観葉植物の育て方。おすすめ植物をご紹介

暮らしの中で身近に緑に接することができる観葉植物には、自然の緑に癒やされたり、育てたりするたのしみがあります。キッチンやリビング、またバスルームなどにも、お気に入りの植物を見つけて置いてみましょう。初めての場合は枯らさないようにうまく管理できるか心配ですが、難しくはありません。選び方のポイント、日当たりや水やりなど、植物を育てるための基本を紹介します。

 

観葉植物ってなに?

植物の葉の形・大きさ・色・模様などを見て楽しむ室内向きの栽培植物のことを、現在では総称して『観葉植物』と呼んでいます。部屋で育てるという前提があるため、一般的にはあまり日差しを必要としないつい耐陰性の強い種類が多い傾向があります(観葉植物として販売されているもののなかには、日当たりのよい場所を好む種類もあります)。それでいて葉の色や形、樹形に特徴があるものとして、熱帯や亜熱帯に自生している常緑の植物が多くを占めていますが、最近は品種改良が進んだおかげで、さまざまな種類の植物が室内用として流通するようになっています。

 

観葉植物を育てる際の注意

観葉植物のなかでも、種類によって日当たりや温度、土の乾燥具合など、好む環境には幅があります。初心者は、できるだけ置きたい部屋の環境に適応しやすい種類を選ぶことが、失敗しないコツです。最初は育てやすい種類の植物を、愛情を込めて育て、少しずつ種類を増やしてはいかがでしょうか。

●置き場所
多くの観葉植物は明るい日陰を好み、日陰から半日陰で生育します。直射日光が当たらない、南側の窓に近い場所などに置いて育てましょう。窓辺に置く場合は、レースのカーテンを引いて光を和らげてください。夏の日中など、室温が30度を超えるようであれば、別の部屋に移動するほうが安心です。

●水やり
春から秋までは、土の表面が乾いたら鉢の底穴から水が出るまでたっぷりとあげます。鉢皿に溜まった水は、必ず捨てましょう。また、ひんぱんに霧吹きをすることで、乾燥を好むダニ類を予防することができます。

●肥料
生育期の春から秋にかけては、植物は栄養を必要とします。観葉植物用などの化成肥料を、適量ずつ与えるようにします。緩効性の固形肥料や速効性のある液体肥料を、それぞれ使用方法に書かれたペースで与えてください。

●冬越し
熱帯や亜熱帯が原産の観葉植物は、寒さを苦手とする種類がほとんどです。植物ごとの耐寒温度を調べ、冬はそれを下回らない環境で管理しましょう。休眠期に入っているため、水は土が乾いてから2~3日後にたっぷりとあげる程度にし、肥料は春まで与える必要はありません。

 

初心者におすすめの観葉植物


●トラノオ(サンスベリア・ローレンティー)
成長しても横に広がらないので、大きい鉢を床置きしても場所を取りません。乾燥や暑さに強く、丈夫で育てやすい種類です。
乾燥◎、耐陰性×、耐寒性×


●モンステラ・デリシオーサ
切れ込みの入った特徴的な葉が、南国の雰囲気を演出する人気種です。寒さや暗さにも強く、室内のどんな場所に置いても元気に育つおすすめの強健種です。
乾燥△、耐陰性◎、耐寒性◯


●ポニーテール(トックリラン・ノリナ)
葉姿からポニーテール、幹の形からトックリランと呼ばれています。幹のふくらみに水を蓄えているため、乾燥に強く、室内で育てやすい観葉植物です。
乾燥◎、耐陰性×、耐寒性△


●アグラオネマ
光沢のある葉に迷彩柄のような特徴的な班が入っていて、とてもインテリア性が高い観葉植物です。色や班の入り方が違う種類が多数存在します。東南アジア原産の種で、明るい日陰と高温多湿を好みます。
乾燥×、耐陰性△、耐寒性×


●ウチワサボテン
うちわのように平べったい形が特徴で、うさぎの耳が立ったように新しい茎を伸ばします。繁殖力が強く、育てる手間はかかりませんが、水の与え過ぎで枯らさないように注意が必要です。
乾燥◯、耐陰性△、耐寒性◯

 

まとめ

室内に置く観葉植物には、空間を演出する効果もあります。樹形、葉の形や質感だけでなく、どのスペースに置きたいのか、どんな効果を期待するのかを考えて選ぶとよいでしょう。植物を置く際には、インテリアや暮らしのスタイルと調和するように、鉢選びや飾り方もぜひ楽しんでください。

 

運営サイト ロイモールの便利なサービス

木材のカットにお困りではございませんか?ロイモールでは木材カットを承ります。

ロイモール 木材カットサービス

豊富なカラーバリエーション。その数なんと1320色!安心な室内用・外部用塗料をラインナップ。

ロイモール 塗料調色

買っても持って帰るのが大変な園芸用土。
ロイモールは直送でお届けできます。

ロイモール 園芸用土直送