ベッドをDIY!作り方をご紹介!

目次

1章:ベッドをDIYで自作しよう

2章:すのこベッドの作り方

3章:カラーボックスベッドの作り方

4章:パレットベッドの作り方

5章:ロフトベッドの作り方

6章:枕元にヘッドボードを取りつける

7章:ベッドの幅を延長する方法

まとめ

寝るための家具であるベッドの歴史は古く、弥生・古墳時代の竪穴式住居跡から、ベッドのような木跡が発見されています。当時の人は、木の幹に毛皮などを敷いて寝ていたようです。

奈良時代の光明皇后と聖武天皇のものといわれる日本に現存する最古のベッドが、東大寺正倉院に保管されています。御床と呼ばれる寝台です。
華美な装飾などはなく、すのこ状の丈夫な作りになっていて、上に布や畳などを敷いて利用されていたと推測されています。

中世ヨーロッパ時代の上流階級の住居には寝室がありませんでした。広間にカーテンを吊るして隙間風を防ぐ役割を持たせ、寝室として区切ったものが「天蓋付きベッド」の始まりです。

明治時代に入ると、日本でも海外留学先で西欧文化に触れ、「ベッドで眠る」というスタイルを研究する者が出てきましたが、商品は一部の富裕層向けのための贅沢品でした。
戦後、日本経済の高度成長に合わせて一般家庭にもベッドが普及し始め、たくさんのメーカーから多種多様なベッドが製造・販売されはじめました。


一口にベッドと言っても、ヘッドボードとフットボードがついているヨーロピアン風ベッド、こども部屋などでよく使われる二段ベッド、大き目のベッドの下に机や収納などがつけられたロフトベッド、ソファの背もたれの部分を倒すとフラットになるソファベッドなど。
マットレス一体型や、床板が畳になっているもの、床板の下が収納になっているもの、布団を敷いて使うものなど、デザイン・用途ともにその種類はさまざまです。

多種多様なベッドがありますが、大きさ、材質、色、形など自分の理想にぴったりのものを見つけることが難しいとき、DIYで自作してみるのもひとつの選択肢です。
大きくて重量のあるベッドを作るのは難しそうですが、身近にあるものを使ったりリメイクしたりして、簡単に作れるものもあります。
作れそうだな、と思うものがあったらぜひ挑戦してみてください。


1章:ベッドをDIYで自作しよう

簡単に作れるものもある

ベッドの骨組みから作るのは、道工具が必要だったり、設計や組み立てなども難しくなり、初心者にはハードルの高いDIYです。
ですが、アイディア次第で簡単にベッドを作ることができます。
ホームセンターやショッピングサイトなどで手軽に購入できる物を使って作れる、簡単ベッドをご紹介します。

高さも自由に決められる

DIYでベッドを作ることによって、生活環境や使う人の身長などに合った高さを自分で調整することができます。
ベッドの高さは、立ち座りのしやすさ、部屋の開放感などに関係してきます。
ベッド下のスペースを活かした収納や、立ち座りといった動作のしやすさに重点を置く場合は、床から高さのあるスタンダードなタイプのベッドを選びましょう。
部屋を広く見せたい場合はロータイプがオススメです。


すのこベッドの作り方

すのこベッドとは?

すのこは、板を隙間をあけて横に並べ、角材に打ちつけた台のこと。
空気の循環が起き、湿気がこもりにくいのが特徴です。このことから、すのこは湿気の多いところでとても重宝されています。
人間が寝ている間、一晩でかく汗の量はコップ1杯~ペットボトル1本分と言われています。
マットレスの代わりにすのこを使った「すのこベッド」は、湿気がたまりやすい布団のカビ対策にオススメです。

すのこベッドに必要な材料

DIYですのこベッドを作る際、材料選びで注意が必要なのは、木材の強度です。
100円ショップで売られているような軽い素材のすのこは、ベッドに適しません。
木材を並べてすのこを作り、その上に敷布団を敷くだけでも良いのですが、今回はベッドフレームにすのこをはめ込んだすのこベッドをご紹介します。

【使用する材料の一例】
SPF2×4材(ベッドの脚、フレーム枠部分)、1×4材(すのこ部分)、フレームにすのこを乗せるための角材、など
コーススレッドなどのビス、ビスの頭を隠す用のダボまたは丸棒
補強金具

寝るためのベッドには、全体重が掛かるため、ビスのみでの組み立てでは多少強度に不安があります。
木材にほぞ組みと呼ばれる手法で組み立てると強度が出ますが、初心者には難しい作業です。
そこで、ホームセンターなどで売られている補強金具を使って組み立ててみましょう。強度も増し、木材同士を組み立てる時の支えにもなって便利です。

ビスの頭はダボ埋め処理をして隠しておきましょう。
ビスの頭が見えていると、思わぬ怪我をしてしまったり、布団などを引っ掛けて傷つけてしまう恐れがあります。

すのこベッド製作にかかる費用

作るベッドの長さにもよりますが、シングルサイズ190センチまでの長さなら10,000円前後、ダブルサイズで12,000円程度でしょう。
SPF材の長さの規格は1820ミリですので、190センチ以上の長さで作りたい場合は、長尺のSPF材が必要になり、材料費も割高になります。
ホームセンターのカットサービスを利用する場合はカット代、配送をしてもらう場合は配送費なども考慮しておきましょう。

カラーボックスベッドの作り方

カラーボックスベッドとは?

カラーボックスは、ホームセンターなどでキットとして売られている、簡単に組み立てられる棚です。
合板などの木材で作られているものもありますが、多くはプリント紙が貼られたパーティクルボードやMDFです。
パーティクルボードとは、細かい木材を接着剤と混合し熱圧成型した木質ボードの一種です。
パーティクルボードはネジや釘が効きにくく、強度もさほど強くありません。
湿気にも弱いので、カラーボックスの上に直接布団を敷いて使うのは避けたほうが良いでしょう。
カラーボックスベッドを作るときは、カラーボックスを並べた上にすのこのような板を置くと、通気性が良くなって強度も増します。

カラーボックスベッドに必要な要な材料

材料は、カラーボックスと上に置くすのこ板です。
必要であれば、すのこ板が動いてしまわないようにするビスなども用意します。
カラーボックスを並べて上に布団やマットレスを置くだけでは、軽いカラーボックスは動いてしまいます。
必要に応じて、接着剤や強力両面テープなどでカラーボックス同士を固定すると、ずれにくくなります。
棚の中に重たいものや荷物を多めに入れておくのも効果的です。
カラーボックスのサイズに合ったかごやボックスを使えば、ベッド下に収納が作れます。色や素材などいろいろなものがありますので、インテリアに合わせて選ぶと良いでしょう

カラーボックスの標準サイズは、幅約42センチ×奥行約29センチ×高さ約88センチ(メーカーによって多少誤差があります。)です。
カラーボックスを横にして置くか上向きにするかなど、希望サイズに合わせてカラーボックスの配置や組み合わせをしてみましょう。
カラーボックスの数が少ないと、空洞ができて強度が弱くなるので注意しましょう。

カラーボックスベッド製作にかかるにかかる費用

一般的な3段カラーボックスは、1個2,000円前後です。
カラーボックス6個、すのこ板を乗せるデザインで、材料費15,000円程度になるでしょう。


パレットベッドの作り方

パレットベッドとは?

パレットとは、商品や荷物を輸送したり保管するときに使われる荷台のことです。フォークリフトの差込口をもつ平パレットがよく知られています。
すのこと形が良く似ていますが、パレットは一般的なサイズが決まっており、比較的サイズの大きいものです。
パレットは、DIYで使う材料として日本でも近年大流行しています。海外などではパレット専門のアイディアサイトがあるなど、DIYの盛んな国ではおなじみの素材となっています。
すのこと同じ機能を持ちながら、よりインテリア要素の高い木製パレットを使って、特に何かを足したり加工したりせず、そのまま置いてマットレスや布団を敷くだけ、という簡単DIYのベッドです。

パレットベッドに必要な材料

パレット2枚以上
必要に応じてビスなど

パレットベッド製作にかかる費用

残念ながら、日本ではパレットを個人で少量販売してくれるところは多くありません。
パレット販売の専門サイトや、パレットを作って販売しているDIYショップなどを探してみましょう。
近くに印刷所や製本所などがあれば、掛け合ってみるのも良いかもしれません。

通販サイトなどでは、1枚8,000円前後で販売されていて、自分で組み立てるキットは若干安くなっています。
パレットを2枚を並べるとマットレスに合う大きさになります。
パレットを4枚使用して2段重ねにすると、立ち上がりやすい高さになるのでオススメです。


ロフトベッドの作り方

ロフトベッドとは?

ロフトとは、「屋根裏」「中二階」などの意味で、住居でいう屋根裏部分が収納や書庫などに使えるようになっている場所のことです。
ベッド部分が高いところに設置され、ベッドにあがるための梯子や階段などがついているロフトベッドは、ベッドの下に広い空間が生まれることが最大の特長です。
ベッドの下に勉強机や本棚、ハンガーラックなどを配置することができ、狭い空間を効率よく使えるので、こども部屋やワンルームマンションなどに適しています。
DIYで自作すれば、部屋に合わせたサイズで作ることができますので、スペースをより活用することができます。
ただし、限られた部屋のスペースを活用できるというメリットのあるロフトベッドですが、ベッド部分が部屋の上部に設置されるために、空調が直接体に当たってしまったり、夏は暖かい空気が上部に溜まったりするなどのデメリットもありますので、生活環境に合わせて選ぶことが必要です。

ロフトベッドに必要な材料

サイズが揃っていて強度があり、ホームセンターなどで購入しやすいSPF材がオススメです。
脚やベッドの枠、補強材は2×4(ツーバイフォー)、寝床部分やヘッドボードなどは1×4(ワンバイフォー)が良いでしょう。
ロフトベッドは耐荷重が重要です。
すのこベッド同様、ほぞ組みといった手法でぴったりと木を組むと強度が出ますが、DIY初心者にはかなり難しい作業です。
ビスのみでの組み立ては強度に不安がありますので、建築用の補強金具を使うことをオススメします。
四本の柱となる脚の他に、必要箇所に補強を入れます。
ロフトベッドは、いわゆる小さな部屋です。住宅の部屋と同じように、筋交いや間柱などを入れることで強度を出すことが重要です。
ベッドの脚部分と床の設置面が大きくすることでもベッドの安定が増します。棚などをうまく利用して、床との設置面を大きくすると良いでしょう。
天井や壁面と固定できれば、なお良いです。

ホームセンターなどで木材を購入する際は、カットサービスを利用しましょう。
たとえ1ミリの誤差であっても、高さのあるロフトベッドはぐらついて安定が悪くなります。
自分で切る際も、木材のカットは慎重に行いましょう。

ベッドの下に置く机や本棚などの家具類は、ロフトベッドの高さに合わせてDIYで作っても良いですし、既製品や今使っているものを利用しても良いでしょう。
ベッドを組み立ててから、家具類が入らなかったということにならないよう、サイズはしっかり測っておきましょう。

ロフトベッド製作にかかる費用

木材での骨組みだけの製作であれば、1万円~3万円くらいでしょう。
補強金具は1個1,000円前後で売られています。
ベッド下の家具類を自作する場合は、都度材料費が必要になりますが、ベッドを作った際に出た端材などをとっておくと、材料費の節約になります。
ビスなどは、思っている以上に本数を使用しますので、個袋で購入すると割高になる場合があります。
今後も何か作る予定のある人は、箱(500~800円程度)で購入すると良いでしょう。


枕元にヘッドボードを取りつける

ヘッドボードとは?

ヘッドボードとは、ベッドの頭側に取りつけられた板のことをいいます。ヘッドボードの役割は以下のようなものです。

・装飾などデザイン的な役割
・敷き布団やマットレスのずれ止め、掛け布団や枕が落ちるのを防止する役割
・ベッドの背もたれとしての役割
・ベッドの機能性集約部分としての役割・・・時計や本、照明などが置けるような収納棚など

ヘッドボードが必要か必要でないかは、ベッドでの過ごし方や個人の好みに大きく関わってきます。
横になって寝るだけという方は、機能的なヘッドボードの必要はありませんが、デザインの点でついていた方が好みという人もいるでしょう。
寝る前にベッドの上で読書をすることが多い人は、本などを収納できる棚や照明がついていると便利ですし、タブレットやスマートフォン、テレビなどで映画やスポーツ観戦などが好きな人は、ヘッドボードに背もたれがあるとリラックスできるかもしれません。
既製品にも、ヘッドボードのついているベッドの種類が多いことから、ヘッドボードは機能性のある便利なものと言って良いでしょう。

ヘッドボードに必要な材料

極力簡単にヘッドボードを作るのであれば、ホームセンターなどで売られているすのこや板、有孔ボードなどをベッドと壁の間に挟んで設置する方法があります。
好みの色で塗れば、オリジナルのベッド空間ができあがります。
板を使うときは、あまり薄いものは避けましょう。10ミリくらいの厚みがあれば、しなったりぺらぺらしてくる事はありません。
すのこは、DIYでつくっても良いでしょう。すのこ板と呼ばれる板状のものもありますし、好みの木材で作るのも簡単です。
4章で取り上げたパレットを立てかけるのも簡単な方法です。
すのこやパレットは隙間が空いていますので、フックを掛けたり隙間と同サイズの厚みの板を挟んだりして簡単な収納として使えます。
壁面収納でよく使われる有孔ボードも、専用のフックなどを使ってフックや棚として使えます。
背もたれとしての機能を充実させるのであれば、クッションなどの中に入っているウレタンフォームなどを板に貼り、お好みの布で包んで取りつけるのはいかがでしょうか?ウレタンフォームはホームセンターで売られていますので、比較的手軽に手に入ります。
本格的な収納を作るのであれば、採寸・設計をして棚を組み立て、ベッドに取りつけても良いでしょう。
木材をヘッドボードにするときは、紙やすりなどで切り口のささくれを必ず取るようにしましょう。
棚を作って設置する場合は、合板、集成材、SPF材などがオススメです。

ヘッドボード製作にかかる費用

合板や有孔ボードは910×1820ミリが規格サイズです。(ホームセンターによっては、カットして小さいサイズで売っている所もあります。)
合板などは2,000円前後、有孔ボードは4,000円前後で購入できます。
ベッドや作りたいヘッドボードの大きさにもよりますが、幅90~100センチのシングルサイズのベッドであれば、910ミリ幅をそのまま使い、長さだけを好みに切ってもらうと無駄が出ません。ただし、合板や集成材などは木目の向きがありますので、木目方向が気になる人は、カットの前に確認しておきましょう。

すのこのヘッドボードを作る際は、ヘッドボードの長さの木材と下駄になる部分の角材などが必要です。角材は1×4(ワンバイフォー)で代用できます。
すのこ板やSPF材の1×4を使うと便利です。
1×4は、910×1820ミリが規格サイズです。何本も同じものが必要になりますので、購入時にカットしてもらうのが良いでしょう。
910×900ミリ程度のヘッドボードを作る場合、板と板の隙間を考慮すると、横板910ミリの長さの板が8枚と、ゲタ900ミリの長さの板が3本程度必要になります。
規格の1820ミリの長さから900ミリが2本取れるので、1×4の1820ミリを4本購入してカットしてもらいましょう。
ゲタ部分は1820ミリを2本購入し、900ミリ3本になるようにカットしてもらいます。
購入するのは1×4が6本になりますので、材料は2,000円前後でしょう。ネジなどの付属品も忘れないように購入しましょう。


ベッドの幅を延長する方法

壁際に配置されたベッドの幅を延長する場合は、比較的簡単です。
ベッドと壁の間にベッドの床面と同じ高さの土台を置き、ベッドで挟んで固定することで幅が広げられます。
土台にはカラーボックスなど既製のものを使うと簡単です。
3章のカラーボックスベッドの作り方を参照してください。

木材をベッドの幅、長さ、高さに合わせてカットし、ローテーブル風のものを作って、ベッドの床面にすのこ状に板を貼るのもいいでしょう。
ただし、ベッドはテーブルよりも強度が必要です。脚がぐらつかないように筋交いや貫などでしっかり固定しましょう。

壁際でない場所に設置する場合は、既存のベッドにしっかりと固定することが大切です。
後からつけ足す部分は比較的重量が軽いので、寝ている間に動いてしまう可能性があります。
ビスやボルト、補強金具などで固定するとよいでしょう。


まとめ

睡眠は人間にとって必要不可欠です。
自分のサイズに合った快適なベッドなら、心地よい充分なに睡眠がとれることでしょう。
ベッドはDIYで製作可能です。
ご紹介したベッドDIYは、手持ちのアイテムをリメイクしてできる簡単なものから、きちんと図面を書いて作る本格的なものまでさまざまです。
できるところからスタートし、少しずつレベルアップしていくのも良いかと思います。
収納つきのもの、既製サイズでは見つからない広さや長さのベッド、子供用など、オリジナルのベッド作りに挑戦してみませんか?

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