家と家族を守るおすすめの耐震グッズとは?
買っておきたい必需品と使用方法

1章:耐震グッズはなぜ必要?
2章:耐震対策をしないまま地震に遭ったときのリスク
3章:耐震グッズでどれぐらいの震度に耐えられる?
4章:買っておきたい耐震グッズの種類
5章:耐震グッズの実際の使い方
まとめ


 日本は諸外国に比べて地震の多い国だといわれています。その理由は、日本列島が地震の原因とされているプレート(地表を覆っている岩盤)とプレートがぶつかる場所にあるためです。そのため日本国民は地震に対して他の国の方よりも慣れているともいわれています。また地震に対する対策なども進んでおり、住宅の耐震化技術に関して世界でもトップレベルです。
 しかし、建物がいくら耐震化されていても、部屋の中、特に家具などに関してはその家の住人がきちんと対策を講じなければ万全ではあります。
 地震をはじめ、災害対策としてラジオや懐中電灯、飲料水などの準備も大切ですが、家具や家電の転倒による被害を受けないように対策をしておくことも必要です。
 家具類の転倒や落下、また割れたガラスなどによる負傷者は、地震による被害の中でも約3割~5割を占めているともいわれています。自分自身、また家族の安全を考えればすぐにでも耐震グッズは使用するべきでしょう。
 そんな耐震グッズについて、いったいどのようなものがあるのか、また正しい使い方についてなど詳しくご紹介します

1章:耐震グッズはなぜ必要?

地震の際に被害を減らすために耐震グッズは必須

 大きな地震が発生した際、建物自体が耐震構造であれば倒壊などの大きな被害は免れる可能性が高いでしょう。しかし、室内の家具や家電、窓ガラスなどに何の耐震対策も施していない場合、倒れてきた家具や落下物、割れたガラスなどによってケガを負ってしまう可能性があります。
 また、小さな地震でも不安定な家具なら倒れてしまったり、中に収納していたものが落下してくることもあり得ます。それがもし就寝中であれば、何の防御もできず大きなケガに繋がることもあるかもしれません。
 だからこそ地震発生時に家具や家電などが倒れないように、事前に転倒防止対策やガラスの飛散対策をしておくことが必要なのです。特に日本は地震が頻繁に発生する地震大国。そのことを頭に入れておき、きちんと対策をしておきましょう。

2章:耐震対策をしないまま地震に遭ったときのリスク

倒れた家具や家電がケガの原因や避難の障害になることも

 もし耐震対策をせずに、被災してしまった場合どのようなリスクが考えられるでしょうか? まず、家具や家電などが倒れれば大切な財産が壊れてしまうかもしれません。これはケガなどの身体的な被害ではありませんが、財産が失われるというのも以後の生活に影響が出るでしょう。テレビなどの大型家電や大切にしていたインテリアなどが破壊されてしまっては大変です。
 また、当然ですが、地震発生時に倒れた家具や家電、割れたガラスなどによってケガを負ってしまう可能性があります。大型の家具の下敷きになれば、身動きが取れなくなってしまうことも考えられます。災害発生時は、医療機関には当然ですがケガ人が集中します。さらに医療機関自体も被害を受けている可能性もあるでしょう。そうなればすぐに適切な治療が受けられるかどうかは分かりません。自分自身でリスクから身を守る必要があるのです。
 また、直接被害を受けるだけでなく、倒れたそれらがじゃまになり避難の妨げになることもあるでしょう。倒れた家具によって扉が開かなくなり部屋に閉じ込められてしまい逃げ遅れてしまうなどということもあり得ます。
 さらに用意していた防災グッズが倒れた家具の下に巻き込まれて取り出せなくなってしまうなどということもあるかもしれません。それではせっかく用意していた防災グッズも意味がありません。せっかくの備えが無駄になってしまいます。このようなリスクがあるからこそ耐震対策を行っておかなくてはならないのです。

3章:耐震グッズでどれぐらいの震度に耐えられる?

震度7相当にも対応などとうたわれているものもある

 ホームセンターやネット通販などで購入できる家具や家電用の耐震グッズはどれくらいの震度に耐えられるのでしょうか? 突っ張り棒タイプの家具転倒防止グッズや、耐震ジェルなどの商品パッケージを見ると商品によっては「震度○○相当に対応」などと書かれているものがあります。
 ただし、この耐震性能に関してはJISなどによる明確な規格は定められていません。あくまでメーカー独自の実証実験によって確認しているものです。表記されている震度の地震に絶対に耐えられるというものではありませんのであくまで、目安と考えておいた方が良いでしょう。
 また何も記載されていないものもあります。表記のない物は揺れが弱いときには耐えられても、揺れが大きい場合効果が期待できない可能性があります。震度○○相当に対応などとうたわれていて、なおかつ具体的な実証実験の内容が記載されているものの方が効果も期待できるので安心です。購入の際はこういったポイントに注目してください。
 使用する環境や天井の強度、地震の揺れ方によっては、対応するとされている震度の揺れよりも小さな地震にも耐えきれない場合もあり得ます。ですから、耐震グッズはできれば1つではなく、複数を組み合わせて使用するのがオススメです。

4章:買っておきたい耐震グッズの種類

複数のグッズを併用するのがより効果的

 耐震グッズには工事や施工が必要な大がかりなものから、誰にでも設置できる手軽なものまで様々なものがあります。その中でも、ホームセンターなどで購入でき、家庭で手軽に使用できる耐震グッズには、どのようなものがあるでしょう。代表的なものをいくつか紹介します。

●耐震マット

 もっとも手軽な耐震グッズが耐震マットです。ジェル状のシートになっていて液晶テレビやパソコン、電子レンジや食器棚などの下に敷き、粘着力とジェルの柔軟性によって家具や家電の転倒を防止するというものです。転倒を防ぎたい物の下に敷くだけなので使い方も簡単。また、水洗いすることで粘着力も復活するので、繰り返し使えるのも利点です。ただし設置場所の材質によっては粘着力をうまく発揮できないこともあります。また、有効期限なども定められているものもあるので定期的な交換も必要です。

●ストッパー式器具

 大型の家具の前面下部に、挟み込み家具を壁側に傾斜させることで転倒を防ぐのがストッパー式器具です。シート状のもの、テープ状のもの、またクサビ型のものなど様々なものがあります。

●T型転倒防止器具

 家具の上部に貼りつけるタイプの転倒防止器具です。形がT型になっており、家具の上面と家具が接する壁に貼りつけ固定することで家具が転倒しないように支えます。貼りつけ面の面積が広くしっかり支えることができるのでタテ、ヨコの揺れに対応可能です。

●扉開き防止具

 地震の振動を感知して食器棚などの扉が開いてしまうのを防止するのが扉開き防止具です。揺れが収まると自動的にロックが解除されるタイプなら普段使いにも支障がありません。天板の裏と開き戸にそれぞれネジで止めるだけで取りつけも難しくありません。ガラス扉の食器棚なら合わせて飛散防止フィルムを貼っておくのがオススメです。

●突っ張り棒形転倒防止器具

 家具の上部と天井の間に設置して、スプリングのテンションなどで突っ張り、家具の転倒を押さえる棒状の器具がこのタイプです。家具と天井の隙間に合わせた様々なサイズがあり壁や家具を傷つけず、お手軽に設置できるのが特徴です。しかし、天井の材質や強度によってはうまく突っ張ることができず転倒防止効果が期待できません。使用する際は天井に十分な強度があるか確認が必要です。

●L字型金具

 シンプルな上、非常に効果的な転倒防止器具がL字型金具です。使い方は簡単でL字型の金具をネジ止めして直接家具と壁を固定するというもの。ただし壁に強度がないと取りつけができない上、家具と壁に対して穴あけも必要となるので、賃貸物件では使用が難しいでしょう。軽いカラーボックスなどには、ネジ留めでなく両面テープで貼りつけるタイプのL字型金具などもあります。

●ベルト式/チェーン式転倒防止器具

 L字型金具と同様に家具と壁にネジ止めをしてチェーンやベルトで家具の転倒を防ぐのがこのタイプの器具です。しっかり固定できれば効果は高いですが、家具に対して穴あけが必要な上、壁の強度も必要なので賃貸物件には使いにくいでしょう。

5章:耐震グッズの実際の使い方

突っ張り棒形は正しく使わないと効果が期待できない

 家庭用の耐震グッズの使い方はとても簡単です。ジェルタイプやストッパータイプは家具や家電などの下に敷くだけです。L型やベルト/チェーン式はネジ止めをしっかりするのがポイントです。注意が必要なのは突っ張り棒形の転倒防止器具です。
 まず、家具の天板と天井の間の隙間が大きすぎる場合はしっかりと支えることができません。その場合は別のT型転倒防止器具や、L字型金具などを使った方が良いでしょう。
 また、単に家具と天井の間に設置するだけでは効果は期待できません。正しく使用する必要があります。正しい設置方法は以下になります。

①1本だけでなく必ず2本で支える

②突っ張り棒の足の向きは家具に対して垂直に

③取りつけは家具の両端の側板部に

④できる限り奥の壁側に設置する

⑤天井に強度がない場合は板などを挟んで力を分散する。


 また、天井の強度に不安がある場合は合わせてL字型金具やストッパー式器具を併用して使ってください。

まとめ

 地震大国と言われている日本に住んでいると、地震があまり頻繁に起こり、ちょっとした揺れなら大丈夫とつい、その対策を忘れてしまいがちです。しかし、次におきる地震が、もしかしたら大災害に繋がる大きなものになる可能性は常にあるのです。
 耐震対策を怠っていると、ちょっとした油断が原因で、もしかしたら自分だけでなく大切な家族が大きな被害を受けてしまうかもしれません。防災グッズの準備と併せて、転倒の可能性がありそうな家具や家電などをあらかじめチェックしておき、早めに耐震グッズを導入して対策を講じておきましょう。ちょっとしたことですがそれが大切な家族を守ってくれるかもしれません。


日頃から防災準備を心がけてください。

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