植物を保護する 天候、害虫などのリスク対策をご紹介

植物の栽培には時間がかかります。種まきや苗の植えつけをしてから十分に成長するまでに数ヶ月かかるのがほとんど。その期間、天候や気温が安定していれば良いですが厳しい暑さや寒さ、日照りなどが続けば植物は大きなダメージをうけてしまいます。また、害虫などにやられてしまうこともあるでしょう。大切に育て、あと少しで収穫や開花というタイミングで枯らしてしまったら、それまでの苦労も水の泡です。そうならないように大切な植物を、適切な対処を行いしっかりと守ってあげましょう。

 

栽培中の植物にはどんな危険がある?

家庭菜園やガーデニングで育てている植物には、どのようなリスクがあるでしょうか。まずは天候不順です。植物の成長には日光や水が欠かせませんが、日照りや長雨などが続けば、成長を阻害し、また病気の発生などの原因にもなるでしょう。さらに極端な暑さや寒さにも植物は敏感です。乾燥や霜などにも十分に備える必要があります。ほかにも台風などの強風や、害虫、猫などの動物も植物にとっては大きなリスク。それぞれ適切な対処を行うことが大切です。

 

リスク別の対策方法

●暑さ対策
最近では夏に35℃を超えるというのも当たり前ですが、暑さに強い植物での極端な高温は生育に大きな影響を与えます。暑さから守るには、寒冷紗などでトンネルを作ったり、遮光ネットなどを使って植物を日差しからさえぎるといいでしょう。また、プランターなどは日中日陰に移動させるようにします。水やりも日中は行わず、早朝か夕方に与え、日中は打ち水をして、地表の温度を下げてあげるといいでしょう。茂りすぎた葉を取り除き、風通しを確保することも大切です。

●寒さ対策
気温が下がってくる秋には、寒さへの対策が必要となります。急激な気温の低下で霜がおりると植物が傷んでしまいます。ホットキャップなどをかぶせて苗を守ったり、マルチを敷くことで土壌の地温低下を防ぎます。また寒冷紗などでトンネルを作るのも寒さ対策になります。プランターなどの場合は夜間室内に移動するのがオススメです。水やりも夕方に行うと水分が土中で凍る危険性があるので、日中の暖かい時間に水を与えるようにしましょう。

●強風対策
台風の季節には強風にも注意が必要です。せっかく育てた植物が倒され台無しになってしまうこともあります。しっかりと支柱を立てて、それぞれをひもなどで結び倒れるのを防ぎましょう。また暴風ネットなどで周りを覆ってしまうのも効果的です。

●害虫対策
大切に育てて、せっかく苗が大きくなったのに、害虫に葉っぱを食べられ病気になってしまってはがっかりです。植物の種類によって害虫への対処法に違いがありますが、基本は発生初期に早めに駆除すること。定期的に葉の表、裏、茎や根元を観察しください。毎日チェックしていれば異常にも気づきやすくなります。もし、虫がついていたり、異常を発見したら園芸用の殺虫殺菌剤などで対処をしましょう。またあらかじめ防虫ネットで覆ってしまうのも効果的です。

●動物対策
ノラ猫などにフンや尿をされてしまうと、植物が枯れてしまったり作物などは衛生的に食べられなくなってしまいます。猫が来ないようにするためには、環境を変えてあげましょう。薬品を使用するのが嫌ならば猫が嫌いなローズマリーやペパーミントなどを植えるのも良いとされています。ただしミントは生育が盛んなので管理に注意が必要です。また、木酢液や市販の忌避剤をまいたり、プラスチック製でトゲのついたシートで周りを囲んでしまうのも効果的でオススメです。

 

まとめ

天候、気温、害虫、外的要因など植物の成長には様々なリスクがともないます。でも植物は自分自身でそのリスクを避けられません。だからこそ育てている人間が手間をかけてその都度適切な対策を行うべきなのです。手をかければ植物はその期待にしっかりと応えてくれるもの。手間を惜しまずしっかり対策を行ってあげましょう。

 

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