マンションを自宅兼事務所にしており収納不足で悩んでおりました。
主に仕事道具の置き場に・・・。
事務所として使用している部屋の広さは和室の６畳とすごく狭い上、今回の棚を製作する以前にカタログ用の棚も製作していたので既に６畳もなく限られたスペースでたくさん収納できる棚を製作する必要がありました。

また、自宅には子どもとペットがおり足元に道具を置いている危険な部屋な為、道具部屋は立ち入り禁止状態でした。

仕事道具は、高さも幅も様々で市販の棚では入らなかったり、高さが不十分だったりと不便なものが多かったのです。
また、部屋の広さからして身動きがしにくくなる為、たくさん棚を置くことも出来ません。
全て、棚の高さが一緒のものではなく、道具の高さに応じた棚板の高さが欲しかった事か
らDIYすることにしました。

まず、所有している道具の量の把握と寸法を測ることから始めました。
一番下の棚には衣装ケースサイズの道具箱を収納できる必要がありました。

また、今後道具や材料の在庫が増えることも想定し、少し余裕を持った棚を作ることにしました。部屋を少しでも狭くしないように、また棚と梁の間に埃が溜まり掃除が大変にならないように、梁の寸法に奥行を合わせることにしました。

使用した道具・材料はこちらです。

インパクトドライバー・差し金ものさし・スケール・ビス・木材です。

●棚を設置する場所の寸法・収納する物の寸法を測ります。
●木材に好みの高さのしるしをつけます。
●ビスが打ち込みにくいので木材を回転させながら作業します。
※今回DIYした棚は大きいので人に支えてもらいながら作業しました。一番上の棚は高さがあるものも置けるよう天板は作りませんでした。地震等で棚が倒れてこないよう棚全体の高さは、天井の梁の高さギリギリで作り、隙間が空かないよう工夫しました。

完成しました。
作業時間は木材にしるしを付ける所から約４０分かかりました。
畳にブルーシートを敷いて乱雑に置いていたので道具を探すのも大変でした。材料も探しきれなかったら在庫切れだと勘違いし無駄に購入していましたが道具部屋に棚が出来たことで、道具を探す時間の短縮と材料等の在庫確認が明確に出来るようになりコストの削減。

床に道具が置いていないので道具のメンテナンスや整理等も出来るスペースが出来て、悩みが解決されただけではなく、更なる利点が生まれました。

市販品よりもコストを抑えられて、悩みも解決でき、とてもいい棚が出来上がりました。

今では足元に道具が置かれていない安全な部屋になったので子供も道具部屋に入り、一緒に道具のメンテナンスをしたり、材料の在庫のチェックをしたりと手伝いを頼めるようになりました。


（以下完成写真）