自宅のDIY体験談:岩手県在住 E.C様(自営業)

古い障子をオシャレにDIY

※ こちらは実際に自宅でDIYをされている方の “体験談” のため、ロイモールにて取り扱いのない商品もございますので、予めご了承くださいませ。

どうにもならなくなった古い障子

築40年の南向き、日差しがしっかりと当たるベランダ側の障子が悩みのタネでした。ひと昔前の良くある和室を少しはおしゃれにしたいと思い、さまざまなデザインの障子紙を見つけては貼り直すのですがすぐに剥がれおちてしまいます。

何しろ障子の「桟」自体が古く、また建てつけも歪んでいるので障子枠ごと外すことができません。桟木も日光によって朽ちかけており、強度がかなり落ちていました。貼っては剥がし、貼っては剥がしの繰り返し。ほとほと疲れてしまっていました。プロに頼めば完璧なのでしょうが、古い部屋にそこだけ費用をかけるのは気が進みませんし…

そうだ!剥がしてしまえ

障子紙に嫌気がさした私は、いっそすべてを剥がしてしまうという手段に至ります。自宅は北東北で本州有数の寒さ。障子紙がなくても大丈夫かという不安はあります。しかし、1年のうちに何度も貼り直しさせられるくらいならば、さっぱりと無くした方が清々しい。寒さは何とかなるだろうと心を決めました。

本当ならば障子枠を外して廃棄したいところですが、何しろ歪みがひどくて外れません。周囲に家具もあり、大ごとになりそうです。枠を残してしかも見栄え良く、なおかつその残った枠が活用できればベストです。

ネットのDIYも参考に、おおよその構想を固めました。そして思い切って障子紙をすべて剥ぎ取り、これまで散々貼り直した残りのテープ跡もできるだけきれいに。どうしても剥がれないところはカッターで削り落とし、結果ただの木枠だけなりました。

部屋のトーンに合わせてカラーを決める

それだけでも、さっぱりとして剥がれた障子紙が残っているよりもかなりマシに見えます。おまけに、驚くほど明るくなりました。でも、このままではあまりにサビシイ感じ。そこで、木枠に色を塗り、多少装飾を付けてみることにします。お金をかけたくないので、使うのは100円ショップで購入できるものにしました。

購入したのは次の通りです。

・水性カラー(ナチュラルモスグリーン)
・ハケ
・フェルトの敷マット
・猫のウッドオブジェ
まずは木枠にハケで色を塗ります。水性なので乾きも良く、臭いもありませんでした。思った以上にカラーが馴染み、何となくクラシカルな異国風です。仕上がりは驚くほど印象が変わり、色を塗って大正解。水性カラーは木枠1枚当たり2本で、塗り残しがありませんでした。そこに、切り絵風のフェルト敷きマットを適宜はめ込み、アクセントに木製の猫のオブジェを付けました。使用したのは、これも100円ショップで以前購入したグルーガンです。

取り掛かったのは9月末だったのでしばらくはそのまま、明るい眺めを楽しんでいましたが、10月の終わりになるとやはり1枚ガラスの冷えが気になってきました。そこで、冬季だけ障子枠をカバーすることに。追加で購入したのは、次のようなものです。

・マスキングテープ
・窓シート
・結露用テープ
・防寒用プチプチシート

障子紙と違って強度があるので、画鋲で止めただけ。温かくなったら取り外す予定です。

びっくり!純和風の部屋が大変身

DIYの結果、このように大変身しました。
実際には障子よりも温かく、明るさを損なわないままで防寒対策までできました。透明度のある窓シートは、障子枠に対して内外を気にせずに貼りつけられるので便利です。塗装をしたおかげで、障子の桟のささくれや強度も気にならなくなりました。
どうやってもおしゃれ感からはほど遠かった古障子が、イメージチェンジできたので満足。
覗いた友人からは、「その手があったか!」と驚かれました。
障子には紙を貼るもの、と固執していたら考え付かなかったかもしれません。多少の不安はあっても、思い切って試してみたのが良かったようです。想像以上の結果となり、楽しく暮らせています

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