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押入れのカラーボックスを引き出すキャスター台をDIY:本と書類の収納
自宅のちょっとしたお悩みをDIYで解決!
自宅のDIY体験談:大分県在住 K.A.様(IT系フリーランス)
押入れのカラーボックスを引き出すキャスター台をDIY:本と書類の収納
※こちらは実際に自宅でDIYをされている方の “体験談” のため、ロイモールにて取り扱いのない商品もございますので、予めご了承くださいませ。
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収納する品がいっぱいで、ごちゃごちゃの押入れの中をどうする?
気がつくとあっという間に本や雑誌、書類などがたくさん溜まっています。いつも手にとる本は本棚に並べるものの、それでも入りきれない本や書類が増えてきます。部屋の中にはなるべく家具を置かず広いスペースを確保したいため、押入れスペースはとても重要です。
ごちゃごちゃしたものほど見栄えが良くないので、目隠しできる押入れの中に入れたいものです。
とはいえ、押入れは本来お布団などを入れる場所なので、とても広く仕切りもなく、押入れ用の収納家具を利用しないととても不便です。市販のものもありますが、ちょっと値が張ります。手ごろで安い家具といえば、やはりカラーボックスです。小さな収納はカラーボックスの各段にさらに入れるとして、押入れくらいの大きめのスペースだと、安いカラーボックスをいくつも組み合わせて入れるのが経済的です。
押入れが横幅で一間(いっけん)あると、カラーボックスや収納家具を並べるのも楽ですが、団地の狭い部屋の中には半間(はんげん)の幅の押入れもあります。この幅がかなり面倒で、カラーボックスを縦にして入れると、残りのスペースが中途半端になります。安いカラーボックスをできる限りのスペースに利用して、たくさんの本や紙類を収納できないか、と思案しました。
カラーボックスで最大容量を確保。カラーボックスごと引っ張り出す仕組みに。
カラーボックスのサイズを計り、半間の押入れの中にどう入れるか、配置を考えました。そして、最も空間を効率的に利用できるのは、以下の配置でした。
押入れの奥の壁に合わせて縦にカラーボックスをひとつ配置し、残ったスペースには、押入れの側面に背を向け、カラーボックスを横にして上下に2つ重ねます。
カラーボックスを横にしておくと、A4サイズの雑誌や書類がそのまま縦に入るサイズです。これで、合計3個のカラーボックスが半間(はんげん)の押入れに収納でき、収納できる容量が増えました。
ところが側面に背を向けて置くと、奥の面を背にして縦に置いたカラーボックスが邪魔になって、一番奥に入れたものに手が届きません。解決策として、とりあえずは普段使わない書類などを一番奥に入れておきました。もし取り出す必要があるときは、手前にある書類を一度取り出し、空いたスペースから手を突っ込んですべて取り出し、その中から必要なものを探す、という具合となりかなり面倒です。この状態で数年間暮らし、ついに解決策に取り掛かりました。
それは、「側面を背にして置いたカラーボックスごと引っ張り出す」という手段です。こうすれば、手前の書類を一度引き出して、奥の書類を取り出す必要がありません。入れている雑誌や書類の背も見えるので、必要なものだけ取り出せます。
カラーボックスごと引き出すには、もちろん、そのまま引っ張り出すのは重量的に無理です。そこで、「キャスターを取り付けた台座」を思いつきました。
カラーボックスのサイズを測ってみると、奥行きがちょうど、24cm幅の板材に乗る程度で、これは便利です。
さっそく、サイズを決めて板材を購入し、お店でカットしてもらいました。
安定性を重視。板材の横幅と、キャスターを取り付ける位置がミソ!
カラーボックスを横にして上下に重ねているため、安定性には注意しなければいけません。さらにキャスター付き板の上に乗せて引っ張り出すのですから、さらに安定性は重要です。本や書類をびっしり入れたカラーボックス2個分が誤って落ちてしまったら、ケガをしそうですし、押入れも損傷させてしまうかもしれません。
押入れの形状をしっかり見て、引き出す際の動きもよく考えてみました。まず、板材は、横にしたカラーボックスの底の面の長さに合わせるのではなく、押入れの奥行きのサイズに合わせます。押入れの奥は、底に巾木があるため、キャスターの高さがあっても板が巾木に触れるようなら、その分を差し引いた長さにする必要があります。
我が家の押入れでは、カラーボックスを横にして入れると、カラーボックスの横幅のほうが若干長かったのです。ですが、少しはみ出ても、押入れの扉には触れないぎりぎりの幅でした。そこで、安定性を確認した上で、この誤差には目をつぶり、カラーボックスは押入れの床から少しはみだして置くことにしました。結果、キャスター付き板材の幅は、カラーボックスの横幅より短くなりました。
もうひとつとても重要な点が、キャスターをつける位置です。当初、何も考えずに、横(長い面)の両端にそれぞれ3箇所、合計6個のキャスターを取り付けました。
ところがその後、このキャスターの位置だと、カラーボックスを引っ張り出したときに安定しないことに気づきました。
カラーボックスをキャスターごと引き出すと、キャスター4点で支えるため安定性が悪かった失敗例
隣に縦に置いたカラーボックスに隠れている奥の部分が手前に出てくればいいので、横置きのカラーボックスは引っ張り出しすぎる必要はありません。そして最大に引っ張り出した位置の、ちょうど端にキャスターがあるほうが、安定性が高くなります。その位置を確認し、キャスターは長い面の端にそれぞれ4箇所、合計8個に取り付けなおしました。
キャスターの数を増やし、取り付け位置を見直して安定
キャスターをつける位置を修正し、長い面の端にそれぞれ4個、合計8個のキャスターを取り付けると、カラーボックスを引き出したときに、ちょうど端から2つ目のキャスターが押入れの手前で安定しています。引き出しても合計6個のキャスターで支えられているので、安定感もあり、カラーボックスはびくともしないようです。カラーボックスの横幅の約4分の3が押入れの中の側面で支えられているためだと思います。ひと安心です。
もうひとつの心配は、カラーボックスを横にして上下に重ねて置いたのですが、金具などで2つを止めずに重ねて置くだけで安定性は大丈夫か?ということでした。頻繁に出し入れするわけではないこともあり、必要な際にそっと気をつけてゆっくり引っ張り出していますが、中に入っている本や書類の重さもあって、引っ張り出す際に上のカラーボックスが動いてしまうことはないようです。
ただし、この引っ張り出す作業は私一人しか行っていないので良いのですが、小さい子供にはやはり危なそうなため、触らせないほうが良いかもしれません。普段子供がまったく出し入れしない押入れのため、我が家では事故は起きていません。
もちろん、地震の多い日本ですから、防災のためには、カラーボックス2つを金具でとめた上で、さらに揺れてキャスターごと動いてしまわないように、上段のカラーボックスに金具をとりつけ、押入れの側面の壁に固定できる仕組みを作るのも良いかもしれません。完全に固定してしまうと引き出せなくなるため、鉤(かぎ)のようなもので引き出さないときは一時的に固定できる形が良いでしょう。
ちなみに我が家では、このキャスターを設置した後に、九州・熊本地震を経験していますが、団地が頑丈だったためか、固定を全くしない状態でも、カラーボックスは動いておらず無事でした。防災を意識するなら、ぜひ一時固定もできる形を選択してみましょう。
今回は、カラーボックスの中に本と書類をたくさん入れる想定でDIYしましたが、もしぬいぐるみなど軽くて大きなものを入れる場合はどうでしょうか?推測ですが、恐らく本のように重みがないので、キャスター台を引き出す際に少し不安定になるのでは…と思います。その場合はカラーボックスではなく、プラスチックケースのほうが良いかもしれません。そして板材を利用せず、プラスチックケースに直接キャスターをつけるので十分かもしれません。
(以下完成写真)
底のキャスターを、横3つ(計6つ)から、横4つ(計8つ)に修正したもの。キャスターはまず、横長の端4箇所につけたのち、引き出した後に押入れの端に来るあたりの位置にちょうどキャスターがくるように計測しました(右から2つ目)。残りの1つ(計2つ)は、ちょうど中間に止めました。
押入れに設置するとこうなります。横にして上下においたカラーボックスで、手が届かないのは一番奥の段です。奥の段の手前少しだけが、手が入る状態です。
引き出した状態。一番手前のキャスターだけが宙に浮いて、残りの3箇所(合計6つ)のキャスターで支えられます。
下から見ると、こんな感じです。カラーボックスの幅のほうが少し長く、板材からはみ出していますが、中に入れる本や書類の重さで固定されているようです。
引っ張り出す際には、くれぐれも、手前から2つ目のキャスターより多く引き出さないことがコツです。多少多めに引き出したとしてもすぐに落下することはないでしょうが、少し傾くかもしれませんので、注意したほうが良さそうです。
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