自宅のちょっとしたお悩みをDIYで解決!
自宅のDIY体験談:茨城県在住 N様(製造業)

賃貸住宅のデッドスペースを有効利用する
自作デスクのDIY

※こちらは実際に自宅でDIYをされている方の “体験談” のため、ロイモールにて取り扱いのない商品もございますので、予めご了承くださいませ。

ダイニングキッチンと押入れのある洋室を繋ぐスペースを有効活用できないか考えた

結婚を機に実家を出て賃貸アパートを契約した私ですが、いざ住み始めてみると下記の間取り図記載の赤丸部(ダイニングキッチンと洋室を繋ぐ引き戸)をあまり使わないことに気が付きました。
使わないなら趣味スペースとして有効活用しようと思い立ち、出来合いのデスクを購入するか自作するか検討を重ねました。

自作するか出来合い品を買うか、自作する場合の材料の選定

2DKの狭い物件かつ「小遣いの範囲内でやって」と妻からの指示もあり、少しのスペースも無駄にしたくないという思いがありました。
そこで赤丸部の寸法(横800mm×縦1000mm)ピッタリのデスクを探しましたが、イメージと合致するデスクは売っておらず、調整式の製品は1万円を超える物ばかりでした。
できるだけ費用をかけず、自分好みの物が欲しいとなると自作するしかないと思い、自作する方向で材料の選定を始めました。

材料の買い出し、作業開始

材料、道具ともにホームセンターで揃えました。
デスクの天板の材質は軽量・安価・頑丈の3点を念頭に置き選定しました。
DIYで家具を作る際の材料は大きく分けて2つで、金属か木材です。
金属は頑丈だが重く、高価であり、天板での使用となるとある程度の厚みがないとたわんでしまうというデメリットがあります。

その点木材は軽量で安価なものが多く、加工が簡単です。
同厚なら金属の方が頑丈で耐過重も高いですが、パソコンで作業をしたり、趣味のプラモデルを作成する程度の使用を予定していたので、そこまでの頑丈さは必要ないと思い、天板材は木材に決定しました。木材だけでも種類がとても多いです。
全て解説すると長くなってしまうので割愛しますが、中でも1番安価で加工が容易なSPF材を使用しました。
SPF材という小さなカテゴリの中でも1×4(ワンバイフォー)や2×4(ツーバイフォー)などの規格があります。
私は自家用車で木材を運ばなければならなかったため、天板用として1×4材を4本購入しました。
次にデスクを支える脚の部分の選定です。
私の好みとして、一般的なパソコンデスクよりも少し高さがあるものが欲しかったので、FL(フラットライン=建物の床面)から800mm程で4本脚として作成しようと考えていました。
結果から言うと天板と同じ1×4材を3本購入しました。理由は天板と同じで金属よりも安価だからです。
SPF材と同程度の価格で金属を使用する場合、9φ程度の細さになってしまいます。
ここまで細くしてしまうと、もはや取り柄の頑丈さがSPF材よりも劣ってしまうため、天板と同素材で考えました。

道具はノコギリ、コーススレッドビス(木材用ビス)、ニス、刷毛を購入しました。
ニスを塗るかは好みによりますが、ニスを塗るとしっとりとした雰囲気になります。
重ねて、耐水効果も得られるため、特にこだわりがなければ塗ることをお勧めします。
今回かかった費用としては材料代約2000円、道具代約2000円の計約4000円でした。
ノコギリなどは1度購入すればずっと使えるものなので、額面よりはお得に作ることができます。

ピッタリ収まり、満足の出来

素人制作なので脚のガタつきはありましたが、寸法ピッタリに作った甲斐もあって天板がガタを抑えてくれて、使用上は問題ない出来になりました。
初めてのDIYでしたが、自分で設計から制作まで一貫して手掛けると愛着が湧きますし、なにより自分好みの、世界に一つしかないオリジナル家具が作れます。
失敗しても楽しいので、まずは作ってみることをお勧めします。

(以下完成写真)

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