件で建物に手を加えたり、設備を交換したりする場合は、大家さんや管理会社に許可を取るのが原則です。温水便座の取りつけも例外ではありません。退去時に取り外せば問題ないだろうと勝手に設置して、トラブルがあった場合には責任問題に発展することがあります。

 大家さんや管理会社にもよりますが、物件への入居後でも、自費での取りつけであれば、温水便座の設置が認めてもらえるケースは珍しくないようです。その際、認められれば自分での取りつけができますが、指定業者による工事が条件になることもあります。また、退去時に便座を元どおりに戻す必要があるかも、この時点で確認しておくことをオススメします。


交渉前にコンセントの有無を確認

 次章でも触れますが、温水便座を使うためには電源コンセントがあることが必須条件です。新しい物件ではコンセントつきのトイレが増えていますが、古い物件ではないことも多いようです。もしコンセントの増設工事が必要になると、費用の問題があり許可をとるのが難しくなります。大家さんや管理会社に交渉する前に、コンセントの有無を確認しておきましょう。


退去時の注意

 ご存知のとおり賃貸物件の契約には、借りたときの状態で退去する「原状回復の義務」があります。入居後に自分で取りつけた温水便座は、取り外して元の便座に戻すのが基本です。便座を交換するときは、もとの便座、ボルトやナットなどの部品をなくさないように保管しておきましょう。取り外した温水便座も自分の責任で処分することになります。(取りつけた温水便座を残すことで了解を得ている場合はこの限りではありません)


第3章:温水便座(シャワートイレ)交換前の事前準備

新規取りつけの場合は電源コンセントを確認!

 電気製品である温水便座を使うためには、トイレ室内に電源コンセントが必要です。普段使うことがなければ、コンセントの有無は気にしていないものです。購入して取りつけようとするタイミングでコンセントがないことに気づいて慌てないように、ちゃんとトイレにあることを確認しましょう。

 トイレにコンセントがないからといって、廊下などトイレ室外から延長コードを利用して電源を取るのは、足に引っかけたり、漏電したりする危険性が高まりとても危険です。もしトイレ室内にコンセントがなければ、電気工事業者に依頼して事前に増設工事を行ってください。


便器のタイプ、サイズを確認しよう

●使用中の便器のタイプ

 もっとも普及しているタンク別体型(ロータンク型)のトイレでは、まず問題なく取りつけられます。その他のタンク一体型トイレ、タンクレストイレ、システムトイレなどは、単体販売している温水便座を取りつけられない場合があります。メーカーや機種ごとに適応が異なるので、既存のトイレが取りつけできるタイプかを確認してから購入しましょう。

●便器のサイズ

 便器のサイズには大型(エロンゲートサイズ)と標準(レギュラーサイズ)の2種類があり、便座を交換するときはそのサイズに合う便座を選びます。温水便座の機種によっては、大型と標準のどちらの便器にも取りつけられる兼用タイプもあるので、使用中の便座のAとBの寸法を測り、適応したサイズの便座を購入してください。Cの便座取りつけ穴の距離は、国産の便座では140mmで統一されています。

 ちなみに現在は、大型の便器が主流です。
<大型(エロンゲートサイズ)の寸法>
A=470mm
B=355〜380mm

<標準(レギュラーサイズ)の寸法>
A=440mm
B=320〜350mm

第4章:温水便座(シャワートイレ)の取りつけ方(便座の交換)

1.止水栓を閉める

作業を始める前に必ず止水栓を閉めてください。マイナスドライバーなどを使って、止まるまで時計回りに回します。そのあと水を流してタンク内を空にします。給水管に残った水がこぼれても良いように、バケツや雑巾を用意しておきましょう(閉めるために回した回数を覚えておくと、作業終了後に簡単に同じ水量に戻すことができます)。

2.給水管の取り外し

スパナやモンキーレンチを使って固定ナットを緩め、給水管を取り外します。温水便座を使っていた場合は、古い分岐金具も取り外します。

3.分岐金具の交換

温水便座に同梱されている分岐金具に新しいパッキンを入れ、しっかりと固定ナットを締めて止水栓に取りつけます。続けてタンクへの給水管を取りつけます。

4.古い便座の取り外し

便器の下側にある便座固定ナットを緩め、古い便座を取り外します。

5.新しい便座の取りつけ

新しい便座のボルトを便座取りつけ穴に入れます(主にパナソニックの機種)。便器に別体式のベースプレートを固定し、そのプレートに本体を差し込んで取りつける方法を採用している機種もあります(主にTOTO、LIXILの機種)。
便座取りつけ穴にゴムブッシュを入れ、ナットを軽く締め込んで便座を仮どめします。

6.便座の位置を調整する

便座を前後にスライドして便器の前端と揃うように位置調整し、ナットをしっかりと締め込んでずれないように固定します。

7.給水ホースの連結

便座と分岐金具に給水ホースを差し込んでつなぎ、外れ防止のクイックファスナーを、クリップが外れないように取りつけます。

8.電源プラグを差し込む

アース線をコンセントのアースターミナルに接続し、最後に電源プラグを差し込みます。リモコンタイプの場合は、壁の操作しやすい位置にリモコンを取りつけてください。

第5章:取りつけ後は必ず試運転させる

 取りつけ作業が終了したら、必ず試運転を行いましょう。まず、止水栓を元の位置まで開いて給水し、止水栓の周辺、給水ホースと本体の接続部から漏水していないかを確認します。

 電源を入れ、説明書に記載された方法に従って操作し、ノズルから水が出るかを確認します。シャワーが噴出するので、水を手で受けて飛び散らないようにしましょう。


第6章:取りつけ作業での注意点

 もっとも初歩的なことですが、うっかりミスが多いのが、止水栓の閉め忘れです。止水栓が開いた状態で給水管を取り外すと、あっという間にトイレが水浸しになってしまいます。止水栓を閉めたあと水を流して、完全に水が止まっていることを確認してから作業を始めるようにしましょう。

 取りつけ作業後に水漏れをチェックする際は、すぐに止水栓を閉められる体勢で行いましょう。万が一に水漏れしていてもすぐに水を止めることができます。


まとめ

 温水便座の設置や交換は、慎重に作業しても30分〜1時間で完了する工程です。最新の機種を取りつけて、快適なトイレライフをスタートしましょう。

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