表札の基本デザインのプランが決まったら次は素材を何にするのかを選びましょう。なるべく費用をかけずに仕上げたいという場合は、手元にある材料などを使ってみても良いかもしれません。
DIYで手づくりされた表札には様々な素材が使用されています。主にどのようなものが使われているのか挙げてみましょう。
■素材
①木材
まずはDIYではもっとも一般的な素材といえるのが木材です。入手が容易なうえ種類も豊富。また加工もしやすいということから多くの方が木材を使用した表札をDIYで手作りされています。雨風や経年劣化に耐えられるよう、表面にニスを塗ったり、防水処理などをしなくてはいけませんが、木目を生かしたナチュラルで温かな味わいは木材ならではです。
●作業に必要な道具
表札板、もしくは好みの木材、カーボンシート、彫刻刀、との粉、墨汁、筆、サンドペーパー、ニス、両面テープなど
②タイル
簡単に手に入るカラフルなタイルを使うことで手軽にポップな表札を作ることが可能です。材料となるカラフルなタイルやガラスタイルなどはホームセンターなどで簡単に購入することが可能です。
模様入りのタイルやカラータイルだけでなく、アルファベットの書かれたタイルも様々なデザインのものが豊富に揃っているので、好みのものを選びましょう。
タイルを選んだらそれを木工用ボンドやセメントなどでベースとなる無地のタイルに貼りつけるだけです。簡単に自分のセンスを駆使したオリジナルのタイル表札が完成します。タイルは耐候性が高いので、屋外に設置した場合でも劣化が少ないので表札に向いています。
●作業に必要な道具
好みのタイル、タイルを貼りつけるベースとなるタイルもしくは木材、タイル用接着剤、目地剤、目地用ゴムベラなど
③ワイヤークラフト
表札は、スペースに収まればなにも平面的なプレートだけでなく、立体的なものでもかまいません。立体的な表札作りにはワイヤークラフトが簡単です。ワイヤークラフトは、ワイヤーをラジオペンチなどで曲げて、思い通りの文字やデザインを作るというもの。加工にはさほど力もいりません。思い通りのモチーフを作れるようになるにはそれなりの経験が必要ですが、シンプルなアルファベットの組み合わせなら比較的加工は難しくありません。
しかし、複雑な漢字は作るのは困難です。画数の少ない漢字であれば十分作製可能ですがアルファベットほど容易ではないでしょう。
苗字だけでなく立体的なモチーフを使い、周りに装飾を施して楽しむといったことも可能です。
●作業に必要な道具
好みのワイヤー、ベースとなる木材、紙、ペン、ペンチ、ニッパー、接着剤、又釘など
④アクリル板
モダンな印象の表札が欲しいのであれば、透明なアクリル板などを使ってみるのもひとつの手です。透明のアクリル板にカッティングシートなどを切り抜いた文字を貼りつけるだけで簡単に表札を作ることが可能です。
透明のアクリル板を使う場合はアクリル板1枚で完成とするのですはくベースプレートを使い、スペーサーなどを使って立体的に浮かせるように配置するとよりモダンなイメージが演出できます。
またベースとなるプレートは、木材や色つきのアクリル板、金属板など組み合わせる素材によって大きく印象を変えることも可能です。
●作業に必要な道具
好みのアクリル板、カッティングシート、デザインナイフ、カッティングマット、スティックのり、マスキングテープ、ベース用の木材、スペーサーネジなど
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