生垣の剪定方法

植物を密に植えて垣根として利用する生け垣は、柔らかい雰囲気で建物を目隠ししてくれる緑のフェンスです。新葉を出したり、花を咲かせたり、季節ごとの変化は、道行く人々にも潤いを与えます。せっかくの生け垣ですから、定期的に手入れをして美しい形を保ちましょう。プロ並みとはいかないまでも、見え方のポイントをおさえて刈り込めば、ご自分でも見栄えよく仕上げられます。ぜひ一度、挑戦してみてください。

 

生け垣を剪定する適期は?

生け垣の剪定は、同じ大きさ、同じ形に保つために行います。葉が密にそろった理想的な状態を維持するために、できれば年2回の剪定を行いましょう。通常は、春の新芽が伸び終わった6月ごろと、秋の新芽が伸び終わった10月ごろが、剪定の適期といわれています。成長が一段落した時期に刈り込むことで、きれいな形を長い間保つことができます。花を咲かせる生け垣は、花後の剪定がおすすめです。新しい花芽をつくる前に切っておけば、翌年もたくさんの花を楽しめます。

 

生け垣の剪定の基本

●刈り込み量

一般的な長方形の生け垣であれば、びしっと角を決めて、厚みをおさえた形が、すっきりとして美しく見える基本形です。元の形ができていのであれば、前回切った位置まで刈り込む、つまり伸びたぶんだけ短くするようにしましょう。刈り込む量が浅いと、年々生け垣が厚くなってしまいます。

●刈り込み方

最初に側面の端を基準にする長さに刈り、横に移動しながら長さをあわせて刈っていきます。2mほど刈り進んだら、面がそろっているかを確認し、出っ張った部分があれば整えておきます。側面を刈り終えたら、同じ要領で天面を刈ってください。

 

●刈り込みに使う道具

・刈り込みバサミ
生け垣や仕立てもののように、広い面積の枝先を刈るためのハサミです。柄をリズミカルに動かして、細い枝先を手早く刈り込む作業に向いており、太い枝は無理に切らないようにします。生け垣の側面を刈るときは、上から下の順に刈るほうが、面をそろえやすいです。

 

・ヘッジトリマー(電動バリカン)
大きな生け垣を効率よく刈り込みたいときにとても便利です。生け垣の側面の刈り込みは、上下に振るように動かしながら使います。コード式のものは、誤ってコードを切らないように、取り回しに注意してください。

 

まとめ

年2回の刈り込みというと、負担に感じるかもしれませんが、形が崩れないうちに作業できるので、難しい技術を使う必要がない点でもおすすめです。もし、手におえない状態でしたら、迷わずプロに依頼しましょう。一度、形を整えてもらってから、あらためて挑戦するようにしてください。

 

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