タマネギの育て方

季節を問わず手に入り、独特の辛みや甘みがおいしいタマネギ。
カルシウムやリン、鉄などのミネラルやビタミンB1、B2など栄養価も豊富でサラダや煮物、炒め物など和洋中、様々な料理に重宝します。
そんなタマネギは、育てやすく日本中で栽培されており、またプランターなどでも育てることが可能なので家庭菜園向けの野菜としても人気があります。そんな手軽にはじめられるタマネギの栽培のポイントを紹介します。

 

タマネギとは

タマネギはユリ科の野菜で、中央アジアが原産とされています。私たちが食べているのは根ではなく葉の根元の鱗茎といわれる部分です。食用のタマネギの種類は大きく分けると、辛たまねぎと甘たまねぎがあり、品種がとても豊富で一年中楽しむことができます。比較的育てやすく露地栽培はもちろんプランターなどでも手軽に栽培することが可能です。苗で育てる場合は、植付け時期は10月末から12月頭ごろ。収穫は春というのが一般的です。タマネギには早生種・中生種・晩生種があり、早生種なら秋に植えると年内に収穫を楽しむことも可能です。栽培を始める場合は時期にあった種や苗を選びましょう。

 

タマネギの育て方

プランターでタマネギを育てる場合、あまり大きく育つ品種は避けたほうが良いでしょう。タマネギの根は比較的浅く張るため、深さ18.5cm奥行22cm長さ65cm程度の標準サイズのプランターで、十分育てることが可能です。使用する土は専用のタマネギ栽培用の土のほか、市販の野菜用培養土でも問題ありません。プランター栽培では雑草はあまり生えませんが、大きく育てるためにはこまめな雑草対策が必要です。またタマネギは乾燥にも弱い植物です。土の状態をチェックして水切れに注意してください。また耐寒性の低い品種の場合は、寒冷紗などでプランターに覆いをして霜や防寒対策なども行いましょう。

●プランターの準備

深さ20cm程度の標準サイズのプランターの底に敷石を詰め、フチから2cm程度の深さほどまで培養土を入れます。野菜用の肥料を入れて混ぜておきます。

●苗の植え付け

土の表面をならし、指で深さ2~3cm程度の穴を開けます。

10~12cmぐらいの間隔をあけ苗を植えます。
苗のまわりの土を寄せ、手で押さえしっかりと固定して最後にたっぷりと水やりをします。

●追肥

2週間に1回のペースで、粒状肥料などを追肥します。追肥は、収穫前の3月上旬まで行いますが、それ以降に肥料を与えるとタマネギが腐りやすくなるので注意してください。

●水やり

土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。

●防寒対策

耐寒性の低い品種を栽培する場合は、寒冷紗などでプランターに覆い、霜や防寒対策などを行います。

●収穫

春になり、葉が倒れ始めたら、収穫時期です。7割くらいの葉が倒れたら葉の緑が残っているうちに収穫しましょう。

 

まとめ

タマネギは比較的育てやすい植物です。寒さにはあまり強くありませんが防寒対策を行うことで寒冷地でも栽培することが可能です。家庭菜園に慣れてきた方は、苗ではなく種蒔きからチャレンジしてみてはいかがでしょう。

 

 

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