暑い夏をのりきるために欠かせない家電といえば扇風機です。冷えすぎない、心地よい涼しさは、初夏から秋口まで長い期間大活躍してくれます。でも、ひと夏過ごした扇風機は、意外なほどにホコリや油汚れが溜まっているもの。先シーズン愛用した扇風機、しまう際キチンと掃除は済ませていたでしょうか? もし使いっぱなしでしまっていたのなら汚れがそうとう溜まっているはず。それでは気持ちよく使用できませんよね。本格的な夏が来る前に一度キレイに掃除をしておきましょう。そこで、ここでは、やってみると意外に簡単な扇風機の掃除方法と汚れにくくなる裏技をご紹介します。

 

掃除に必要な道具

扇風機に掃除を始める前に必要なものをそろえておきましょう。必要なものは以下です。
①掃除機
②ぞうきん(もしくはハンディモップ)
③スポンジ
④バケツ
⑤住宅用中性洗剤
⑥重曹
⑦柔軟剤
あらためて買い揃えなくとも、ほとんどのものはどこの家庭にもあるはずです。このほかには、ホコリでお部屋が汚れないように古新聞なども用意しておくといいでしょう。また分解方法が分からない場合は扇風機の説明書なども用意してください。

 

扇風機の分解方法

最初にすることは隅々まで掃除できるように扇風機の分解をすることです。まず床に新聞紙などをひいておき汚れないように準備します。用意ができたら以下の通り、分解をします。

●コンセントを抜く
掃除中に扇風機が動き出すと危険です。必ずコンセントが抜けていることを最初に確認してください。

●扇風機の前カバーを外す
カバーはクリップなどで留まっているので、固定されているツメを外し、前カバーを取り外します。分からない場合は説明書を参照。

●羽根(プロペラ)を外す
羽根を取り外します。羽根は中央部分の止め具などでモーターの軸に固定されていますが、回転時に緩まないようにほとんどは通常のねじとは逆方向(向かって右回し)で緩むようになっています。特殊なものもありますので緩まない場合は説明書を参照。

●うしろカバーを外す
後ろカバーは固定用のパーツやリング状のナットなどで固定されています。それらを取り外してからカバーを分解します。パーツを分解したら全ての部品をなくさないように注意してください。

 

扇風機の掃除方法

掃除の手順は以下の通り。ホコリを掃除機で取り除き、カバーを水ぶきする。カバーなどのしつこい汚れには洗剤を使い、羽根についた油汚れは住宅用中性洗剤や重曹を使い丁寧に洗う。カバーや羽根をしっかり乾燥させて組み立てる。部品がキチンと分解が出来ていれば簡単です。

●ホコリを掃除機で吸い、水ぶき
まずは全体のホコリを掃除機であるていど取り除いてから、固く絞った雑巾で水ぶきをします。

●洗剤で洗う
こびりついたホコリには、住宅用中性洗剤を薄めものを用意して、前後のカバーと羽を洗います。スイッチ部分やリモコンなどは固く絞った雑巾で汚れを拭き取ります。

●しつこい汚れには洗剤をスプレー
羽根にガンコな油汚れがこびりついている場合は重曹が便利です。100mlの水に小さじ1杯ほどの重曹を溶かし、スプレーボトルなどにいれて羽根にスプレー。20分ほどそのままにして、汚れが浮いてきたらスポンジで洗い落とします。洗った後は、カバー、羽根をしっかりとすすいで、風通しの良い日陰で乾燥させてください。

●ホコリが付きにくくなる裏技
扇風機の羽根は汚れが付きやすいですが、ちょっとした工夫でホコリがつきにくくなります。そんな裏技とは、バケツいっぱいに5滴ほど柔軟剤を溶かし、それを染み込ませたタオルを良く絞り羽根をふくだけです。静電気を防ぎコーティング効果でホコリが付きにくくなります。

●扇風機を組み立てる
分解した逆の手順で組み立てれば完了です。羽根を取り付ける際はしっかり固定されていることを確かめてください。緩んでいると回転がぶれたり、羽根がはずれる危険もあるので注意して下さい。

 

まとめ

ホコリまみれの扇風機の風に当たるのは気分も良くありません。シーズン中も汚れに気づいたら掃除を行いましょう。またサーキュレータなども基本的な掃除方法は同じです。いずれも説明書も見て安全を確認した上で掃除をするようにしてください。

 

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