人工芝のおすすめ品種と手入れの仕方

目次
■1章:天然芝にはない人工芝のメリットとは
■2章:人工芝の用途とは
■3章:人工芝を敷くのに向いている場所
■4章:人工芝の施工に必要な道具
■5章:人工芝の敷き方
■6章:お手入れの方法
■まとめ

1章:天然芝にはない人工芝のメリットとは

手入れも簡単、一年中青々とした庭が楽しめる

 青い空に柔らかな日差し。目の前の庭には華やかなお花と青々とした芝生が広がり、その庭を裸足で駆け回る元気いっぱいのペットと子供たち…。ガーデニング好きであれば、一度はそんなシーン憧れますよね。
 次のリフォームの機会に、うちの庭にもそんな天然の芝生を施工してみようかな? などと、考えたことはないでしょうか。でも、天然の芝が敷き詰められた、そんな理想のお庭を手に入れるのは決して簡単ではありません。
 まず、そのお庭に適した天然の芝を選ばなくてはいけません。何が適しているのかは知識が必要ですね。さらにそれを植えるだけでも大ごとです。また、植えた後には日々の水やりなども必要ですし、雑草や病害虫への注意も欠かせません。もちろん芝刈りなども定期的に行わなくてはいけないでしょう。
 お庭のスペースが広ければ、それらの手入れにかかる手間や時間も相当な負担になるはずです。かといって手入れをサボればあっという間に草むらのようになってしまいます。さらにせっかく植えても万が一枯らしてしまったら…。今までの苦労だって一瞬で水の泡…。
 憧れがあっても、やはり実行に移すとなると、簡単ではありません。いろいろなハードルを想像して、結局あきらめてしまう、という方も少なくないのではないでしょうか。
 でも、そんな方にこそオススメしたいのが人工芝です。人工芝は、下地の布にパイル繊維を張り付けてシート状にしたもの。天然芝と違ってお庭にも簡単に施工できます。
 でも、その分天然の芝に比べると、やっぱり不自然なのでは? というイメージがあるかもしれません。しかし、最近の人工芝はとってもリアルです。品質の高いものなら一目見ただけでは、誰もが天然芝かと間違えるほど。その手触りや質感にも気になる不自然さはありません。
 それに人工ですから、天然の芝と違って水やりや芝刈りの面倒もありません。どんな季節でも、一年中青々としたお庭が楽しめます。これは人工芝ならではの大きな魅力でしょう。これだったら今すぐお庭に施工してみても良いのではないでしょうか。
 そんな人工芝について、そのメリットやデメリット、そして庭への敷き方や手入れの方法などをご紹介します。


2章:人工芝の用途とは

用途や目的に合わせて人工芝を選ぼう

 スタジアムやゴルフの練習場、店舗の休憩スペースや個人のお庭など、今でこそ当たり前に目にすることも多い人工芝ですが、いったいいつごろ誕生したのでしょうか。その答えは今から50年ほど前の1965年。アメリカのスタジアムで誕生したと言われています。
 このころに世界で初めて屋根付きの野球場「アストロドーム」が誕生しました。そこで使われるようになったのがきっかけだったそうです。
 テキサス州ヒューストンにあるこの球場は、世界初の屋根付き球場。これは、降水量も多く高温多湿であるこの地域の気候や、夏場の蚊の大量発生に対処するために、屋根がつけられることになったのだそうです。
 しかし、そこに植えられていたのは当初は天然芝でした。人工ではなく天然の芝ですから、日光が必要。そのため屋根には自然光を取り入れられるように4000枚以上の透光性パネルが使用されていたそうです。
 しかし、この屋根の透光性パネルがやっかいものでした。デーゲームの際に守備をする選手の視線を強い日差しがさえぎるという問題が起こったのです。そこでその対処として、やがて屋根が透光性のないアクリル製に変えられることになったのです。
 すると、球場内に日差しが当たらなくなります。天然の植物である芝は当然枯れてしまいます。そこで、日差しが当たらなくても問題のない芝が必要だ、となり、天然の芝を模した人工芝が世界で初めて開発されることになったというわけなのです。
 そしてその人工芝がアストロドームに採用され、世界初の人工芝「アストロターフ」と名づけられました。これ以降、世界各地のスタジアムなどでこのアストロターフこと人工芝が採用されるようになったのです。
 人工芝も、開発当初のものにはいろいろと問題もあったようです。例えば野球の試合で、選手がスライディングなどをすると、摩擦によって擦過症(ヤケド)を負ってしまったり、天然の芝に比べるとクッション性が低いため足腰への負担が大きくなってしまったりしたそうです。
 しかし、そういった課題が徐々に解消され、今では高い機能を持つ人工芝が開発され、用途や機能に合わせ様々なシーンに利用されるようになったのです。

●人工芝と天然芝の違いとは
 一番の違いは天然か人工かですが、それぞれの特長をあらためて整理してみましょう。
 まず天然芝は、季節によってその姿が変わり、美観的に優れているのが大きな特長です。また、芝は植物ですから常に水分を蒸散しています。そのため打ち水と同じように周辺温度を下げてくれるので、夏場でもひんやりと涼しく過ごしやすくしてくれます。また、その心地の良い感触は天然ならではのものです。さらに手入れを欠かさなければ何十年と維持することもできるでしょう。
 しかし、天然の植物だからこそ、日々の手入れが欠かせません。水やりや肥料やり、芝刈りにもコストや手間がかかります。さらに 成長は日当たりに左右されてしまうので日差しの当たらない場所では育ちません。
 対して人工芝ですが、まず季節を問わず一年を通して青々とした姿を保ってくれます。それに日当たりなども気にする必要がなく、防害虫も気にしなくて良い上、泥汚れやぬかるみなどに悩まされることもありません。
 さらに、お手入れの手間も少なく維持費用もあまりかからないというのが大きなメリットでしょう。
 しかし、水分の蒸散作用はありませんから、天然芝に比べると夏場は照り返しが強く、暑く感じてしまいます。さらにプラスチックなので 花火やバーベキューなど火気の使用に注意が必要で、消耗品のため定期的な交換も必要です。それでも手軽に導入できるという意味ではデメリットを上回る魅力があります。
 ざっくりとこのような違いがあるのです。導入のハードルの低さではやはり人工芝のほうが優れていると言えるでしょう。そして、そんな人工芝ですが、現在使用されているものは大きく2つに分けることができます。それが家庭用の人工芝と競技用の人工芝です。
 それぞれの違いを大まかに説明すると、家庭用に使われる人工芝は、主に芝(パイル)の長さが30mmから40mmほどのショートパイルと呼ばれる短いものが多いです。対して競技用の人工芝は50mm以上の芝の長さを持つロングパイルが主に使用されています。
 現在多くのスタジアムや競技場で使われているこのロングパイル人工芝。透水性に優れクッション性も高いため競技場に向いており、2002年には東京ドームにも採用されました。またスタジアムや競技場だけでなく、公園や学校などでも使用されています。
 さらに、最近では一般の家庭用としても、そのロングパイルならではのメリットが理解されるようになり、急速に普及も進んでいるようです。
 ただし、どのような場所にも向いているわけではありません。またロングパイルにも種類があり、パイルの形状や、その材質などによっても特長は変わってきます。では次に材質別の人工芝の特長を見ていきましょう。

●ポリプロピレン製
加工しやすいプラスチック材料として古くから人工芝に使用されていたのがポリプロピレンです。適度な耐久性がありつつ、価格もお手ごろなため、今もたくさんの場所で使われています。吸水性がなく、耐摩耗性にも優れているので、屋外施設にも使いやすい素材です。しかし、色あせしやすくポリエチレン製などと比べると耐久性も少し劣ります。

●ポリエチレン製
ポリプロピレンに比べて優れた耐摩耗性を持つのがポリエチレンです。人工芝への加工が可能になったのは近年で、非常に滑らかな上、柔軟性にも富んでいます。まるで本物の芝のような色合いや手触りを再現したものもあり、それらはリアルターフなどと呼ばれています。ポリプロピレンと比べるとコストは高めですが、耐摩耗性に優れているので長期的に見るとおトクと言えるかもしれません。

●ナイロン製
こちらもポリプロピレン同様人工芝の原料としては長い歴史があります。その特長は手触りが柔らかく、質感が天然芝に似ていること。屋内で使用する限りは耐久性にも優れていますが、ポリプロピレンやポリエチレンよりも比較的高価です。また素材自体が吸水性を持っているため、屋外利用では劣化しやすいという欠点があります。さらに紫外線によっても劣化が進みます。

 人工芝の素材としては主にこの3つが一般的です。ほかにはポリエチレンとナイロンの混織や、ナイロンとポリプロピレンの混織という材質もあるようです。
 人工芝はこのような材質の違い以外にもパイルの断面形状や長さ、密度などによってもその耐久性や手触りが変わってきます。どこに敷きたいのか、その利用目的や予算などを考慮したうえで選ぶようにしましょう。


3章:人工芝を敷くのに向いている場所

人工芝には天然芝にはない優れた機能がある

 先に紹介したように人工芝はパイルの長さや素材によっても特長が違いますし、形でいえばロールタイプの人工芝から置いて並べるだけのジョイント人工芝など、様々なタイプがあります。
 また、パイル(芝の葉)は長さだけでなく、色味にも様々な種類が用意されています。加えて、リアルさはなくとも手入れの簡単なものから、見た目だけでなく質感などまでリアルなものまで、その種類はとにかく多彩。ではどのタイプの人工芝が、どんな場所に向いているのでしょう。代表的な人工芝のタイプを例に、おすすめの使い方を紹介します。

●ポリエチレン製リアルターフタイプ
とにかく本物の芝生のようなリアルな人工芝が欲しいというなら、ポリエチレン製ロングパイルを使用したタイプがオススメです。水抜き穴があるものなら屋外使用も可能です。コストはかかってしまいますが、見た目だけでなく手触りや質感も高いので、マンションのベランダやバルコニーなどにもぴったりです。またゴルフが好きな方にはお庭にパターの練習場として敷くのもオススメです。

●ポリプロピレン製ショートパイル
リアルさで劣っても、手軽に敷くことのできるお手ごろの人工芝が欲しいという場合にはこちらがオススメです。天然芝のようなリアルさはありませんが、カットなども簡単でDIY用途に向いています。子供部屋などに敷いたり、小さくカットしてインテリアなどに使うのもオススメです。

●ポリプロピレン製ロングパイル
同じポリプロピレンでも、ロングパイルで、パイルの形がクリンプ(縮れた形状)タイプなら手触りに優れ、見た目の質感もリアルです。それでいてポリエチレンほどコストもかかりません。オフィスの床などに使用するのも良いでしょう。また、発色の良いカラータイプなら店舗のディスプレイにも向いています。

 タイプによって大まかにこのような使い方がオススメですが、これ以外にも自由な発想で様々な場所に使っても問題ありません。人工芝には、ほかにも天然芝にはない特別な機能を持ったものもあります。その機能性に注目して、使う場所を選ぶというのも良いでしょう。機能付きの人工芝とは以下のようなものです。

●防炎機能付き人工芝
万が一火がついてしまっても燃えにくい性質を持つのがこの防炎機能付き人工芝です。初期消火や避難する時間を稼ぐことができるので、マンションやオフィス、商業施設など、室内での利用に向いています。

●抗菌機能付き人工芝
菌の繫殖を抑制する抗菌機能を持った人工芝もあります。この機能によって臭いの発生やぬめりなどを防止する効果も期待できるので、小さなお子さんがいたり、ペットなどを飼われている家庭の室内などでも安心して使用可能です。

●UV機能付き人工芝
紫外線(UV)に強く日焼けによる劣化や変色を防ぐ効果を持つのがUV機能付き人工芝です。紫外線にさらされる屋外に敷くのに適しています。色あせしにくく鮮やかな色合いを維持でき雨などにも強いのも特長です。

●静電気防止機能付き人工芝
通常のものよりも、摩擦などで静電気が発生しにくいのがこの人工芝です。帯電防止材が織り込まれていたり、除電チップなどを差し込むことで静電気の発生や帯電を抑えます。例えば激しい摩擦を受けるスポーツ施設などに向いています。

●排水機能付き人工芝
人工芝を水はけの悪い場所やベランダなどに敷く際に重要なのが、この排水機能です。このタイプは人工芝の基布に水抜き穴が開いていて、排水を可能としています。透水仕様の人工芝であれば、表面に水がたまらずいつも快適な状態を保てます。シートタイプでなくプラスチック樹脂のジョイントタイプも排水性に優れています。

 人工芝を選ぶ際には、施工にかかる費用や見た目などだけでなく、施工するその場所に合わせ、こういった機能にも注目してみてください。

4章:人工芝の施工に必要な道具

DIYで人工芝を施工する場合に、作業に必要な道具とは

 好みの人工芝を選ぶことができたら、次はDIYで人工芝を敷いてみてはいかがでしょう。ある程度の道具を揃える必要がありますが、ハサミやメジャーなどはご家庭にあるものがそのまま使えます。また、作業自体も手順を守ればそれほど難しくありません。大切なのは適切なサイズにカットすることと、しっかり固定することです。

 

●人工芝を敷くために必要な物

 

・好みの人工芝

・防草シート(屋外に敷く場合)

・大きめのハサミ 

・カッター

・メジャー

・定規

・粘着テープ、マスキングテープ、養生テープ

・マジックペン、チョーク

・固定ピン

・かなづち

・両面テープ

・接着剤

 

 ハサミは人工芝をカットするのに必要です。できれば大きめのものを用意しましょう。また、カッターも人工芝をカットする際に必須です。使用するにつれ切れ味が落ちるので替え刃も準備しておきます。人工芝のサイズを測るのにはメジャーや定規も欠かせません。

 定規は長めのもののほうが使いやすいでしょう。しっかりと採寸することで美しく施工することができます。

 また人工芝を継ぎ合わせるのには粘着テープも必要ですし、仮止めや、保護用にマスキングテープや養生テープも揃えておきたいところです。

 カットするサイズの目印をつけるためにマジックやチョークも揃えておきます。人工芝の裏面にマーキングするので黒よりも色付きのものが良いでしょう。

 他には庭などに施工する際、人工芝を土や砕石に固定する固定ピンや、それを打ち込むためのかなづちが必要になりますし、コンクリートの庭であれば人工芝専用の両面テープや接着剤を用意しましょう。

5章:人工芝の敷き方

施工場所別の人工芝の敷き方

 人工芝を敷く場所がお庭などの場合は、土の上に敷く場合とコンクリート部分に敷く場合の2通りがあります。それぞれに敷き方が変ってきます。また屋内に敷くということもあるでしょう。それぞれのパターンでの基本的な人工芝の施工方法をご紹介します。

 

●土の上に敷く場合

1.最初に人工芝を敷く場所の除草、整地をしてください。雑草の根はなるべく取り除いておきましょう。

2.次に防草シートを設置します。防草シートを広げて、周囲を固定ピンで1m間隔に固定していきます。

3.広げた防草シートの上に、人工芝をパイルが下になるよう広げ、設置場所のサイズに合わせて、ペンやチョークで印をつけます。

4.ハサミやカッターで人工芝を裁断します。

5.固定ピンで人工芝を固定します。重なる部分は2枚の人工芝をまたぐように、列と平行にピンを打ち込みます。間隔は50cmほどです。

6.固定できたら、打ち込んだピンが目立たないようパイルを出し、芝を立たせましょう。

7.最後にデッキブラシなどで、芝目を立たせるようにブラッシングして完成です。

 

●コンクリートの上に施工する場合

1.まずコンクリートの上の土や砂、ホコリなどをキレイに掃除します。

2. カットの準備として一旦パイルが下になるよう人工芝を広げます。

3.設置場所のサイズに合わせて、人工芝にペンやチョークで印をつけます。

4.ハサミやカッターで人工芝を正確に裁断します。

5.両面テープや接着剤で人工芝を貼ります。2枚の人工芝が繋がる部分は、重ならないように一旦仮置きします。

6.人工芝が接合する部分は両面テープで貼り合わせます。両面テープの中央が接合部分になるように、施工するコンクリート面に印をつけ、両面テープは先にコンクリート面に正確に貼ります。

7.両面テープの剥離紙を剥がし、そこに片側ずつ人工芝を貼ります。

8.接着後は、接合面をしっかり圧着させてください。

9.最後にデッキブラシなどで、芝目を立たせるようにブラッシングして完成です。

 

●屋内に人工芝を敷く方法

1.まずは、人工芝を敷くベランダや部屋の床を掃除します。汚れが残っていると完全に接着できず仕上がりが悪くなります。

2.人工芝を仮置きします。壁などの凹凸に合わせて印をつけます。

3.人工芝をハサミやカッターなどで正確にカットします。

4.人工芝用両面テープを1m間隔に貼っていきます。壁ぎわから順に貼っていけば完成です。

 

 室内に人工芝を使用する場合は、全面に敷くだけでなく、カットしてラグマットのように使用するのもオススメです。好きなサイズにカットして置くだけで、お部屋の雰囲気ががらりと変ります。

 他にも、シートタイプの人工芝ではなくタイルカーペットのように正方形の人工芝を繋げて敷き詰めるジョイント式なら、屋外でも屋内でも好きな場所に置くだけで簡単に敷くことができます。水はけもよく、ジョイント式なので、傷んだり汚れたりした部分だけを簡単に交換できるというのもメリットです。ただし、手軽に使える分タイル状の繋ぎ目ができてしまうため、見た目にはシートタイプに劣ります。

6章:お手入れの方法

成長しないからこそ、日ごろのお手入れが大切

 人工芝は、天然の芝と違って水やりや芝刈りなど定期的な手入れは不要です。一年中枯れることもありません。しかし、天然芝のように成長はしないので、長く使っていくと徐々に劣化してパイルなども倒れてしまいます。そのため日頃のメンテナンスが大切です。

 人工芝をより長く、キレイに保っておくためには、どのようなことが必要でしょうか。簡単なメンテナンス方法などをご紹介します。

 お庭の動線など頻繁に踏む場所は徐々に芝が倒れてきます。そんな場合は、ときどきデッキブラシなどでブラッシングをしてパイルを立たせましょう。また、土や砂などは放置しておくとクッション性を損ね、水はけ用の穴を目詰まりさせてしまいます。ブラッシングに加えて、掃除機でこまめにゴミを吸い取ってください。また、ジュースなどをこぼしたときは、変色を防ぐためにも早めに水で洗い流しましょう。

 屋内に使用しているものは通常のカーペットと同様に掃除機をかけてゴミを取り除きます。パイルが倒れてきた場合にはブラッシングをして立たせましょう。

 

●人工芝の耐久性 

 

 一般的に7~10年が人工芝の寿命と言われています。しかし、最近のものはその品質も向上し、材質も進化しているため、10年以上もつ人工芝もあります。ポリエチレン製や、立体的なパイルを使用した価格的にも高めのものほど、値段が安いものより長持ちする傾向が強いようです。

目安として、以下のようなことを感じるようになったら交換しましょう。

 

・変色してきた

・芝が擦り切れてきた

・パイルが倒れたまま戻らない

・下地が浮いてきた

・下地のシートの継ぎ目に隙間ができた

 

 パイルが倒れている状態でも人工芝は使い続けることができますが、見た目にも美しくありませんし、手触りも悪化していきます。このような状態になったら交換時期です。張り替えを検討しましょう。

まとめ

 人工芝は、天然芝よりも手軽に施工でき、お近くのホームセンターなどでも購入可能です。その量によっては運搬が大変かもしれませんがお店によっては送料などをサービスしてもらえる場合もあります。施工前には整地や日頃の簡単なお手入れは必要ですが、基本的にはメンテナンスも不要。長い期間青々とした芝を楽しむことができます。また、庭やベランダ、室内など様々な場所に使用できますし、リアルターフならその感触も非常に心地良いもの。機会があればご自宅の様々な場所に是非施工して、心地良い空間作りに役立ててみてはいかがでしょう。

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