60歳からペットを飼うなら?

子どもたちも巣立ちすっかり落ち着いた生活を送る年代層には、ペットを迎えたいと考える人も多いようです。会話も少なくなりがちなシニア世代の夫婦や、ひとり暮らしの静かすぎる生活。空気を和らげ、心の話し相手になってくれるペットの癒し効果は絶大です。
でも、ペットを飼うというのは世話をし、命への責任も預かるということ。

手間がかかり過ぎたり、経済的な負担が大きい生き物はこの世代には向きません。
ここでは60歳以上の家庭でも飼いやすいペットの種類や、選び方のポイントについて見ていきましょう。

お散歩不要で人と寄り添う猫

温厚な性格の猫種

日の当たる縁側でお年寄りのひざの上に猫が眠っている、そんな平和な風景画を本の挿絵などで良く目にしますよね。元気に駆け回る犬と比べ、猫は散歩の必要もなく、シニア世帯に良く似合う動物です。予防接種等、経済面でも一般的にいって犬よりは少ない負担で済みます。

温和な性質の猫を選べば、いつも傍らに寄り添ってくれる良き家族の一員となってくれるでしょう。もちろん性格には個体差がありますが、猫の種類によってもある程度見分けることができます。

比較的穏やかな性質の猫は次の3種です。

・ラグドール
・スコティッシュ・フォールド
・ブリティッシュ・ショートヘアー

ラグドールはまさにお人形のような外見と、従順さが魅力。
ゴージャスな存在感があります。スコティッシュ・フォールドは、猫の中でも身体がとても柔らかくしなやかです。さまざまなしぐさで飼い主さんを喜ばせます。
ブリティッシュ・ショートヘアーは賢くてお茶目な印象。いずれの種類も落ち着きがあり、高齢者家庭でも飼いやすい猫たちです。

お世話が楽なのは短毛種

ラグドールはぬいぐるみの様に大人しいのですが、お世話の面から考えると短毛種の方が楽です。長い被毛は汚れやすく、絡みやすいので頻繁にコーミングする必要があります。
トリミングに連れてゆく手間もかかります。

おなかに毛玉がたまりやすいので、他の猫よりも吐き戻しの多い可能性があります。
トイレ掃除だけでも大変なもの。足や腰がつらくて後始末をなるべく避けたいなどの場合には、短毛の猫種を選ぶことをお勧めします。

生活時間がシニア世代と一致する鳥類

賢く愉快なインコたち

鳥の中でも思わず笑顔を誘われるのは、インコの仲間。賢く遊び好きで、手乗りになったり、言葉を教え込んだりできます。この種類の鳥で気をつけたいのは、大型になるほど長寿だということです。

家で飼う鳥たちの多くは、10年~15年程度の寿命ですが、ヨウムなど大型インコの仲間になると40~50年も生きます。
また、破壊力もすさまじく、天井や壁をかじってボロボロにされることもしばしば。
シニア世代が飼うのであれば、オカメインコなどの中型、セキセイインコなどの小型が良いでしょう。

良く慣れるとテーブルの上で玉乗りをして見せたり、鈴を引いて鳴らしたりと小さなサーカスばりに楽しませてくれます。
定期的に風切羽をカットしてもらえば、うっかり逃がしてしまう恐れもありません。

愛情深さではピカイチ?の文鳥

手乗りといえば、文鳥も有名ですよね。人懐っこく、飼い主さんにべったりと甘えるようになる個体も多いようです。慣れると手の中で眠るほど、親しくなります。

反面、嫉妬深さも相当です。複数飼いする際は、最初から一緒にいるペアを選んだ方が良いでしょう。
美しい姿や可愛らしい鳴き声も魅力的。インコほどはかじり癖もないので、目を離した隙に本をボロボロにされるという心配もありません。

声のボリュームもほどほどなので、マンションなど集合住宅にお住まいでも、周囲に気を遣わずに済みます。

愛らしく世話も簡単な小動物たち

※ネザーランドドワーフ種

癒し度ナンバーワンのうさぎ

うさぎは基本的に鳴かない動物です。声帯をもたず、たまに大きな息のような音を出す程度。その分、可憐なしぐさやうるんだ目でじっと見るなどして、気持ちを伝えます。

近年、その飼いやすさや人懐っこさからうさぎ人気が高くなっていますが、何よりの魅力はその飼いやすさにあります。
散歩の必要もなく、広い運動場が無くても大丈夫です。
猫のような3次元的な動きをしないので、触って欲しくないものは棚の上にでも上げておけば問題ありません。

うさぎは1日に何度も浅い眠りをする生き物です。そのため、本来は夜行性ですが人間に飼われていると、生活リズムを合わせることができます。
今では手に入るうさぎの種類も増えてきています。人気の5種をご紹介しましょう。

・ネザーランド・ドワーフ
感情が豊かで、人なれしやすく、甘えん坊です。頭が良く、トレイのしつけもできます。きれい好きで体臭が少ないという特徴も。

・ホーランドロップ
たれた耳でおなじみのうさぎです。
もともとは野生種を改良した種類で、どっしりとしていて大き目。
嬉しいと飛び上がって走り回るような愛らしさが魅力。人懐っこくや優しい性格なので、高齢者でも安心して飼うことができます。

・ミニウサギ
さまざまなうさぎの交雑種です。丈夫で体力もあり、飼いやすさが一番の魅力。被毛のバリエーションが豊富です。

・アメリカンファジーロップ
比較的怖がらず、人間にも良くなれるのですぐに抱っこができるようになります。体長は30cmでしっかりとしています。特徴的な耳のかたちが可愛らしく、性格はおっとりとしています。

・ライオンラビット
名前の通り、たてがみのような毛が顔のまわりに生えています。嗅覚と聴覚が鋭く、飼い主を良く覚えます。ただ、他のうさぎよりも運動量を必要とするので、少し広いおうちの方が向いています。

ハムスターよりも飼いやすいモルモット

モルモットもネズミの仲間ですが、ハムスターよりも大きく、触れ合う満足度がより高まります。穏やかでおとなしく、噛みつくこともありません。

好奇心は旺盛ですが、ハムスターよりもおっとりとしているので、扱いやすいという利点があります。感情表現が豊かで、遊び好き。見ているだけでも飽きないでしょう。

また、モルモットはカラーバリエーションがとても豊富です。美しい被毛の固体も多く、気に入った外見のパートナーをきっと見つけることができます。

モルモットは体臭の薄い動物なので、敷材をこまめに変えてあげればそれほど臭いも気になりません。
ケージの大きさは、うさぎやフェレットよりずっと小さくて手軽です。
本来は夜行性ですが、一緒に暮らしていくうちに生活時間も次第に合ってくるようです。

まとめ

60歳以降のシニア世代は、あまり活発な動物を飼うと、飼い主さんの方が疲れてしまいがちです。また将来を考えると、長命過ぎるペットも考えもの。
力があまり強くなくて、手の中で可愛がることのできるサイズが適しています。

お世話の点でも、毎日余裕をもってこなせるくらいでなければ続きません。
ペットは傍にいてくれるだけで、生活を喜びで満たしてくれる存在。
最後まで大切に可愛がってあげられるようなパートナーを、選んでくださいね。

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