単身赴任していた主人がこの春、自宅に戻り4年ぶりに家族が一緒に住むことになりました。
ほどなく単身赴任していた先から届いたのは、20箱にも及ぶ本が入った段ボール!
とりあえず主人の部屋の押し入れに段ボールのまま収納したのはいいものの、「これって一生読まないよね」と夫婦で押し入れを眺め、主人が一言、「断捨離だな」。
この段ボールの詰まった物置と化したスペースに本棚を置いて、いつでも取り出せるようにしたい!!こうして、本棚作りがスタートしました。
20箱の段ボールにつまった本を、読むモノだけピックアップし、残った本の数は80冊。
この80冊をサイズごとにグループ分けします。高さ15センチから20センチの単行本グループ。
高さ30センチの雑誌、写真集グループ。この2グループが半々ぐらいの分量だったので、2段の本棚にし、上の段に小さい本、下の段に大きい本を収納します。
高さは本のサイズ、横幅は、本の分量のサイズ+αで決めました。この時、これ以上本を増やさないぞ!!という意識が自然と芽生えました。
押し入れ収納で困るのは、無駄にある奥行きです。奥行きがあることで取り出しにくくなることを避けるため、敢えて本棚の奥行きはあくまで本のサイズに合わせ、棚を奥に詰め、余った手前スペースをパソコンや、いつも使うものを置くスペースとして開けておきました。
こうすることで、本も取り出しやすく、手前のスペースの余裕が、本棚の前にあるオシャレなカウンターのように見えて個人的には気に入っています。本棚のサイズの吟味にかなりの時間を費やしました。使いやすさはサイズの吟味にかかっていると思います。
我が家には2年前に亡くなった愛犬の小屋の廃材が残っていました。犬小屋は、主人と当時小学5年生だった息子が2人で作ったものでした。木は、雨に当たらない工夫をすれば意外と長持ちします。手間はかかりますが、最終的に立派なものをお店で買うより手作りした方がそのものに愛着が湧きますし、節約にもなります。とっておいた木はほこりを取り除くため、やすりで丁寧に磨きました。古い木は古材感が出て味があります。
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