新築で予算があれば、キッチンとお揃いの作り付けの食器棚と言うのが一番理想だと思います。でも、普通はそうはいきません。後から買おうと思ったら、サイズが合わなかったり、通販では最近いろんなサイズのモノが出ていますが、良いなと思うモノは、そこそこ良いお値段です。
そこで、簡単にサイズピッタリに食器棚とレンジ台とスパイスなど細々したものをおしゃれに収納できる簡単収納棚はできないだろうかと考えました。
一から収納棚を作るのは道具も揃えなければならないし、とても大変です。そこで、大活躍してくれるのが、カラーボックス。ドライバーがあれば、女性でも簡単に組立てられるカラーボックスは、強い味方です。カラーボックスを並べただけでは、おしゃれにはなりません。天板にはパイン集成材を使います。表面もきれいに加工されているためモノを上に置きやすくなります。
そして、上段には棚を設けたいのですが、そこにはスノコを使用することにします。今回使用しているのは、以前の家でPC台として使っていたスノコがいらなくなったので、こちらでは収納棚として使用します。
賃貸住宅だと、壁にビスで固定できないので、その場合は2×4柱材にディアウォールやアジャスターなどを使用して、天板と天井とを突っ張って柱を作ってから棚を作れば、耐震対策にもなり一石二鳥です。
イメージができたら実際に作ってみたいと思います。
まず、置きたい場所の採寸。
家事動線を考え、冷蔵庫をシンク後ろ辺りに置きたかったので、まずシンク側の端にはパンドリー棚350mm×700mmを置き、その横に冷蔵庫700mm×700mmを置くとコンロ側の壁からは2200mmのスペースが空きますが、冷蔵庫の両側面に150mmずつスペースを空けたかったので実質置けるスペースは、1900mmです。
そこから考えると、カラーボックスは、1つ300mm×430mmなので、計算をするとカラーボックスは4つ並べることができます。4つ並べた時の全体の長さは1720mmになるので、パイン集成材の天板は電子レンジと炊飯器も置くことを考え、電子レンジの奥行きが380mmあるため、熱を逃がす空間を作ることを考えて、450mm×1820mmのモノをカットせずに使うことにしました。
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