自宅のDIY体験談:静岡県在住 T.K様(会社員)

部屋のデッドスペースを活用して
収納場所を確保。
DIYならではのメリットも

※ こちらは実際に自宅でDIYをされている方の “体験談” のため、ロイモールにて取り扱いのない商品もございますので、予めご了承くださいませ。

まるで秋冬ものの服に埋もれるような暮らし

秋から冬にかけて、ウィンドブレーカーやパーカーなどといった上着類が徐々に増えてくる我が家。住居は賃貸物件のため、作り付けの収納は非常に小さく、また手持ちの衣装ダンスにも収まり切らなくなってしまい、仕方なく部屋の壁のあちこちに上着類をかけておく羽目になります。

さらにコート類も登場してくる真冬には、部屋中が服だらけになってしまって、まるでクローゼットの中に暮らしているかのような圧迫感すら感じたため、なんとかこれを解消したいと考えて、解決方法を探ってみることにしました。

住居のデッドスペースを活かすことに

改めて、そのような視点から住居を観察してみたところ、リビングの角の上部が比較的空いているデッドスペースがあることがわかりました。
このデッドスペースを活用するために、横棒を渡して服をかけられる場所を作り、そこに服をまとめるようにするという方法を考えました。

とはいえ、問題なのは賃貸物件であるために壁などに釘が打てないことと、大きな音が出るような工事はできないということで、施工方法も考えなくてはなりません。

そこで考えたのは、長めの突っ張り棒を支柱代わりにして横棒の端とし、もう一方の端を鴨居を使って止めることで、横棒の両端を固定するという方法です。

いざ資材を揃えて設置作業を開始する

実際の空間のサイズを計測して、必要な資材類を用意しました。
使用した資材は、

つっぱり棒220センチ
横棒用アルミ棒137センチ
横棒固定用のパイプ止め金具
クランプ

です。

具体的な作業は、まず支柱代わりのつっぱり棒を立て、そこに横棒固定用のパイプ止め金具をつけます。このパイプ止め金具を締めるのに、六角レンチが必要だったため、手持ちの工具箱の中にたまたまあった組み立て家具に付属していたものを引っ張り出してきて使いました。金具類を購入する際は、必要な工具も確認しておくことが大事ですね。
このパイプ止め金具をつっぱり棒に取り付けてから、横棒用のアルミパイプを通して、さらに六角レンチで締めて、もう片方のアルミパイプの端をクランプを使って固定します。

クランプを設置して、その穴にアルミパイプを通そうとかんがえていたのですが、ここでもやっぱり問題発生。
ほんの数ミリだけアルミパイプが太く、穴に通すことができませんでした。
当初計画が狂ってしまい、少し冷静になろうと何気なく鴨居の上に横棒のアルミパイプを置いてみたところ、なんと偶然にも平行が出ていることがわかりました。
しかも安定しています。
急遽、設置方法を変え、クランプの角度を調整することで、壁とクランプで横棒のアルミパイプを挟み込むようにしたところ、キチンと固定されたため、まずは完成しました。

デッドスペースを活かすことに成功!

実際に服を吊るしてみたところ、パイプ止め金具がはずれたり、クランプが動いてしまうこともなく、きちんと安定をみせてくれました。どうやら想定した機能を果たす模様です。
部屋のデッドスペースを有効利用したため、横棒は高さ2メートルほどのところに設置されていますが、この高さのおかげで、ロングコートなども余裕を持って吊るすことができるため、非常にメリットを感じます。
また余ったスペースには、マフラーなどの冬小物もぶら下げることができるので、かなり重宝しています。

もしこの2メートルの高さに達する家具を購入したり、業者にあれこれお願いするとなると、けっこうなお金がかかったことでしょう。しかし自分で考えて、資材を揃え、あれこれ考えながらやってみたことで、ほんの数千円で問題を解決することができました。また、大きな音が出ることもなく、作業時間もほんの30分ほどで済みましたので、手軽で効果の高いDIYになりました。

これからも、住居の問題解決に関しては、自分なりに観察して、解決方法を考え、取り組んでいこうと考えています。

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