人気の猫種の魅力と快適な育て方

完全な室内飼育が可能で、適度に自立心のある猫は比較的お留守番も上手で、暮らしやすいペットとして今また注目を集めています。犬と比較すると、種類による体のサイズにも大きな差はないため、食費や医療、お手入れなどにかかる生活費も大きな差はありません。

現在、日本国内で飼育されている猫の21.2%が血統書のある純血種と発表されています。
(出典:ペットフード協会 平成27年全国犬猫飼育実態調査)

近年、純血種の飼育頭数が増加傾向にあることは、純血種は比較的、性質や性格が予想しやすいことと、成長に伴う健康管理(かかりやすい病気や、日常で気をつけるポイント)の面でもデータが多いこと、飼い主のライフスタイルや住居、家族構成などを考慮して、猫それぞれの性格や性別、猫種を検討しやすいことも人気の理由のようです。

チャーミングな特徴を持つ人気の猫種と、暮らし方を紹介いたします。

唯一の垂れ耳猫種
スコティッシュフォールドの育て方

前方に折れ曲がった垂れ耳とまんまるな目と顔が愛らしいスコティッシュフォールド。いちばんの特徴である垂れ耳は、スコットランドの猫に現れた突然変異によって生まれた垂れ耳の猫の遺伝子を継承し、ブリーディングをした猫種です。この垂れ耳は、すべてのスコティッシュフォールドにあらわれるわけではなく、約30%の確立で発生するとも言われています。また成長段階や体調により折れ曲がる具合も変化する場合があります。

垂れ耳の遺伝子に注目してブリーディングを重ねてきた猫種ですので、ロングヘアー(長毛)・ショートヘアー(短毛)どちらも存在します。毛色は白や黒、クリームやレッドなどバラエティ豊かで、単色に限らず、黒と白の八割れや、三毛のような配色、タビーと呼ばれる縞模様など柄もさまざまです。1つの猫種でありながら、これほどまでに個性を持つ猫種であることも、スコティッシュフォールドの愛好家が増え続けるのも納得ですね。
平均的に体重は3kg~6kgで、性格は穏やかで友好的。よく人に懐き、甘え上手な性格を持ち合わせており、「犬っぽい猫」とも呼ばれるほどです。

◆お留守番上手に育てましょう

人懐っこい性格で甘え上手な性格は、コミュニケーションをとりやすい反面、人への依存度も高くなりがちです。本来猫は留守番の上手な動物ではありますが、可愛い猫にベッタリ構いすぎることが、猫と人の相互依存を生み出す環境を作ってしまいます。

その結果お留守番が苦手だったり、1泊程度の旅行で家を空けた際に、過度にストレスを溜めて体調を崩してしまうことにも繋がりかねません。日常生活では適度な距離感を保ち、少しずつでも無理なくお留守番ができるように慣らしておくことも必要です。

◆健康では、骨や軟骨の異常に注意しましょう

突然変異からあらわれた耳折れの遺伝子は、骨や軟骨の形成にも変化を生じる可能性を持っています。動物病院での定期的な健康診断には、骨や軟骨の健康状態もチェックしてもらえるように獣医師によく伝え、スコティッシュフォールドの猫種特有の疾病の予防に努めましょう。普段の生活の中でも、歩き方や、高低差のある場所での体の動かし方に変化がないかをよく観察しておきましょう。

まるで動くぬいぐるみ
ブルーの瞳と長毛が魅力のラグドール

英語でぬいぐるみを意味する「ラグドール」がそのまま猫種名となったフワフワで長い被毛と、美しいブルーの瞳が魅力の猫種です。

平均的に体重は4kg~7kgで、一般的な猫種のなかでは体格が大きく、なかには10kgを超えるオスもいます。子猫から成猫まではおよそ2年かけてゆっくりと成長することも特徴です。性格は穏やかで友好的であり、小さな子供や同居動物とも仲良く過ごせるため、家族の一員として迎え入れる猫種として人気です。
体が大きめで、比較的ゆっくりと動くラグドールは、あまり機敏ではありません。猫が安心して過ごせるスペースや、ラグドールの体重に対応できるキャットタワーを、安全な場所に配置し、上下をしっかり固定するなどして設置することや、猫が登るであろう場所に、落下する可能性のある重い物などを置かないなどの注意が必要です。

◆1日1回のブラッシングを

長毛で比較的もつれにくい被毛が特徴のラグドールですが、抜け落ちる毛が長毛であることと、ヘアボール対策ためにもブラッシングを習慣化させましょう。美しく自慢のロングコートをキープさせるためにも、長毛猫用のスリッカーブラシとコームは持っておくとよいでしょう。

◆気をつけたい病気

ラグドールで発症の多い病気として「肥大性心筋症」が挙げられますが、遺伝疾患なので、予防策はありません。通院の必要もないほど軽度なものもありますが、症状によって投薬治療が必要となる場合もあります。普段の生活のなかでいつもと異なる呼吸をしたり、座ったり眠る時などの姿勢が、いつもより不自然であるなど日々の生活の中の行動の変化にも気を配りましょう。

好奇心と行動力あふれる最高の遊び相手
アメリカンショートヘアの魅力

ワーキングキャットとも呼ばれるアメリカンショートヘアは、ネズミ捕りを目的として飼育されていた歴史を持つ猫種です。アメリカンショートヘアは狩猟本能が強く、好奇心旺盛。なので、猫用じゃらしをはじめ、飼い主が買ってきた新しい猫用のオモチャなどで上手に楽しそうに遊んでくれます。何にでも興味を持ち、活発で俊敏に遊ぶことが得意です。活発な性格ゆえ、抱っこしたりベタベタすることは苦手なようですが、自立心が高く猫らしい性格が不動の人気を持つ理由のようです。

平均的に体重は3kg~5kgで、猫の平均的な体型です。活発に動き、色々なものに興味を持つため、家族として迎え入れた場合、室内での環境はまずは猫中心の広さや配置、素材を性格に合わせて調整することが良さそうです。もしくは、猫の行動できる範囲を少しずつ広くしながら様子をみることをオススメします。

◆食事の管理と適度な運動が健康のカギ

食への興味も旺盛で、肥満傾向になりがちなアメリカンショートヘア。肥満は糖尿病や関節疾患の原因となります。そして、充分な運動でエネルギーを消費できないことは、ストレスの原因となるため、肥満とストレスが疾病への負のスパイラルを招いてしまいます。

適正な体重を維持するためには良質なタンパク質を摂取できるよう、食事の質と量を管理し、エネルギーを健康に消費させるための運動環境を整えてあげましょう。一人暮らしや留守番が多い場合は、上下運動がたっぷりできる大型のキャットタワーを設置したり、トンネル状のオモチャや一人でも遊べる知育玩具などを用意すると良いでしょう。
同居するパートナー選びには慎重になることは当然のこと。猫それぞれの生まれ持った性質や生活環境などから性格にも個性が出てきますが、大切な家族として、迎え入れた後も育て方について相談できる専門家と繋がっておくと、猫種それぞれの悩みや情報交換ができるため、安心ですね。

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