ジャガイモの栽培方法

手軽なプランターでの野菜栽培、トマトやキュウリ、葉ものなどが成功したら、次はジャガイモを育ててみませんか。実はジャガイモはプランターで育てやすい野菜のひとつで、より手軽な袋栽培で楽しんでいる人も多くいます。土と袋がセットになった商品を利用すれば、ほかにはほとんど用意する必要がありません。スーパーなどで見かけない珍しい品種を育てて収穫するのも楽しいでしょう。

ジャガイモ袋栽培セットとは

バーク堆肥やココナッツファイバーなどを主体にしたフカフカの土に元肥を配合し、ジャガイモ栽培に適した培養土を、自立する袋に入れた袋栽培専用のセット。

商品によっては、種イモ、追肥、増し土などが付属しているものもあります。土の入っている袋で育てるのでプランターは不要。省スペースで簡単にジャガイモ栽培ができます。

ジャガイモ袋栽培のポイント

●ジャガイモの栽培時期

温暖な地域では、3月に植えて6~7月に収穫する春作、9月に植えて11~12月に収穫する秋作と、年2回の栽培が可能です。

●種いも

スーパーなどで食用として出回っているジャガイモは、「ウイルス病」にかかっている危険があります。検査に合格した専用の種イモを使いましょう。

●土寄せ

新しくできたイモが地上に露出したまま育てると、日にあたった部分が緑色に変色してソラニンという有毒物質を生成します。
イモを日にあてないように、そのつど土寄せするのはジャガイモ栽培ならではのコツです。

ジャガイモの栽培方法

●種イモの準備

種イモは1個30~40gのサイズが適当です。複数の袋で栽培する場合は、大きめのジャガイモをカットして植えつけることができます。

●袋の準備

培養土の入った袋を開け、底の方にある印の部分にとがったもので水抜き穴をあけます。土寄せ用に3~4Lほどの土を取り分けて保管しておきます。

●植えつけ

培養土に種イモの厚さの3倍ていどの深さで穴を掘り、イモを1個入れて培養土をかぶせます。カットした場合は腐敗防止に切り口に草木灰をつけ、切り口を下にして植えます。穴から出るまでたっぷりと水を与えます。

●芽かき

植えつけから約30日後、芽が10cmほどの草丈に育ったころに、生育のよい1~2本を残してあとの芽を引き抜きます。イモを引き抜かないように、土を上から押さえながら抜くようにします。

●追肥・土寄せ(1回目)

芽かきがすんだら、株元に化成肥料を10gほどまいて土にまぜます。保管しておいた土を10cmほどの厚さになるように足しておきます。

●追肥・土寄せ(2回目)

苗に蕾がついたころが、2回めの追肥と土寄せのタイミングです。
化成肥料を10gほど与え、今度は多めに土を足して高畝にしておきます。

●収穫

植えつけから3~4か月後、花が咲き終わって葉が黄色くなりはじめたころが収穫適期です。

晴れが2~3日続いて土が乾いているタイミングで行うと、腐敗しにくく保存性のよいイモを収穫できます。
ジャガイモは半日ほど日光にあてて、表面を乾燥させてから暗所で保管しましょう。

まとめ

ジャガイモは続けて同じ土で栽培すると収穫量が減る、連作障害の出やすい野菜です。ここで紹介した袋栽培セットは、新しい培養土を使うため、連作障害の心配がありません。また、収穫適期より早めに新ジャガを収穫する、自家栽培ならではの楽しみも味わえます。次に栽培する野菜に迷ったら、ぜひジャガイモも試してみてください。

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