電球の種類とは?

 一見どれも同じように見えても、電球には様々な種類があります。昔ながらの白熱電球に蛍光灯、さらに最近主流のLED電球など。口金があって、ガラスのドームの中で発光するという点では同ですが、口金のサイズや規格、明るさ、さらに発光色や消費電力など、細かな点で大きな違いがあるのです。

 もし、切れた電球を交換しようとして、間違ったものを選んでしまいますと、照明機器に取り付けられないこともあります。また、取り付けられたとしても、イメージしていたものとは違った明るさであったり、発光色であったりすることも。そんな電球を選ぶ際にとても重要な口金のサイズや種類などの違いについて、分かりやすくご紹介します。

1章:電球の種類とは
2章:電球の仕組み
3章:口金の種類とは
4章:電球の明るさ。W(ワット)、lm(ルーメン)とは
5章:電球色の選び方
まとめ

1章:電球の種類とは

主流は消費電力が低いLED電球

 昔からある、ガラスのドームの中にいわゆるフィラメントのあるのが白熱電球です。値段も安く種類も豊富。またナチュラルな暖かな灯色が特長ですが、その欠点は寿命が短く消費電力が高いということです。

 電球型蛍光灯は、蛍光灯を電球型にしたもので、同じ規格の口金であれば白熱電球と交換する形で使用すること可能です。その特長は白熱電球よりも低消費電力で寿命も長いというもの。そのため一時は家庭用の電球として人気となっていました。

 しかし、蛍光灯なので点灯回数が多くなると寿命も短くなります。またダウンライトなどの調光機能や、センサーなどに対応しないものもあり交換には注意する必要があります。

 LED電球は電球型蛍光灯よりもさらに低消費電力で長寿命なのが特長です。価格は少し高めですが、蛍光灯よりもさらに消費電力が少なく、また寿命が長いので交換の頻度が少なく済むので長期的にはとても経済的です。今後は間違いなくLEDが主流になっていくでしょう。そのほかの特長として蛍光灯やLEDは、昼白色、昼光色、電球色など発光色が選ぶことが可能です。

●白熱電球の特長

値段が安く種類も豊富。また暖かな灯色も特長。ガラスドームが透明タイプであればフィラメントの輝きが楽しめるのでインテリアにも向いている。白色タイプの電球は、光を拡散し、柔らかな光で周囲を照らすことができる。ただし寿命が短く消費電力も高め。

●電球型蛍光灯の特長

従来からの白熱電球のソケットにそのまま装着できる。白熱電球よりも消費電力が低く、寿命も約6倍あるため経済的。光の拡散性も高く、部屋の照明などに向いている。ただし価格は白熱電球よりも高価。また調光やセンサー機能のついた器具には使えない場合がある。長寿命だがLEDよりは短い。

●電球型LEDの特長

白熱電球や蛍光灯よりも低省電力で長寿命、最も経済的とされているのがLED電球。応答速度も速くスイッチを入れるとすぐ点灯する。頻繁に点灯を繰り返す玄関やトイレなどにも向いている。白熱電球よりも光の拡散性がないとされてきたが最新のLED電球では白熱電球並みの柔らかな光が再現されている。

・白熱電球

・蛍光灯

・LED電球

2章:電球の仕組み

基本となる白熱電球はどのように発光する

 一般的な白熱電球の仕組みはとてもシンプルです。ガラスのドームの中に金属の線でできた「フィラメント」があり、そのフィラメントに電流を流すと、約2000~3000℃の高温になりフィラメントが白熱化することで光るのです。

 電気はガラスドームの根元にある「口金」を通じでフィラメントに流れるようになっています。ガラスドームの中は真空であったり、不活性ガスなどが封入されているものもあります。白熱電球が切れるというのはこのフィラメントが白熱することで、徐々に蒸発してしまうためです。使用に伴い少しずつ小さくなりやがて切れてしまうのです。

 蛍光灯は、水銀ガスなどが入っている蛍光管の中で、両端の電極から熱電子が放出され電子が水銀ガスに衝突することで紫外線が発生、それがガラス管内の蛍光塗料にぶつかることで発光します。

 LEDは、プラスの電気が流れるP型半導体と、マイナスの電気が流れるN型半導体の2種類くっつけたもので、電圧をかけることでプラスとマイナスの電気がぶつかるエネルギーを光に変えて発光しています。白熱電球や、蛍光灯と違って電気を直接光に変化させるという発光原理を使っているので少ない電力で発光することが可能なのです。

3章:口金の種類とは

口金の幅を測れば規格が分かる

 電球の根本にある、ねじ山刻まれた金属部分が口金です。この部分を照明器具などのソケットにねじ込み取り付けます。口金にはE26やE17などの規格があり、数字の部分が口金の直径をmmであらわしています。

 一般家庭でよく使われているのは「E26」型。トイレやお風呂などに使われているサイズがこちらです。E17はミニクリプトン球やシャンデリア球などに使用されており、E11はハロゲンランプやスポットランプなどに多い口金です。

 この3つが日本の一般家庭ではおなじみですが、ほかにもE12やE14などもあります。口金のサイズを変換できるアダプターなども販売されているので間違って購入した場合にはそちらを使用するといいでしょう。
口金変換アダプター

●口金の種類

・E26

もっとも一般的なサイズ。家庭用の電球としてトイレや洗面所などに多く使用されている。

・E17

ミニクリプトン球やシャンデリア球などに使われているサイズ。少し細い形状の口金で
広く普及している。

・E11

ハロゲンライトやスポット電球などに広く使われているサイズ。E26、E17とともに国内で広く使われている。

・E14

海外規格の口金で、輸入物のシャンデリアなどに使用されている。

・E12

豆電球などに使用されているサイズ。シーリングライトの常夜灯などに使用されている。

●口金サイズの測り方

 もし交換用の電球の口金がどの規格が分からない場合は、電球の口金のサイズを測ることで判断することも可能です。それが26mmであればE26規格ということになります。

 口金のサイズを測る場合は、ネジ山のある円筒形となった部分の直径で測りますが、ネジの谷ではなく山部分で測るようにしてください。
 ノギスなどがあれば簡単ですが、ない場合は定規の目盛の上に口金部分を横に倒して置き、真上から目盛を読み取ることでも測ることが可能です。

 なおE11とE12、E14などサイズが近い物は間違いやすいので、注意して下さい。購入の際は切れた電球をもっていったほうがよいかもしれません。

4章:電球の明るさ。W(ワット)、lm(ルーメン)とは

白熱電球とLEDでは表記が違うので注意

 白熱電球は消費電力である○W(ワット)数が明るさの目安として使われています。蛍光灯はその白熱電球の明るさであるW数を基準として、○W型(実際の消費電力はそれより低いが明るさは白熱電球の40W相当)という表記がなされています。

 それらに対してLED電球では、より明確に、ランプから放射される全光束をlm(ルーメン)の値を使い、明るさが表わされるようになっています。近年は蛍光灯でも同じように○W相当・lmと明るさが併記されているものもあります。

 パッケージに記載されたルーメン値が大きいほど、明るいということになります。白熱電球のW数に対して同じ明るさのlmはどれくらいなのかは下記の表を参照してください。

出典:一般社団法人日本照明工業会 https://www.jlma.or.jp/led/index.htm 電球形LEDランプQ&A


5章:電球色の選び方

お部屋にあった色温度を選ぼう

 白熱電球を低消費電力のLED電球に交換しようとした場合、悩むのはサイズだけでなく、発光色ではないでしょうか。発光色は昼光色、昼白色、電球色といったものがありますが、これらは主に以下のような色温度で分けられています。

 色温度はK(ケルビン)であらわされそれぞれの発光色のK数は、メーカーによって違いはありますがおよそ以下のようになっています。色温度が高いほど発光色は青白さを増し、逆に低くなると黄色っぽい光になります。
・昼光色 /6500K
・昼白色/5000K
・白色 /4200K
・温白色 /3500K
・電球色 /2800K
 これら色の違う発光色はどのように使い分けるといいのか、まずコントラストが高く細かなものもはっきりと見えやすい昼光色ならば、勉強などの読み書きや、裁縫などの作業する場所に向いています。集中が必要なオフィスなどでも昼光色が使われています。

 昼白色は太陽の光にもっとも違い、自然な色なので、リビングなどにオススメです。自然な色合いの灯りでお部屋を照らしてくれます。洋服の色選びや、洗面所などでメイクの確認をするのにも向いているでしょう。

 温かみの感じられる電球色は、リラックスしたい寝室などに向いています。廊下や階段などの夜の照明にも向いています。また料理も美味しく見えるので食卓の明かりにもおススメです。

まとめ

 切れない限り交換の機会のない電球ですが、いざ替えようとすると、意外にサイズや明るさを把握していないものです。購入の際にはあらかじめ正しい口金サイズと明るさを調べ、好みの発光色を選んで是非お部屋を心地よい明かりで満たしてください。

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