家族や知人へのプレゼントや、贈答や慶事、弔事などで何かを贈る際にラッピングが必要となります。お店などにお願いすることもできますが、基本的なラッピングを覚えておけば、いざというときに何かと便利。またラッピングや包み方には実はマナーもあります。そんな知識を学んで、自分自身の手でかわいくラッピングできれば贈り物やプレゼントもいっそう引き立つはず。そこで、いざというときに役立つ代表的なラッピングを2種ご紹介します。

代表的なラッピングとは

最も基本となるラッピングが斜め包みと、合わせ包み(キャラメル包み)です。まず斜め包みは、デパートなどでよく使用されている包み方です。難易度は比較的高めですが慣れれば素早く、またキレイに包むことが可能です。もう一つの合わせ包みは、お菓子のキャラメルの包装を思い浮かべると良いでしょう。こちらはマスターしやすく応用がきき、厚みがある箱のラッピングに向いています。この2つを覚えて、包装紙やリボンなどに工夫を凝らせば、自分なりのオリジナルなラッピングを楽しむことが出来ます。

斜め包みの手順

●対角線に対して垂直に置く

始めに包装紙を上下に頂点がくるように置き、その上に表面が上になるよう、また、紙の上下の対角線に対して垂直になるよう箱を置きます。自分から見て右側に箱の角がはみ出るようにします。次に手前の紙を持ち上げて箱にかぶせ左角に2~3cmほど包装紙がかぶるようにします。

●左側を折り込む

かぶせた角がずれないように手で押さえ、包装紙の左側を垂直に持ち上げ、内側にひだを作るように折りこみながら右へ包み込みます。

●テープで留める

かぶせた包装紙がずれないようにテープで留めます。

●箱を持ち上げ前に回転させる

箱を手前から奥の包装紙へと持ち上げて倒します。左の角の余りをきれいに折り込みながら、箱の左側の辺と、包装紙の左の辺がまっすぐになるように合わせます。箱を手前にひいて全体のたるみをひきしめます。

●右側の包装紙を折り込む

包装紙の右側も、左側をたたんだように、左へとたたみます。

●上側の包装紙を手前に折り込む

包装紙の上部分を内側にひだを作るように折りこみながら包み込みます。包めたらたるみがないか確認します。

●はみ出した部分を内側に折り込む

包装紙の上部分を内側にひだを作るように折りこみながら包み込みます。包めたらたるみがないか確認します。

●テープで留めて完成

●祝儀包み・不祝儀包み

包みあがりを正面から見た際、ポケット(写真の部分)が上になり裏側の合わせ目が下から上に向くのが祝儀包み。逆が不祝儀包みです。最初に箱を置く際に底を右になるように置くと祝儀包みに、逆に左になるように置くと不祝儀包みになります。

合わせ包みの手順

●包装紙の大きさの測り方

合わせ包みは包装紙の大きさをあらかじめ合わせる必要があります。そのため最初に大きさを測りましょう。横の長さの測り方は箱を真ん中に置き、左右から箱を包んで重なり部分が3~4cmくらいが最適な長さです。縦は箱の厚みの2/3まで包装紙がかかるくらいが最適な長さです。

●包装紙を切る

測ったサイズに合わせてカッターやはさみなどで丁寧に余分な部分を切り取ります。

●裏を正面にして真ん中に箱を置く

包装紙の上に箱の裏を正面にした状態で真ん中に置きます。上と下には同じくらいの余裕を取ってください。

●左、右の順番で折り込む

先に包装紙の右側の端を1~2cmほど内側に折り込みます。次に包装紙の左側を先に折り込み、その上から端を折っておいた右側をかぶせます。

●真ん中をテープで留める

包装紙の上下の端にずれがないことを確認したらテープで留めます。テープはしっかりまっすぐ貼りましょう。

●上下の端を折り込む

角と紙をしっかりあわせて折りこみます。合わせ目のある(底になる部分)側から先に折り込みます。合わせ目のはみ出した部分は内側に折り込み、写真のように左右がYの字になるようにしてテープで留めます。

●表に返して完成

まとめ

ラッピングの基本は以上です。この2つの方法を覚えておくと様々な贈りものに活用できるはずです。また、リボンやシール、カードなどの演出物を使えばより華やかなラッピングになります。リボンのかけ方にも様々なバリエーションがあるので是非いろいろと試してみてください。

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