DIYで板を切断し、釘を打って四角い本箱を作ることはそれほど難しいことではありません。しかし、ただ四角い板を組み合わせるだけではあまり工夫も無く、デザイン性も乏しいですよね。

DIYは家具や家の補修、メンテナンスだけでなく、住まいや生活をより充実させることができるよう、美しさやデザイン性といったことも、できれば追求したいものです。

そこでオススメしたい電動工具が「トリマー」です。トリマーを使えば板同士を切って組み合わせるだけのDIYから、美しさやデザイン性にも優れた木製品等を作り出すことができます。

ではトリマーとはどのようなもので、どう使えば良いのか等々わかりやすく説明していきます。

トリマーって何?

まず基本的なことからご紹介しましょう。トリマーとは何かということです。

(トリマーの製品例)

写真がトリマーの製品例ですが、この写真からだけではどんなものか想像することは難しいかも知れませんね。

では「トリマー」と聞いてある職業を思いついた方はいないでしょうか。

そうです、主に犬などのペットのトリミングを行う専門職の方をトリマーと言いますよね。

トリマーの方が行うトリミングとは、主に犬の毛をカットすることで毛並みや長さを整えるなどして美しくすることですが、この犬に行われるトリミングを木材に施す電動工具がトリマーと言って良いのです。

つまり電動工具のトリマーとは、主に木材を切削することで木材を加工し、形を整えたり、装飾を施したりする工具と言えます。

トリマーの基本的な使い方

トリマーは「ビット」と呼ばれる、用途に応じて交換が可能な切削するための刃がついた工具を本体に取り付けてモーターで高速回転させることで、木に様々な装飾加工を施したり、均一な溝を彫ったりすることができます。

歯科で歯を削るために使用されているドリルも先端な金具が高速回転することで歯を削ることが可能ですが、この原理と同じです。

そのため、トリマーの基本的な使い方は用途に合ったビットを取り付けることから始まります。
このことを踏まえて、トリマーの基本的な使い方の手順を紹介しましょう。

1.ビットを選択します。

ビットには様々な種類がありますが主には「溝を加工」する機能と、「面取り」といって主には木のふちを丸くしたり、段差をつけたりといった装飾を施す機能が代表的です。

例えば溝加工をする場合にはV字型の溝を彫れたり、U字型の丸みのある溝を彫れたりしますが、どのようなデザインにしたいかを考えて選ぶことが基本となります。

2.本体のビットを取り付ける部分に取り付けてあるナットを緩めて、(交換前の)ビットを外します。

本体に何もビットが取り付けられていない状態ならこの行程は不要ですが、トリマーを購入した際、予め別のビットが取り付けられている場合もありますので、交換が必要な前提で説明することにします。

ビットを外すには「コレットナット」と呼ばれている専用のナットをスパナでゆるめて取り外すのですが、ここでポイントがあります。コレットナットにスパナを当てて、ただ回すだけではコレットナットとモーターのシャフト(軸)の部分が一緒に回ってしまい、緩めることができません。
そこで、多くの場合トリマーを購入すれば付属品のスパナが付いています。スパナでモーターのシャフト部分を固定した上で、自分で用意したスパナをコレットナットに当ててナットを緩めます。

すると取り付けてあったビットを取り外すことができます。

3.ビットを取り付けます。

ビットを本体に取り付けます。まずコレットナットの穴にしっかりとビットを差し込んだら、2と同じ要領でスパナでシャフト部分を固定した上で、今度はコレットナットをスパナで回転させて締め付けます。

ビットを取り付けたら、基本的にトリマーの準備は終了です。この後は本格的な切削作業へと進みます。

4.フェイスガードとマスクを装着します。

トリマーを使用すると大量の木くずが発生しますし、その木くずが向きなどによっては顔に飛んでくる場合もあります。

ゴーグル、またはフェイスガードを装着するようにしましょう。また木くずを飲み込んでしまわないよう、マスクを装着することも望ましいと言えます。

5.クランプなどを使用して削る板を固定します。

加工する内容や量などによっては固定しなくとも済む場合が例外的にありますが、板が動いてしまいますと作業がやりにくくなるだけでなく、すべって危険が伴うこともあります。

クランプなどを使用して溝を削る板をしっかりと作業台などに固定しましょう。

6.トリマーのビット先端の出具合を調整します。

今度はビットの出具合を調整します。ビットの出具合が、ほぼそのまま溝の深さとなります。

尚、ビットの出具合を調整する方法はメーカーや機種によって異なりますので、トリマーを購入した場合には、ビットの調整方法については取扱説明書を参考にして調整を行うことが基本ですが、事例を挙げれば、目盛りをみながら高さ調整用のレバーを上下させることで出具合を調整できるものなどがあります。

また、大抵のトリマーにはビットの出具合を計測できる目盛りがついていますので、その目盛りを参考に何ミリ出ているか等は容易に確認できるようになっています。
出具合の調整が出来たら、これも具体的な操作方法は機種によって異なりますがビットをロック(固定)する操作を行います。これでビットの出具合が固定されます。

このビットの出し方のコツですが、最初から大きく出し過ぎないようにすることです。

溝を削る場合は数回にわたって徐々に深く削ることがコツです。仮に5ミリ程度の溝にしたいなら、最初は2~3ミリ程度ビットを出して作業を行うようにしましょう。

7.ベースプレートを浮かないように切削する板にのせて、電源を入れ、切削します。

溝を削る板にビットの先端があたらない位置で、つまりビットが飛び出ている分部から半分程度のベースプレートは宙に浮いた状態で、残りのベースプレート部分は板から浮かないように密着させ、電源を入れたらゆっくりと「前方向」に向かって切削してゆきます。

以上が基本的なトリマーの使い方です。

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