第1章:家庭でダニが発生する原因
第2章:ダニが発生しやすい条件とは?
第3章:ダニによる人体への影響
第4章:場所別!ダニが発生しやすい場所と対策法
第5章:ダニのアレルゲンにも注意
第6章:ダニ退治のおすすめの掃除機の条件
第7章:普段からできる!ダニが発生しない環境作り
まとめ

 最近の家の造りは断熱性や防音性を向上させ、より気密性があがり換気性が低下したことで、敷布団(寝具)やマットレスなどにダニが繁殖しやすい環境になっています。ダニが全く発生しない家はないと言っても過言ではないでしょう。

「私の家はまだ新しいから大丈夫?」なんて言っている間に、どんどんダニが増えているかもしれません。 ダニは目に見えないので、増殖して数万、数十万匹になっているのにも気づかないことが多いです。
さらには、人体にも影響を及ぼすことがありますので、早目に対策しておくことが望ましいです。
ここでは、家庭のダニを退治する方法や効果的な対策について詳しくお話しします。

第1章:家庭でダニが発生する原因

思いがけないところにダニは潜んでいます

目に見えないダニは、一体どこからやってくるのでしょうか?
家の中にダニが発生する原因をお話しします。

・ダニはどこからやってくるの?

ダニには羽がないので、実は行動範囲が狭いのです。
羽がないダニの一種は、ホコリの中に存在し、ホコリとともに風に乗って移動しています。
ホコリとともに風に乗ってやってきたダニは、洗濯物や布団などにくっついて家の中に侵入するのです。
洗濯物や布団を干している時、外出時の衣類などにくっついて家の中に入り込んだダニは、増殖していきます。

・ダニはどうやって増えるの?

ダニは「湿気があるところ」と「温暖なところ」が大好きです。
人間が過ごしやすいと感じる空間とダニが過ごしやすいと感じる空間はほぼ同じなのです。
つまり、過ごしやすい家にこそダニがたくさん潜んでいるかもしれません。

ダニの餌は、フケや垢、食べ物のカスやカビなどです。
風によって運ばれてきたダニは餌を食べながら成長して、カーペットや畳、布団などに潜り込み、卵を産んで増殖します。
ダニの寿命は2?3ヶ月ですが、その間に卵を産んで増殖していきます。

最近は、様々な性能が向上した反面、通気性の悪い家が多くなっています。
つまり、移動を風で行うダニは外に出ていくことなく家の中でどんどん増えていくのです。

第2章:ダニが発生しやすい条件とは?

ダニが好む環境について学びましょう

ダニが発生しやすい場所の条件を具体的にお話しします。
あなたの家は大丈夫ですか?ぜひ一度チェックしてみてください。

・室内温度が25度~28度。

湿度70% 80%高温多湿の空間でダニは増殖しやすいです。梅雨時が特に要注意です。

・フケや垢、食べ物のカスやカビなどの餌がある

あまり掃除されていない場所にダニの餌がたくさん落ちているので、ダニが育ち増えやすくなります。

・畳やカーペット、布団などのすみかが多い

湿気や熱がこもりやすいものがたくさんあると、ダニが中で卵を産みやすくなります。

・風通しが悪い

窓をあまり開けない、換気扇を回さないような風通しの悪い家では、ダニが外に出て行かずに家の中に留まります。

・室内で犬や猫などを飼っている

ペットの毛もダニの餌です。 また、ペットの体も湿気や熱がこもりやすいのでダニがつきやすいです。

・洗濯物を室内に干す

よく室内干しをする家は湿気がこもりやすいのでダニが増えやすくなります。

・加湿器を良く使う

加湿器も湿気をこもりやすくするのでダニ増殖の原因になります。

第3章:ダニによる人体への影響

健康にも被害を及ぼすダニ

ダニが原因で体調を崩す人も多いです。
中でも一番多いのが「アレルギー性喘息」や「鼻炎」です。
布団やまくらなどに残っているダニの糞や死骸が気管支に入って起こります。

また、アトピー性皮膚炎や風邪も引き起こしやすくなります。
刺されるダニの種類によっては、その他の症状が出ることもあります。
しっかり対策して未然に予防しましょう。

第4章:場所別!ダニが発生しやすい場所と対策法

ダニは、50度程度の熱を20分~30分加え続けることで対策できます。
しかし、意外にその環境を作るのは難しいのです。
ここでは、家の中でダニが発生しやすい場所と各場所の駆除方法をご紹介します。

・カーペット
カーペットは熱や湿気がこもりやすいのでダニのすみかにはもってこいです。
カーペットを頻繁に洗濯するのも難しいですよね。
だからこそ、ダニのすみかになってどんどん増殖していきます。

・畳
畳もまた、丸洗いが難しいのでダニが住みつきやすい場所です。
素材が天然なので、湿気を含みやすく部屋の温度によって中に熱もこもります。
ダニにとっては、最高に過ごしやすい場所です。

・ソファー
カーペットや畳以上に洗濯が難しいソファーにもダニがいっぱいいます。
特に布製のソファーが要注意で、湿気や熱がこもりダニのすみかになっています。
生地が厚いので隠れやすく安全な事もあり、卵を産んで増え続けます。

<カーペット、畳、ソファーのダニ対策法>

しかし、意外にその環境を作るのは難しいのです。
ここでは、家の中でダニが発生しやすい場所と各場所の駆除方法をご紹介します。

カーペットや畳、ソファーなどは外干しすればダニ対策になると思い込んでいませんか?
先ほども言った通り、ダニが死滅するのは55度以上の熱が30分以上加わった時です。
残念ながら外干しや天日干しで、55度以上の熱が30分以上加えるという状況を作るのは非常に難しいです。
夏の暑い日でも、気温は35度から40度程度ですよね。
仮に外干しをした場合、畳やカーペットなどの表面温度は50度くらいです。
そこでご紹介したいのが、「スチームアイロンを使ったダニ対策方法」です。

1. カーペットや畳、ソファーがある部屋の電気を消して、約1時間、真っ暗にします。
暗くなるとダニが活動的になり、表面の方に出てこようとします。

2. ダニは乾燥にも弱いので、窓を開けたり、除湿機をかけたりして、部屋を乾燥させましょう。
3. スチームアイロンの温度を最高にして温めている間に、フェイスタオルを水で濡らしてゆるく絞っておきます。
4. スチームアイロンの準備が整ったら、ダニ退治をしたいカーペットや畳、
ソファーに濡れたフェイスタオルを当てて、その上からスチームアイロンをゆっくりと当てます。
5. スチームアイロンを全体に当てたら、掃除機を丁寧にかけます。

スチームアイロンの温度は最高にすると100度以上もあります。
一瞬でダニは死滅し、それを掃除機で吸ってしまえば、完全にダニは消滅します。
部屋を暗くすることで、表面側にダニが出てきてくれるので、それを狙ってスチームアイロンをかけます。

<布団、毛布、まくらのダニ対策法>

・布団、毛布
布団や毛布は、寝ている間に染み込んだ汗で湿気がこもっています。
さらには、熱もこもりやすいので、ダニが住みつきやすい場所です。
垢やフケも付きやすく、それを餌にダニがどんどん増殖します。

・まくら
まくらは、頭皮の汗や髪から蒸発する水分がこもりやすく湿気を持ちやすいです。
また、ダニの餌である抜け毛やフケがつきやすいので増殖する条件が揃っています。
布団や毛布、まくらなどもスチームアイロンでダニ対策をしてもいいのですが、丸洗いしてから乾燥機で乾燥させる方が楽です。
忙しい人は、コインランドリーで丸洗いをして、乾燥機で乾かす方法がおすすめです。
コインランドリーの丸洗い洗濯機や乾燥機を使ったダニ対策方法をご紹介します。

1. 丸洗い可能の布団や毛布、まくらをコインランドリーの丸洗い洗濯機で洗います。
2. 丸洗いが終了したら、40分以上、乾燥機で乾燥させます。
3. 家に持ち帰ってから、掃除機をしてダニの死骸を吸います。

コインランドリーの乾燥機は、80度~120度の高温で布団などを乾燥させてくれます。
ダニは、55度以上の熱が30分以上加えると死滅します。
ですから、コインランドリーの乾燥機で40分以上乾かすことで、簡単に完全にダニが死滅します。

<シーツや布団カバーのダニ対策法>

布団や毛布、まくらと同じように、ベッドシーツや布団カバーにも睡眠中にかいた汗が染み込みます。何もしないとダニが発生しやすい条件を作ることになるため、非常に不衛生です。
そうならないためには、シーツや布団カバーを週1回は最低でも交換することをおすすめします。
家庭用洗濯機で水洗いが可能かなどは、それぞれについている洗濯表示を参考にしてください。
家庭での選択が禁止されている場合は、クリーニングに出すなど柔軟な対応を心がけましょう。

竿や洗濯紐を2本使い、M字になるように干すと風通しが良くなるためシーツや布団カバーをすぐに乾かすことができます。洗濯後の干し方を工夫することで時間を家事にかける時間を短縮できるので、チャレンジしてみましょう。

<ぬいぐるみのダニ対策法>

お子さんが大好きなぬいぐるみにも、実はダニがいっぱいいるのです。
湿気を含みやすく、素材によっては熱もこもるのでダニは大喜びです。
ぬいぐるみは、素材によって高熱を加えすぎると傷んでしまいます。
ですから、70度程度のスチームアイロンを丁寧にかけてダニ対策をします。

1. ぬいぐるみを洗濯機か手洗いで洗います。
2. スチームアイロンを約70度に設定して温める間に、フェイスタオルを水で濡らす。
3. 洗ったぬいぐるみに濡れたフェイスタオルを当てて、その上からスチームアイロンを当てます。
4. スチームアイロンはゆっくりと丁寧に全体に当てたら、乾燥させるために天日干しします。
5. ぬいぐるみが乾いたら掃除機でダニの死骸を吸います。

高温のスチームアイロンや乾燥機で乾かすと、ぬいぐるみが傷む恐れがあるので、
70度程度のスチームアイロンでのダニ対策をおすすめします。

<ペットのダニ対策法>

ペットの毛やフケなどもダニの餌になるので、ダニが集まりやすく、
あまり洗っていないペットの体に住み着く可能性が高いです。

可能であれば、1ヶ月に一度は洗ってあげましょう。
洗った後は、ドライヤーでしっかり乾かします。
日頃のお手入れとしては、抜け毛がなるべく出ないようにブラッシングをします。
抜け毛が床に落ちていたら、素早く掃除するように心がけましょう。
アロマやハーブオイル、ノミやダニの薬での対策もあります。
・アロマやハーブオイルでの対策
ダニは、アロマやハーブの香りが大嫌いです。
ペットのノミやダニ予防専用のアロマオイルやハーブオイルが販売されています。
スプレーするだけで薬剤に含まれる成分の効果が発揮され、ノミやダニの予防ができるので忙しい人にもピッタリです。
ただし、ダニの駆除はできません。
あくまでも予防アイテムとして使いましょう。

第5章:ダニのアレルゲンにも注意

ダニアレルゲンはほっとくと危険です

ダニが発生すると、体がかゆい、咳が良く出るなどの健康被害を訴える人がいます。
ダニに対してアレルギー反応を起こしてしまうと、日常生活を快適に送ることができなくなることもあります。
では、ダニが原因で発生するアレルギーにはどのような種類があるのでしょうか?

・アレルギー性鼻炎

 アレルギー性鼻炎にかかると、鼻水が良く出たり、くしゃみが止まらなかったりするなどの症状が出ます。そのままにしておくと、家事や仕事に対する集中力が落ちかねません。
 アレルギー性鼻炎はハウスダストやスギ花粉などが原因で起こることがありますが、ダニによって引き起こされることもあります。特定の検査を受けることで鼻炎の症状がアレルギー性か否かが判断されるので、気になる症状が出た時は病院へ足を運んでみましょう。

・喘息

 呼吸した時に「ひゅーひゅー」という音が聞こえたり、息苦しくなったりする場合は喘息の症状が疑われます。症状が酷くなると歩くことさえ困難になり、日常生活を快適に送ることが難しくなります。ダニによって喘息が発生しやすいこともあるので、適度な掃除とこまめに部屋の喚起をすることが欠かせません。

・アトピー性皮膚炎

 長い間、かゆみが発生し、皮膚がカサカサしたり、腫れあがってジクジクとした汁が出たりする症状です。皮膚炎の一種ですが、体がアレルゲンにさらに反応することでより酷くなるケースもあります。
 適切な治療薬などを続けることで症状を改善させることができますが、ダニがたくさん発生しているベッドをそのままにしたり、カーペットの掃除を怠ったりなど、部屋を不衛生にしていると発症しやすくなります。

・アレルギー結膜炎

 アレルギー結膜炎にかかると、目がかゆい、良く充血する、ごろごろするなどといった症状が現れます。症状はダニによって引きこされることもありますが、花粉によって引き起こされるケースもあります。このアレルギーにかかったら、眼科を受診して治療するようにしましょう。

第6章:ダニ退治のおすすめの掃除機の条件

吸引力や掃除機のヘッドにも注目しましょう

 ダニアレルギーを防ぐためには洗濯はもちろん、掃除機を使ってマットレスなどに散乱しているダニの死骸やフンを除去することも忘れてはいけません。その時の強い味方になってくれるのが掃除機です。では、どのような掃除機を選ぶと効率良くダニを除去できるのでしょうか?ポイントをいくつかまとめてみました。

・吸引力が期待できる掃除機を選ぼう

 掃除機でしっかりダニを除去するためには、吸引仕事率が100w以上のタイプを選びましょう。吸引仕事率とは掃除機の吸引力を表しますが、この数値よりW数が低いと思ったようにダニの死骸などが除去できません。

・布団用ヘッドの準備もしましょう

 掃除機の先端部分に付属する時のヘッドは、布団用タイプを使ってください。布団を吸い込まず、布地(繊維)を傷めないタイプ、棒状になったスティックタイプなど、商品によって特長が異なります。予算と相談しながらホームセンターなどで選んでみましょう。

・重さや扱いやすさにも注目して

掃除機は重すぎたり、かさばったりすると掃除や保管が大変になります。片手でも扱えるハンディタイプなら手軽に扱える上、収納スペースを取りません。小型でも吸引力が期待できるものもあります。たくさんの掃除機を見比べて自分に合ったものを見つけましょう。

掃除機と合わせて布団乾燥機を使うことで、寝室をより清潔に保てます。気になる方はチェックしてみましょう。

第7章:普段からできる!ダニが発生しない環境作り

ダニ対策用の便利グッズを探してみましょう

ダニによる被害を防ぎたいならば、掃除、洗濯、定期的な空気の入れ替え、除湿は欠かせません。ダニ防止シートや特殊な加工がされた布団などを選ぶことも大切です。今は防ダニ用の便利グッズがたくさん販売されているので、気になる方はホームセンターなどで探してみましょう。

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