正しい犬のしつけで楽しく快適なペットライフを!

〇犬のしつけの必要性

犬のしつけは叱る事でも、芸を教える事でもありません。
犬のしつけは、人間との共生のために必要なことを教える事です。なので、人との共生のために必要なこと以外は教える必要はありません。
共生するという事は飼い主や家族と一緒に過ごす事だけでなく、飼い主以外の人にけがをさせないことも含まれています。

また、しつけを行うのは仔犬時期からが理想的といわれます。これは、仔犬は成犬よりも変な癖がついていないのでしつけがやりやすいといわれます。
更に、成犬は覚えるまでに時間がかかる事も仔犬時期にしつけを行う方がいいといわれる理由です。成犬になってからしつけをする場合には、しつけをする前についてしまった癖の矯正をする必要があるので、さらにしつけを覚えるまでの時間がかかります。

しつけは、セント・バーナードやグレート・デーンのような大型犬や超大型犬だけでなく、チワワのような超小型犬や小型犬であっても必要なことで飼い主の義務といえます。

〇しつけの種類

犬のしつけの種類には、犬種によっても飼い方によっても変わってきます。更には、その犬の性格や性質によっても変わります。
例えば、吠えない犬といわれるバセンジーには無駄吠えのしつけをする必要はありませんし、番犬として飼育する場合には無駄吠えのしつけをすると番犬としての役割を果たさなくなるために無駄吠えのしつけはする事は逆効果といえます。

室内飼育と室外飼育でもしつけの種類は変わってきます。
室内飼育の場合は、室外飼育よりも人と密接に関係するためによりしつけの種類が多くなる傾向にあります。

一般的なしつけの種類としては無駄吠え、トイレ、散歩、噛み癖、留守番、飛びつき、ハウス、服従などがあります。
特に飛びつきや噛み癖などの相手にけがをさせてしまう可能性があるものについてはしっかりとしつけを行うようにします。

〇しつけの基本的な方法

犬のしつけで大切なことは、犬のリーダーになるという事です。
犬は群れで生活をしていた動物なので、常に順位付けをして下位の者の言う事は聞かないといっていいです。なので、犬のリーダーとして存在する飼い主の言う事は聞くのでしつけの最初はだれがリーダーかを理解させる事から始めます。

また、犬のしつけは終始一貫した態度で行います。
飼い主自身もそうですが、家族によって態度が違ってくると犬は混乱してどう行動したらいいのか困ってしまいます。なので、飼い主だけでなく、家族もどういったしつけの方法をするのか共通した認識を持ってしつけを行うようにします。
更に、コマンドも一定にすると犬にとっては行動しやすくなります。

かつては叱る事が基本線となってしつけはするべきであるといわれていましたが、現在は褒める事を基本線としてしつけは行います。
また、褒める際にご褒美を用意して行う事も1つの方法です。ご褒美は犬によって変わります。食べる事が大好きな仔にはおやつなどを使用して、飼い主と遊ぶ事が大好きな仔には撫でたりする事もご褒美として有効です。

しつけをする際に大切なことは甘やかさないという事です。
特に小型犬や超小型犬の場合は、どうしても甘やかしすぎてしまうために心を鬼にしてしっかりとしつけをするようにしましょう。
更に、失敗をした際には叱る事も時には大切ですが、叱る事が犬にとっては飼い主や家族が構ってくれると勘違いをしてわざと失敗をするようにもなってしまいます
なので、失敗をした場合には無視もしくは何の反応もせずに後始末をするようにします。
犬にとって飼い主や家族から無視されるのはどんな体罰にも勝る罰となります。

しつけの際を含めて、どんな理由があろうと叩いたり、蹴ったりといった体罰は使用しないようにします。
犬にとっては叩かれたり、蹴られたりした場合には怖い対象となってしまい、しつけの意味がなくなります。

〇しつけが簡単な犬種

しつけが簡単な犬種としては、プードル、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、アメリカン・コッカー・スパニエル、ボーダー・コリー、フレンチ・ブルドッグ、パピヨン、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、ドーベルマン、ボクサー、シュナウザー、甲斐などがいます。

一般的に利口といわれている犬種が多い傾向にあります。

〇しつけが必須な犬種

しつけはすべての犬種で必要ですが、特にしつけが必要な犬種としてはセント・バーナードやグレート・デーンのような超大型犬や大型犬です。これは、犬は遊びのつもりでも人にけがを負わせてしまう可能性が高いからです。
また、アメリカン・ピット・ブル・テリアやスタッフォードシャー・ブル・テリア、土佐闘犬などの元闘犬種に関してもしつけは必要です。

それ以外の犬種としては、テリア犬種がしつけは必須といえます。
アイリッシュ・テリアやエアデール・テリア、ジャック・ラッセル・テリアなどのテリア犬種はテリア・キャラクターと呼ばれるほど気が強く、闘争心がある犬種が多く、しつけをするようにします。

〇しつけが大変な犬種

しつけが大変な犬種としては、以外にも小型犬種がいます。
これは、体格が小さいためにほえやすいという特徴と飼い主や家族が甘やかしやすいという特徴の為といわれています。

また、しつけが簡単と思われる賢い犬種といわれる犬種も、賢いが故に飼い主を下に見てしまい、コマンドを聞かないことがあります。
これはα症候群ともいわれ、しつけの場合にはよく問題になります。

更にテリア犬種や独立心旺盛で、頑固な性格の犬もしつけが難しいといわれます。
自分で判断して行動したいと思う性格の犬が多く、コマンドが聞こえても聞こえていないふりをしたりして自分の思った通りに行動する事があります。

〇まとめ

犬のしつけは、犬の飼い主や家族にとっては悩みの種ですね。
しつけのやり方は数多くあり、どの方法を利用するかも悩みますが、飼い主や犬の性格やライフスタイルによって変えてみるといいですね。

しつけの最も大切なことは根気よく続けることです。覚えるスピードは犬によっても変わってきます。気長にゆっくりと慌てずに1つずつ覚えさせていくようにしながら、その犬の性格や性質に合わせて行うと、しつけはそこまで大変な作業ではなくなります。

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