今日からはじめるアクアリウム・後編

アクアリウムの立ち上げ手順
(魚を入れるまで)

実際に水槽を立ち上げる工程を説明していきます。熱帯魚が住める環境を整える直前までです。

1.水槽の設置

お水洗いした水槽を水槽台の上に設置します。
また水槽と台の間には滑り止めマットを敷いておくと安心です。

2.床材を敷く

今回はソイルを敷きます。奥に山を作るなど、この時点でレイアウトの全景をイメージしておくのが理想ですが、初めての場合は敷き詰めるだけでもいいと思います。

3.水で床材を湿らせる

水を入れていきます。ホースから弱い水圧で水を入れていく、もしくはバケツから静かに注ぐのが理想的でしょう。この写真ではクッションを敷くことで対応しました。
あまり勢いがあるとソイルが崩れてしまいます。

4.水を水槽いっぱいに注ぎ、カルキ抜きを入れる

床材が水分を含んだら水を入れていきましょう。同じく勢いを抑えながら少しずつ注ぐのがポイントです。水中で床材が崩れるとレイアウトを直すのに苦労します。
水の次にカルキ抜きを適量入れましょう。

5.水草を植える

水洗いした水草を植えていきます。注意点はなるべく深く根を埋めることです。
浅いとろ過装置の水流などで抜けてしまうことがあります。

6.水温計を入れ、ヒーターを設置して作動させる

魚が住めるよう水温を26℃前後まで上げる必要があります。
時間短縮のために、水ではなくぬるま湯を入れてもいいでしょう。

7.フィルターと照明をセットし、作動させる

ここまで来たらあと一息です。フィルターにろ材を入れ、スイッチを入れます。同じく照明もセットしてスイッチを入れれば、一先ず終了です。この状態で一週間待ちましょう。なおライトは1日に8〜10時間くらい照灯させておきます。

アクアリウムの立ち上げ手順(水合わせ)

水槽に必要なものをセットしてから一週間経過したら、魚を入れてみましょう。買ってきた熱帯魚をそのまま袋から水槽に入れるようなことは絶対にしないでください。ちゃんとした手順を踏まないといけません。今回はパイロットフィッシュとして、ネオンテトラとラミーノーズ・テトラを迎えました。

1.水温を合わせる

購入してきた熱帯魚を袋のまま浮かべます。こうすることによって魚の泳いでいる水と、水槽の水の温度が近づくのです。およそ30分、この状態を保ちましょう。

2.水槽の水を袋の中に入れていく

水槽から水を汲み、袋の中に入れていきます。これを5分間隔で5回ずつ行ってください。
袋の水がいっぱいになったら適宜捨てるようにしましょう。

3.魚を導入!

ついに熱帯魚を水槽に迎えます。この時袋の水が水槽に入らないよう、網などで丁寧に移してあげてください。

初めのうちは魚も新しい環境にびっくりします。魚を新たに導入する時も、立ち上げの時と同様に水合わせが必要です。時間のかかる作業ですが、魚によっては水合わせをしないとそのまま死んでしまう可能性もあります。そうでなくても大きな負担となり、間違いなく弱ってしまうでしょう。

熱帯魚と淡水魚

これまで魚の導入について説明しましたが、これはあくまで熱帯魚の場合です。それ以外の魚については手順も必要な設備も変わってきます。それでは熱帯魚以外どんな種類があるのでしょうか。

まずは淡水魚です。熱帯魚も淡水の水生生物なので淡水魚の仲間になります。しかし、あくまで熱帯魚は熱帯地方の魚なので、やはりそれ以外の地域の魚とは分けて考えるべきでしょう。

例えば国産の淡水魚は熱帯魚に比べて暑さに弱い傾向があります。中には多くの熱帯魚に最適と言われている26℃の水温で生きられない種類もいるのです。熱帯魚と混泳させる際には、水温の他に水質にも十分注意が払うべきでしょう。そのためアクアリウムを始めたばかりの方には、別々の水槽で飼育することをお勧めします。

淡水魚の他には海水魚もいます。海水魚も条件を整えれば飼育することができるのです。淡水魚と比べて色鮮やかな魚も多く、愛好家も多いです。ただ淡水魚と比べ飼育が難しいのが欠点です。海水の維持や光量の確保、ろ過にも気を使いフィルターも高額になりがちです。水槽も小さいタイプは適さないなど、あまり初心者向きとは言えません。

また海水魚は飼育環境で長生きしづらい傾向にあるので、そこを割り切って飼い始めないと厳しいと言わざるをえないでしょう。

水草で楽しむアクアリウム

アクアリウムの主役は何も魚たちだけではありません。水草も立派なアクアリウムなのです。レイアウト次第で芸術品になる水草水槽はまるで現代アート。美しい景観を眺めているだけでも至福のひと時でしょう。

水草水槽は魚の飼育以上にセンスが問われますが、必要な道具は熱帯魚用水槽とほとんど一緒です。むしろ熱帯魚以上に道具が増えます。

まず魚に餌を与えるように、水草がよく育ち健康でいられるよう肥料選びが重要です。かなり専門的な話になってしまうので、ここでは省略しますが必要な栄養素「窒素」「リン」「カリウム」の三つを整えるのは容易ではありません。水棲生物の排泄物や餌の残りのバランスを考えて生体導入するなど、管理能力が試されます。

また通常のアクアリウムではあまり使用しない二酸化炭素強制添加器という装置も必須です。かなり高額で、これ一つで新たに小さな熱帯魚用水槽を立ち上げられるほどのお値段がします。いわゆるCO2のボンベなのでサイズも特大。部屋に置いておくのも少し勇気がいりますね。

しかし、水草アクアリウムは努力する価値のある素晴らし差があります。これらの条件を受け入れ、綺麗に育成できた時の達成感は並々ならぬものでしょう。アーティスティックな気質であれば、一度は挑戦してみてもいいかもしれません。

あなたも今日からアクアリスト!

水生生物飼育の愛好家はアクアリストと呼ばれています。ちょっと気取ってますが、名前負けしないくらいアクアリウムは素敵な趣味です。部屋のインテリア、忙しい日常の癒し、生き物を飼う喜び。全部味わえるなんて、贅沢だと思いませんか?アクアリウム一つで、あなたの毎日がもっと楽しくなります。

そして何から始めたらいいのかわからない、という方も安心してください。覚えること、準備に必要なものは決して少なくありませんが、このサイトでわかりやすく丁寧に解説していきます!アクアリウムについて一緒に学んでいきましょう。

ただ先ほども申し上げた通り魚も水草も生き物です。世話を怠たり、間違った飼育方法をすれば不幸な結末が待っています。慈しみの心と生き物を飼う責任を持って臨むことだけは忘れないでください。その気持ちがあれば、あなたも今日からアクアリストです。

それでは、素敵なアクアリウムライフを!

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