ペットハウスからトイレ用品まで様々なペット用品と活用シーン

念願のペットをお迎えすることが決まったら、必要となるモノをそろえていく必要がありますよね。でもペット初心者さんや、初めて飼う種類の動物の場合、何が必要なのか迷ってしまいます。

大切なペットと安心して暮らすためには、必要なペット用品を過不足なく準備しておきたいもの。ここでは犬や猫、鳥といった身近なペットを飼う際の必需品や、あれば重宝する便利グッズなど、選び方のポイントと併せて見ていきましょう。

元気な犬の生活のためにそろえておきたい用品は?

○愛犬の基本的な生活のために

まず始めは、犬のための居場所を考えてみましょう。犬が安心していられる、自分だけのお部屋を用意します。

・ケージ
・ベッド
・トイレ
・給水器

ケージは不要、という飼い主さんもいますがお客様が来られた場合や、躾のためにもケージはあった方が良いとされています。ケージのサイズですが、小さな子犬であってもすぐに成長します。やや大きめと思うくらいが、将来的には丁度良くなります。小型犬でも80cm以上、下にキャスターが付いているものだと風通しも良く移動できて便利です。犬の運動能力は想像する以上に高いので、屋根付きの方が後悔しません。

ケージを部屋内に設置するのであれば、ベッドは厚めに毛布を敷いただけでもOK。プラスチックケースや、ダンボールでも代用できますが、かじって破壊される恐れがあります。また、キャリーケースをケージに入れて、ハウス代わりにしている飼い主さんも多いようです。給水器は、ケージの中でお留守番をするときに必要です。お皿はひっくり返す可能性もあるので、給水器からも飲めるようにして置くと安心です。

○愛犬の健康のために

犬ならではの必須アイテムといえば、お散歩用品。とりあえずは、次に挙げるようなものをそろえましょう。

・首輪・リード
・ふん処理グッズ
・ポーチ
・スプレー

ファッションで選んでしまいがちな首輪ですが、気を付けるポイントは2つ。ひとつは犬にストレスを与えないこと、もうひとつは安全であることです。首輪が合っていないと体調を崩すほど犬はストレスを感じます。かといってもゆる過ぎては意味がありません。余りがあると引っかかって危険ですから、指二本が入る程度の余裕のあるサイズを基準にし、成長に合わせて変えていきます。

リードは、展覧会用にも使われるしなやかでいて強靭な素材のものが、運動用にも使えます。また、夜間散歩用に反射シールがついたもの、犬に負担がかからないハーネスと一体化しているものなどがあります。伸縮がきくリール型にも人気がありますが、散歩させる場所により、リードの長さを選ぶと良いでしょう。

犬の散歩のエチケットにかかせないふん処理グッズは、スコップ型、キャッチ網型、挟みタイプなどがあります。抗菌作用のあるエチケット袋も販売されています。ウォーターボトルなどのお散歩グッズすべてが収納できる便利なポーチは、飼い主さんの手の自由が確保できるので便利です。犬の尿を流す水とともに使う抗菌消臭スプレーも、飼い主のマナーとして定着しています。

○愛犬の衛生のために

犬の健康を支える、衛生用品には次のようなものがあります。

・トイレ用品
・グルーミングセット
・歯磨き

トイレトレーは、ケージの中と遊ばせるお部屋の中に、それぞれ設置しておくと安心です。湿気が貯まらず掃除のしやすい、すのこタイプがおススメ。そのままでも、ペットシーツを敷いても使えます。ペットシーツがバサついていると、犬に遊ばれてしまいます。端を挟んで固定できるトレーを選びましょう。どうしてもお部屋の中では臭いが気になりますが、炭が入っているペットシーツはかなり強力な消臭効果があります。

身体や被毛のお手入れは、スキンシップとしても大切な時間。コームの他に、広い面を皮膚を傷めずにとかせるスリッカーがあると便利です。余分な毛を安全に切り取る小型のハサミも犬用にそろえましょう。爪切りは子犬の頃は人間用でも切れますが、爪が丈夫な成犬になると動物用爪切りが必要になります。

乳歯から永久歯に生え変わる生後7ヶ月頃からは、しっかりと歯磨きをしてあげましょう。急に始めると抵抗があるので、遊びながら口の中を触られるのに慣れさせるとスムーズにできます。シリコン製の犬用歯ブラシや、フレーバーの付いた犬用の歯磨き粉があります。味があると、比較的犬も協力的になってくれるようです。

元気な猫の生活のためにそろえておきたい用品は?

○愛猫の安らぎの場所を

猫は犬よりも自由度の高い感じがあり、家中を好きなように歩きまわり、高所にも上ります。一方で多くの猫は人見知りをするため、来客時に邪魔になることはあまりありません。猫の場合は、隠れることのできるハウスや潜り込める場所を用意する必要があります。

キャットハウスはバリエーションが豊富で、素材もさまざま。ユニークな形としては、繭型、野菜や果物型、マカロンなどのスイーツ型もあります。基本的に猫は狭いところに入るのが大好きですが、形にこだわりはないでしょう。中に毛布などを入れる余裕がある方が、何かと便利。旅行や移動の際にも、いつもの毛布があれば落ち着かせられます。

猫ちぐらと呼ばれる、自然素材で編んだかごのようなハウスにも人気があります。また、猫用コタツをハウス代わりにしている飼い主さんもいます。

○猫を飼う上で最重要の猫トイレ&トイレ用品

○一生 子猫の性格

犬のように散歩の必要がない猫にとって、トイレは必須アイテムです。毎日相当量の糞尿を処理しなければならないので、最初から使い勝手の良いものを選んでください。

最近はインテリアを邪魔しないデザインの猫トイレや、トイレトレーの上にかぶせるボックスも出ています。魚の形や、お城の形のものなど、猫トイレとは思えない商品もあるのでじっくりと検討してみましょう。

ワンルームマンション向けに、ひとつで4役という猫用の最新家具も登場しています。ボックス型のネコトイレの側面にごはんと水のボウルが付いており、天井部がネコベッドになっています。猫のコーナーをひとつにまとめたい、という場合にはぴったりですよね。

猫はかなりトイレ砂を散らすので、上部にもカバーがついているものをお勧めします。デザイン重視で選ぶと、トイレ砂の交換が不便なこともあります。実際の手順を確認して、毎日の清掃にストレスのないものを選ぶようにしましょう。

汚れた猫砂をすくうスコップにも、可愛らしいデザインのものが増えています。必需品だけに、機能性と楽しさが両立できると嬉しいですよね。また、固まったトイレ砂だけを捨てられるように、絶妙な大きさの穴が開いたビニール袋もあります。

トイレトレーの上に重ねて敷いて置き、取り換えるときには上から1枚ずつ捨てていきます。時短になるので、忙しい飼い主さんには是非おススメです。

○グルーミンググッズは毛球症対策に必須

猫はざらざらした自分の舌できれいに毛づくろいを行ないますが、その際たくさんの毛を飲み込んでしまいます。できるだけ抜け毛を減らすと、ヘアボールがおなかに貯まるのを防ぐことができます。

猫のグルーミング用に準備するのは、ブラシとコーム。被毛や肌を傷めないためには、ゴムクッションのピンブラシが最適です。目の細かいコームは、のみの駆除や換毛時に使います。特に換毛時はショート系の猫でも、驚くほど大量の毛の固まりが取れますので、コームで毎日漉き取る必要があります。

猫の爪は定期的に切らないと、すぐに伸びて猫本人にも飼い主にも危険です。人間用の爪きりでも切れますが、衛生面からも猫専用の爪切りを準備しましょう。動物用のギロチン型爪切りは、爪先を良く確認しながら切れるので比較的安全に手入れをしてあげられます。

○愛猫のストレス対策・健康維持のために

猫は爪とぎをする動物です。どんな猫でも、どこかで必ず爪とぎを行ないます。家具をボロボロにされる前に爪とぎを準備しましょう。

爪とぎにはダンボールのものから、木製、繊維など素材も価格もさまざまあるので、予算と猫の好みに合わせて探すことができます。窓枠に設置できるものや、コーナー型、キャットタワー一体型、ターンテーブル型など多種多様です。

猫の移動には、キャリーケースが必須です。移動時にうっかり逃がして、猫が行方不明になるケースは後を絶ちません。犬よりも瞬時に脱走してしまい、戻ってこられなくなる場合が多いようです。定期健診などで外に連れ出す際には、必ずキャリーケースで運ぶようにします。

一般的なのは、プラスチックケースですが、籐かごのバスケット型や、ナイロンでできた軽量型、背負子型も出ています。移動の手段とかかる時間を考慮し、適度な通気性・保温性など、猫にとってできるだけ快適な商品を選びましょう。水分補給用の窓や、小物を入れるポケット付きなど細部のつくりも選ぶときのポイントとなります。

元気な鳥の生活のためにそろえておきたい用品は?

○家であり縄張りでもあるケージ

鳥がもっとも長い時間を過ごすケージは、鳥の種類に合わせて選ぶ必要があります。鳥によって体格も異なり、尾羽の長さも違うので、それによって中に据える止まり木の太さや高さも変えなければなりません。

ケージの大きさを決めるときには、止まり木と餌入れや水入れ、野菜入れをセットした状態で考えます。単体か複数飼いかによっても、当然サイズが変わりますね。中で羽を広げられる大きさを目安に選びましょう。

ケージのデザインはオーソドックスなスクエア、丸型、ハウス型などがあります。カバーをかけやすいのは、スクエア型。地方によっては、冬季にヒーターの取り付けが必要となる場合もあるので、予め考慮に入れておきます。
ケージカバーは鳥の健康を守るための必須アイテム。夜間の電灯によって鳥の生活時間がくるってしまうのを防ぎます。ケージの形に合わせたカバーを準備しましょう。

○水入れは飲み水と水浴用を

衛生のために、飲み水と水浴用を準備してあげます。飲み水用にはタワー型が見た目もおしゃれで、空気に触れる面も少なく衛生的です。水浴用は水が飛び散らないカバー付きに人気があります。鳥もヒナから成長するにつれて、身体が大きくなります。鳥にとって水浴は、寄生虫を防ぎ、羽毛の美しさをキープする大切な行為。十分サイズのあるものを入れてあげましょう。

○愛鳥の健康のために キャリーケース・体重計

身体の小さな鳥は突然具合が悪くなる場合が多いもの。様子がおかしいときには、即日病院に連れてゆく必要があります。大きなケージごと連れて行くと、移動中に驚いて暴れ、羽を折るなどの事故が心配です。鳥用のキャリーケースがあれば、いざというときにも安心。ヒナを購入した場合も、そのう検査などをする必要があるので、早めに準備することをおすすめします。

また、平常時の体重を量っておくと食欲がない場合の異常を見つけることができます。鳥用の測りもありますが、目盛りの小さな食品用でも代用ができます。手乗りの場合には、止まり木ごと量ると簡単です。

○愛鳥の保温対策

鳥は種類によっては温度変化に弱いものも多く、特に南国系の鳥には寒さ対策がかかせません。ひよこ電球、ヒーターなどがありますが、鳥がやけどしないような商品選びが大切です。

サーモスタットがついた本格的な商品もありますが、温風式のヒーター、セラミックヒーターなどが手ごろな価格で出ています。断熱素材のケージカバー、アクリル製カバーなどと併用すると寒冷地でも元気に冬を越すことができます。

まとめ

どんなペットを飼っても、飼い始めにはそれなりに用品を準備しなければなりません。犬でも猫でも鳥にでも、コレが絶対というものはなく、それぞれの家の事情とペットに合ったものを見つけることがとても大切です。今はどの動物についても、さまざまな商品が開発され、ネット上で探すことができます。まずは最小限の必需品から始め、成長や生活の変化に合わせて買い足していくのが賢い飼い主さんといえそうです。

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