電球を活用してDIYでおしゃれなインテリア作り

目次
1章:温かな灯りでインテリアをおしゃれに演出
2章:配管パイプでアイアンタイプスタンドライト作り
3章:エジソンランプとは
まとめ

 雰囲気のあるインテリア作りをする上で、気をつけるポイントはたくさんあります。家具やファブリックのセレクトや配置などはその筆頭と言えるでしょう。
 しかし、実はそれ以上にインテリア作りの大きな鍵となるのが照明です。センスを駆使して慎重に選んだかわいいアイテムも、その見え方は照明一つで大きく変わってしまいます。つまり照明は、その使い方一つでその空間のイメージを大きく左右してしまうということなのです。
 だからこそ照明にも気をつける必要があるのです、照明に対して、単に明るさだけを求めるならLEDのシーリングライトで十分でしょう。しかし、それではまぶしすぎる上、何から何まで照らし出してしまうので、おしゃれなインテリア作りには程遠いものになってしまうはずです。
 そこで活用したいのが電球です。シーリングライトのように天井から面で照らすのではなく、点光源で光と影を作り出すのです。電球といっても、最近はLEDタイプが主流なので、その灯りは従来の白熱電球のように暖かく、ムードもあり、落ち着いたインテリア作りにももってこいです。
 また、電球ならではのそのレトロなフォルムも、印象的な空間作りにもとても役立ちます。
 そんな電球を使ったインテリアの演出、また、DIYによるおしゃれなインテリアの作り方などを紹介します。


1章:温かな灯りでインテリアをおしゃれに演出

光と影のバランスを効果的に使う

 照明で部屋全体を均一に明るく照らし出す。そのためにはシーリングライトが一番です。最新のLEDシーリングライトなら、部屋の隅々まで満遍なく、くっきり明るく照らし出してくれるでしょう。食事をするにも、何か作業をするのにもまったく不便はありません。またリモコンなどで灯りをコントロールできる上に効率的で経済的でもあります。実用性という意味ではこれ以上のものはないでしょう。

 しかし、灯りは単に全てを照らせば良いというものではありません。特にお部屋の照明はインテリアとしての側面も持っています。雰囲気ある部屋作りには、明るさだけでなく、光と影のコントラストのバランスが重要なのではないでしょか。また、明るすぎるだけの照明は、お部屋の目立って欲しくない場所まで容赦なく照らし出してしまいます。
 せっかくアイデアやセンスを駆使して、おしゃれに小物や家具などのインテリアを配置しても、無機質な明るい照明で全てを照らしてしまうと、せっかく演出した落ち着いた雰囲気も壊しかねません。
 そこでオススメしたいのが、ペンダントライトやデスクスタンド、スポットライトなど電球を使った照明です。空間を均一に照らし出すのではなく、灯りを立体的に配置することで、光と影を効果的に使った雰囲気のある空間を作り出すのです。
 本格的にお部屋の照明を作り直すのはあまり現実的ではありませんが、手軽に入手できるLED電球を使用したペンダントライトやスタンドライトなら簡単に取り入れることができるでしょう。またライティングレールなどを使うのもオススメです。
 その際、LED電球を温かみのある電球色タイプにするだけで落ち着きのある空間を演出することが可能です。照明は部屋の隅々まで照らすように配置するのではなく、照らしたいポイントを考えましょう。間接照明などを使い、トーンを落としてほのかに見える場所なども計算して、自分なりに照明を配置するようにしましょう。


2章:DIYでオリジナルスタンドライト作り

配管パイプでアイアンタイプスタンドライト

 電球を使用したおしゃれなインテリアランプはたくさんありますが、ほかの人とは違った、自分だけのもっと個性的なものが欲しいという場合は、DIYでオリジナルのランプを作ることに挑戦してみてはいかがでしょう。
 市販の電球ソケットやスイッチなどがあれば、簡単にスタンドライトを作ることが可能です。そこで、ここではLED電球と配管パイプを使用したブラックアイアンスタイルのスタンドライトの作り方をご紹介します。

●必要な道具
・LEDエジソンバルブ
・電球用ソケット・配線
・電源プラグ
・スイッチ
・ランプシェード
・ステンレスニップル
・ステンレスソケット
・ステンレスチーズ
・ブラックアイアンフランジ
・ベース用木材

①ソケットにニップルを繋ぐ
用意しておいたステンレスのロングニップルをステンレスのソケットにねじ込みます。このソケット部分に電球用のソケットがはまります。



②反対側にチーズを繋ぐ
ソケットと繋いだロングニップルの反対の側に、チーズをねじ込みます。こちらの穴から配線を取り出します。

③フランジに繋ぎベースに固定
チーズに、ブラックアイアンタイプのインテリア用フランジをねじ込みます。さらにこのフランジをベースとなる木材に木ネジで固定します。立てたときにバランスが崩れないようにフランジはセンターにしっかり固定してください。

④電球用ソケットを取りつける
ステンレスソケットから先に配線を通してから、電球用のソケットをしっかりと固定します。配線はチーズの穴から取り出します。

⑤スイッチと電源ソケットを繋ぐ
チーズから取り出しておいたコードにまず市販のスイッチを繋ぎます。ドライバーでネジを少し緩ませ、隙間に電線を巻いて締め直してください。スイッチが確実に取りつけられたら同様に電源ソケットも繋ぎます。

⑥ブラックアイアン風にペイント
コードを結束バンドや針金などで固定したら、パイプやソケット部分をブラックアイアン風に塗装します。塗装は刷毛などではなく、スポンジを使ってポンポンとリズミカルに叩くように塗装をのせていくと独得のブラックアイアンの質感を出すことができます。

⑦市販のランプシェードを塗装
そのままでもかまいませんがオリジナルな雰囲気を出すため、ランプシェードも塗装します。マスキングテープで柄を描きその上からペイントします。

⑧完成
購入しておいた電球をはめ込み、塗装が乾いたらシェードを取りつけて完成です。

3章:エジソン電球とは

エジソン電球

LEDエジソンバルブ

フィラメントをあえて魅せるレトロな電球

 インテリア用の電球の中でも、近年人気を集めはじめているのがエジソン電球です。エジソン電球とは、アメリカの発明家であるトーマス・エジソンの名前から名づけられたレトロでかわいい電球のことです。
 この電球はエジソンが発明した当初の古いスタイルを持っており、その温かくほのかな灯りと、繊細なフィラメントが見える独得のスタイルから、インテリアの演出に使用する方が増えています。
 フィラメント電球のため、決して明るくはありませんがレトロな雰囲気満点の柔らかな光はおしゃれで魅力満点。インテリアライト用にはまさにぴったりです。
 ただし、フィラメント電球のため、寿命も短く、扱いにも注意が必要で、明るさもあまり望めません。そういった欠点も含めて楽しむことをオススメします。
 エンジン電球の雰囲気だけを味わいたいなら、LEDを使いフィラメントを模した、LEDエジソンバルブというものもあります。こちらはホームセンターなどでも購入可能です。LEDなので消費電力も小さく、長寿命。それでいてフィラメントのような温かな灯りも再現されています。使用している普通のLED電球を、こういったLEDエジソンバルブに変えるだけでも、お部屋のイメージを変えることができるはずです。


まとめ

 灯りはおしゃれなインテリアの演出には欠かせないものです。スタンドライトやペンダントライトなど、照明そのものをどう選ぶかという点も重要ですが、その明るさや灯りの色、配置の方法にもセンスが試されます。
 電球はそんなおしゃれな照明作りにも大いに役立つはずです。照明システムはなにも大掛かりに変える必要はなく、灯りを電球に変えるだけでも、部屋のイメージを大きく変えることが可能です。また電球ならDIYによる照明作りも決して難しくありません。オリジナルな電球照明をあなたのお部屋作りに是非役立ててみてください。


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