財布はコンパクトに使用するための選び方とは

目次

■1章:便利で使い勝手の良いコンパクトな財布選び
■2章:財布とは
■3章:財布の形による特長
■4章:財布の素材による特長
■5章:財布の色で運気が変わる
■6章:財布の交換時期
■まとめ

1章:便利で使い勝手の良いコンパクトな財布選び

財布を選ぶ際に、形、大きさ、カラー、素材
何を基準にして選ぶべきなのか

 デザインやカラー、長財布、二つ折りなどのスタイル、さらに素材の違いなど、財布とひとくちに言っても、そこにはさまざまなタイプが含まれます。その中から何を基準にして選ぶべきなのかは、ファッションアイテムでもありますから基本は個人の好みによるのでしょう。
 しかし、いざ新しい財布を選ぼうとすると、何をどう選べば良いのか、いったいどこにこだわれば良いのか、意外に迷ってしまいがちです。
 しかし、何より重要なのは、自分自身が財布に対して、どんなことを求めているのかということです。とにかく見た目なのか、カードや領収書などがたくさん収納できる機能性を重視するのか、それともバッグやポケットなどにもしまいやすいコンパクトさを求めるのか。
 さらに、素材に関しても選択肢は多岐に渡っています。革、布、織物、ナイロンなどの合成繊維、プラスチックや紙などを使った物だってあります。
 もちろん一般的なのはレザー製ですが、レザーといっても高級なもの、リーズナブルなものもありますし、牛革のほかにも馬革やブタ革、エキゾチックレザーといわれる蛇やワニなどの爬虫類の革製のものなどもあります。ほかにもオーストリッチやキャメル、シャークスキンなどというものもありますね。まさに千差万別です。
 もちろんカラーにも個人によって好みやこだわりがあるでしょう。人によっては風水を気にする方もいるのではないでしょうか。
 このようにあらためて考えてみると、思いのほか難しいのが財布選びなのです。当然流行というのも考慮すべきでしょう。流行といえば、以前なら、財布は長財布が定番であり大人の選ぶべき財布とされていました。
 しかし、最近注目を集めはじめているのが、コンパクトで使いやすい財布です。これは電子マネーやカードの普及によるキャッシュレス化で、財布にそこまでの収納性を求めなくなってきたということなのかもしれません。
 そこでここでは、小さくとも収納力があり、デザイン性にもすぐれ、カードなどの収納力もある機能性に優れたコンパクトな財布にスポットを当て、その選び方について紹介します。

2章:財布とは

貨幣、紙幣の誕生とともに使われはじめた財布

 財布の語源は、財産の「財」に、布袋を意味する「布」を組み合わせたもので、文字通り財産を入れる布袋という意味です。つまり、日本ではお金を入れる布の袋が財布の起源ということになります。
 では、世界では財布はいつ頃から使われはじめたのでしょうか。原始時代、経済が物々交換で行われていた時代には、そこに入れるべき貨幣や紙幣が存在しなかったわけですから、当然財布に該当するものは存在しませんでした。
 やがて、物々交換に変わって、穀物や貝殻、刀剣や家畜などが貨幣のかわりに使われはじめますが、こういったものを入れるものは、まだ財布と呼ぶのは無理がありますね。
 貿易が盛んになり経済の規模が拡大すると、現在の貨幣に繋がるものが使われはじめます。それは、決済手段として使いやすく、物々交換よりも流通しやすいもの。さらに簡単に変質せずに耐久性があり、富として共通認識ができるもの。加えて貯蓄(蓄積)も容易で、地球上に、その素材が流通に足りるほど十分にあるということも重要です。
 そこで使われるようになったのが金属を使ったいわゆる貨幣です。金貨や銀貨、銅貨などですね。その起源は紀元前700年ごろのオリエントと言われています。現在の財布の歴史はこの貨幣の誕生とともに生まれたと考えていいでしょう。貨幣が使われるようになり、この貨幣を収納する入れ物が必要となり、使われるようになったのが財布(に相当するもの)の起源ということになります。
 当時はおそらくなめし革で作った袋にその貨幣を入れていたと考えられています。素材に革が使われていたという点は現在の財布と変りませんね。しかし、この時代の財布は貨幣を入れるものですから、財布というよりは、袋状のいわば小銭入れのようなものでした。
 現在、私たちが使っているいわゆる札入れ、財布の形になったのは、紙幣(に相当するもの)が発行されるようになってからです。
 紙幣の起源には諸説あります。古代エジプトでパピルス製の紙幣が使われていたという説もありますし、中国では宋代に鉄銭の預り証として発行されていた交子(こうし)という世界史上初の紙幣とされるものがありました。
 しかし現在の紙幣に繋がる、国家によって承認された銀行券としては、17世紀ヨーロッパで発行されたものが最初とされています。つまり、現在の、札を入れる財布が生まれたのもこの17世紀ということになるでしょう。
 当時の財布の原型は、今の財布とあまり変りません。今でいう長財布の形をしており、紙幣をそのまま折らずに収納できるものでした。
 では、よりコンパクトな、二つ折りや三つ折りの札入れ、財布が誕生したのはいつ頃か? これはクレジットカードなどが普及し、それを収納できるポケットが一般化して以降だと言われています。つまりかなり最近のことです。
銀行のキャッシュカードやお店の会員証、交通系のプリペイドカードなど多くのカード類を持ち運ぶ機能が求められ、こういった二つ折りや三つ折りの財布が生まれました。そして今その需要が増加しています。
 ちなみに日本でいわゆる札を入れる財布が使われるようになったのはいつか。それも紙幣に相当する藩札が発行されるようになってからです。当事は革製ではなく布製のものが使われていたようです。
 そのため、日本では紙幣を入れるものに財布という字が使われたのです。その財布は西洋の札入れを模したものではなく、元々日本で使われていたものを元に作られました。その元になったものが「懐紙入れ」です。
 懐紙(かいし)とは、分かりやすいところではお茶の席で茶菓子の下などに敷かれているあの薄い和紙のことです。懐紙はそういった目的だけでなく、今で言うティッシュペーパーやハンカチ、メモ用紙などにも当事は使われていました。つまり生活に必要な紙であり、大人のたしなみでもあったのです。懐紙はその名の通り「ふところにいれて携帯する紙」であり、そしてそれを入れて携帯しておくのが「懐紙入れ」だったわけです。
 複数の紙を入れておき、持ち運ぶ道具である懐紙入れは、そのデザインがまさに札入れ(財布)だったため、おのずとそれを元にして日本では財布が作られるようになりました。そして、現在でも、この懐紙入れをモチーフにした財布が作られており、和風のおしゃれな長財布の一つとして販売されています。

3章:財布の形による特長

高級感のある長財布。機能的で携帯性に優れた二つ折り・三つ折り財布

 このように、世界でも日本でも、中世以降から使われるようになった財布。札を入れるという目的から考えても、元々のデザインは長財布が基本であったのは間違いないようです。長財布は機能的でデザイン性も高く、また高級感もあるので今もその人気は変りません。
 しかし、カード類やスマホなどの電子機器など、普段から持ち歩くものが増えてくると、長財布はその大きさから不便を感じることが増えてきています。
 そこで最近注目を集めているのが二つ折り、三つ折りなどのコンパクトな財布なのです。高級なものは今でも長財布のほうが種類豊富ですが、コンパクトな財布もそのバリエーションが増えており、また高級感があるもの、デザイン性の高いものなども少なくありません。もちろんそれぞれ一長一短があり、どちらが優れているというものではありません。ではそんな長財布とコンパクトな財布には、それぞれどのような特長があるのでしょうか。

●長財布
 お札に折り目をつけることなく収納できるのが長財布の特長です。そんな長財布の一番の魅力は、そのサイズからくる優れた収納力と、またその大きさによる存在感にあるでしょう。
 たくさんのお札を収納できますし、コインポケットも広く小銭なども探しやすいでしょう。カード類もたくさん入りますし、取り出しやすいこともメリットです。
 またお財布は、食事をした際など人に見せる機会も少なくありません。そんな時、高級感のある上質なレザーの長財布を取り出せば自分の経済力をアピールできるかもしれません。最近はキャッシュカードや各種クレジットカード、交通系ICカードなど、たくさんのカードを持ち歩く必要性がありますが、そんな場合にも収納力に優れた長財布は適しています。
 さらに、定番デザインであるゆえに、素材や柄、カラーなどデザインのバリエーションも豊富。財布にファッション性を求める人にも向いているでしょう。
 そんな長財布にも細かなデザイン別にいくつかのタイプがあります。ファスナーやスナップなどがない、シンプルなかぶせ蓋タイプのほかに、スナップタイプ、フラップタイプ、L字ファスナータイプ、ラウンドファスナータイプなどがあります。
 デメリットは、その大きさによってどうしてもかさ張ってしまうこと。バッグなどに入れておいてもスペースを取りますし、ポケットに入れておくには向いていません。バッグなどを持ち歩かない人には邪魔に感じることがあるかもしれません。


●二つ折り財布

 もちろんレディース用もありますが、どちらかというとメンズ用の財布といったイメージが強いのがこの二つ折り財布です。デザインとしては長財布同様に定番です。
 一番の特長はコンパクトに二つに折りたたむことができるので、片手でも持ち運びやすく、またバッグなどに入れておいても邪魔になりにくいということでしょう。それでいてカードやお札、硬貨や領収書などの収納力は十分で、機能的であるのも大きな特長です。
 さらにまたズボンのヒップポケットなどに入れておくこともできるので、手ぶらで出かけたい方にも向いています。そのため男性の方に好まれる傾向があります。
 カジュアルなイメージもありますが、最近はハイブランドのものや、高級なレザーを使ったものも多く、バリエーションの豊富さでは長財布にも負けていません。それでいて長財布に比べると比較的リーズナブルという点もメリットでしょう。
 ただし、そのデザインの特性上、二つ折り財布は長財布よりも容量で劣る傾向があります。長財布でも特に容量が大きいとされるラウンドファスナータイプと比較すると、だいたい容量は半分程度。お札やカード、領収書などをたくさん入れておきたいという方には物足りないかもしれません。
 また、長財布に比べると、最近はそうでもありませんが、どうしてもカジュアルなイメージがあることもデメリットと考える人もいるかもしれません。
 さらに、ヒップポケットに入れて手ぶらで出かけることができるというメリットは、反対に財布の劣化が進んでしまうということにも繋がります。


●三つ折り財布
 長財布や二つ折り財布に比べるとあまり一般的ではありませんが、レディース用の財布としてラインナップが充実しているのが三つ折り財布です。特長は簡単にいうと二つ折り財布と、長財布の中間に位置する機能とデザイン性を持っていること。二つ折り財布よりも収納力は少し高く、長財布よりもコンパクトに持ち運ぶことができるという、良いとこ取りの財布ということも言えます。
 メンズ用財布としてはあまり多くありませんが、女性では特にこのデザインを好む方も少なくありません。
 お札や硬貨などを取り出す際に、その形から一見すると使いづらそうに見えますが、中身がしっかりと区分けされているため、比較的使い勝手がよいのも特長です。
 デザインや素材によりますが、二つ折り以上にコンパクトにたたむことができる三つ折りの財布もあるので、かさ張らない財布がほしいという人にも向いています。
 デメリットとしては、折りたたむ部分が二ヶ所あるので、どうしても厚みが出てしまうということです。コンパクトになるのが特長の三つ折り財布ですが、カードや小銭を大量に詰め込むと相当分厚くなってしまうので、ズボンのヒップポケットなどに収めるのが大変になります。こうなるとコンパクトであることのメリットが相殺されてしまうでしょう。また、お金やカードを取り出す際に何度も折りかえすことになるので、痛みが激しいというのも見逃せないポイントでしょう。
 しかし、三つ折り財布は、その機能性の高さとコンパクトさから、一度使うとハマってしまう方も少なくないようです。


●コインケース(小銭入れ)
 財布には、お札用だけでなく硬貨を入れるためのコインケース(小銭入れ)もあります。そのデザインは角型や馬蹄型、また、和風のモノとしてはガマ口タイプがおなじみです。
 小さく、小銭を入れるのに特化したもので、札入れ用の財布をスリムにしておきたいという方は、長財布や二つ折り財布と一緒に持ち歩いています。また、近所にちょっとお出かけなどの際には、メインの財布を持ち歩かず、このコインケースだけを持ち歩くという方も少なくありません。スマホのICカード機能などを使いこなしている方ならスマホ+コインケースというスタイルでフットワークを軽くしていることもあるようです。
 コインケースが必要な理由は、硬貨が硬くかさ張り、重く、また財布のレザーを傷めてしまうため。メインの財布をスリムにしておきたい、または大切に使いたいという場合には、コインケースの併用がオススメです。
 ただし、コインケースを持ち歩くと、その分荷物が増える上、一体型の財布よりもお金を出し入れする際の手間が増えるのがデメリットと言えるかもしれません。


4章:財布の素材による特長

同じ牛革でも風合い、手触りが違う
また周囲に与える印象も変ってくる

 財布の素材といえばレザーが定番ですが、レザー、つまり皮革と人類の歴史はとても古く、およそ200万年前の旧石器時代にはすでに使われていたといいます。
 狩猟によって動物の皮を手に入れた古代の人類は、寒さや衝撃から身を守るために毛皮や革を活用し、その中でなめし技術や、加工技術を磨いてきました。現在では数え切れないほどのレザーの種類があります。
 さらに定番の牛だけでなく、馬や豚、羊やラクダ、ダチョウに爬虫類など様々な動物の革が財布に使われています。この中から何を選ぶかは手触りや風合いを確認の上、好みで選べば良いのですが、レザーは使われている動物の種類や、仕上げによっては周りの人に与える印象も変わってきます。
 そのため慎重に選ぶ必要があるでしょう。では、財布に使用されているレザーには主にどのような素材があるのか、そのメリットとデメリットとともに、違いをまとめてみました。自分の使い方やファッションを考慮して、できれば売り場などで実際に手に触れてみて、手触りや風合いなどを参考に似合うものを選ぶようにしましょう。

●牛革
財布の素材としてもっとも多く使われているのが牛革です。カウレザーなどとも呼ばれます。仕上げによりますが、牛革は使い込むほどに味わいが出るのが特長です。また強度も比較的高く、耐久性にも優れています。
 使われる部位や、加工の種類もバリエーションが豊富で、加工によって質感が大きく変化するのも特長です。またレザーとして馴染み深く、見た目のクセが少ないので、長く飽きずに使い続けられます。牛革はその種類がとても多いので、その細かな違いも紹介します。

・カーフ
生後6ヶ月未満の仔牛の皮を使っているのがカーフです。乳牛種のオスの皮が使われますが、キメが細かく柔らかいのがこの革の特長です。また若い牛の皮を加工しているので革表面のキズが少なめで、部位による皮質の差が少ないのも特長です。ただし仔牛の皮を使用しているため、取れる面積が少なくなってしまうので、流通量が少なく高級な素材とされています。

・キップ
カーフよりも成長した、生後6ヶ月から2年くらいまでの牛の皮を使っているのがキップです。メーカーによってはキップもカーフスキンに含むことがあります。成長が進んでいる分カーフよりも厚いのが特長です。そのため、耐久性はカーフよりも優れています。しかし、革表面のキメの細かさでは、カーフよりも少しだけ劣るとされています。

・カウ
一般的な牛革とされているのがカウです。生後2年までのメスの成牛の皮が使われています。カーフやキップほどではありませんが、オスでなくメス牛の皮が使われているため比較的薄く、表面のキメは細かさもあります。

・ステア
生後3~6ヶ月ほどで去勢されたオス牛の皮がステアです。成牛の皮が使われていますが比較的キメが細かいのが特長です。また、ステアは牛革の中で最も流通量が多いため、価格が手頃なのも特長です。

・ブル
ブルは、生後3年以上たった去勢されていないオスの成牛の皮が使われています。加工された革はそれ自体が厚く、とても丈夫です。しかし気性の荒いオスの成牛の皮が使われているため、仔牛の皮に比べると素材である皮の表面に傷が多いのが欠点です。


●馬革

牛革に比べると、馬革はその質感にハリがあることが特長です。そんな馬革の中でも人気が高いのは、希少価値のあるお尻の皮を使った「コードバン」です。お尻の皮は常に筋肉が動いている部分のため厚みと弾力性に優れており、牛革の数倍の強度があるとされています。また使い込むごとに光沢が増し、なめらかな風合いが得られるため高級な財布の素材として使用されています。

●豚革

豚は成長が早いため、その皮の価格も比較的リーズナブルです。また素材自体が軽いのも特長です。摩擦にも強く、耐久性に優れているのも魅力でしょう。財布の裏地などにもよく使われています。ただし製品によっては毛穴が気になることがあります。そんな毛穴を目立たせないため、加工の際、裏側を起毛させたピッグスエードと呼ばれるものもあります。

●羊革
生後1年以内の仔羊の皮を使っているのがラムスキン、それよりも成長した羊の皮を使っているのがシープスキンです。表面のキメが細かく、薄くて柔らかいのが特長です。質感は柔らかく手触りもよいので、コートなどにも使われています。

●ダチョウ
いわゆるオーストリッチレザーです。主にアフリカ産のダチョウの皮が使われています。羽を抜いた跡が丸く突起しており、この独特の美しい模様から高級な財布などに使用されています。革質も丈夫で柔軟性に富み、ワニ革と並ぶ高級素材とされています。

●ヘビ革
独得のその美しい模様から、ファッション性の高い財布などに使われています。主に斑紋の美しいニシキヘビが使われていますが、海ヘビやコブラなどの蛇が使われているものもあります。

●トカゲ革
リザードと総称されているのがトカゲ革です。比較的強度もあり、模様も美しいため高級素材として扱われています。

●サメ革
海を泳ぐサメの皮も財布の素材として使用されています。サメの皮は、とても頑丈でナイフを入れても容易にカットすることができないと言われています。海の生き物の皮を使用しているため水にも強く、ざっくりとした表面の風合いも独得です。しかしサメは養殖が困難なためその皮も希少性が高く、価格は比較的高くなってしまいます。

●合皮
革を模して人工的に作られた素材が合皮です。合皮の中でもベースに布地を使いその上に合成樹脂を塗って、表面層のみを天然の革に似せた合成皮革と、布に合成樹脂を染み込ませたり、それをベースに上から合成樹脂を塗るなどして革に近い風合を再現した人造皮革があります。見た目にはレザーを再現していますが、手触りや香りなどは明らかな違いがあります。天然皮革に比べて水に強く手入れも簡単な上、レザーに比べると安いのでリーズナブルな財布の素材として使われています。

●合繊生地
革以外にも合繊素材も財布には多く使われています。よく使われているのがナイロン。その中でもコーデュラナイロンなどの強度の高いナイロンは、カジュアルな風合いがあり、かつ耐久性にも優れています。

5章:財布の色で運気が変わる

風水では色によって意味が異なる
金運を上げる財布の色の選び方とは

 財布を選ぶ際、風水を気にする方も少なくありません。普段から持ち歩く財布は、その色によって運気を左右すると言われています。風水の色の意味は日本の風水と中国の風水でも変わってくるそうですが、一般的な日本風水での意味をご紹介します。選ぶ際の参考にしてみてください

●赤の財布
風水では、赤はお金を燃やす色とされています。お金の出入りが非常に激しい色で、日本では赤字のイメージにも繋がる色です。そのため財布の色としてはあまりオススメしません。

●青の財布
青は水を表し、そのためお金を流す色とも言われています。そのため財布の色としてはこちらもオススメできない色です。

●緑の財布
全ての運が伸びていく色と言われているのが緑です。金運を呼び込む色ではありませんが、頑張れば頑張るほど、それに見合った結果が得られる色とされているので、お財布の色としてもオススメです。

●黄色の財布
黄色は金運を呼び込む色とされています。ただしたくさんのお金を呼び込むだけでなく、出て行くお金も非常に多くなるとされています。財布の色としてはお金の出入りが激しくなるのはあまりオススメできません。

●茶色の財布
茶色は「土」属性のため「金」を生む、育てると言われています。金運的にも良い影響が得られるのでオススメの色です。

●グレーの財布
グレーは黒と白の中間の色。黒はお金を守り、支出をしっかりと抑える色です。そして白は浄化の色で、清算の色とも言われています。この両方の効果が期待できますが、その分効果は半分半分です。お財布の色として悪い選択ではありません。

●白の財布
白は浄化や清算を表す色なので、お金の使い方に自信のない方の財布の色としては向いているかもしれません。

●黒の財布
黒は安定の色。財産をしっかりと守ってくれる色とされています。お金の支出を抑える効果があると言われていますのでお財布の色としてはオススメです。

●ピンクの財布
ピンクは玉の輿に向いている色。さらに恋愛や出会いを通じて金運が高まると色ともされています。男性には中々選びにくいですが女性にはオススメですね。

●ベージュの財布
ベージュは茶色と同様に土属性の色です。お金を育てる性質があります。安定した収入や、臨時収入も期待できるカラーなので金運アップには最適。財布のカラーとしても向いています。

●紫色の財布
紫は昔から高貴な色とされてきました。直接金運を上げるという色ではありませんが、スキルアップや仕事運の上昇に効果的とされています。長い目で金運の上昇を狙う方にはマッチしたカラーかもしれません。

●金色の財布
金色は、金運アップに最高のエネルギーを持つと言われています。しかし、その一方で運気のアップダウンが大きくなる色とも言われ、お金の出入りも激しくなるとされています。ギャンブル好きの方のお財布の色などにはあまりオススメできません。


6章:財布の交換時期

財布はどれくらいで買い替えるべきか
また替える季節はいつが適しているのか

 お財布は使っているうちに徐々に傷んできてしまいます。特にズボンのヒップポケットなどに入れている場合はその劣化のスピードも早まります。単純に財布の傷みが激しくなったら買い替えのタイミングとも言えますが、風水的にはどうなのでしょう。
 実は風水では奇数が縁起の良い数字と言われています。そのためお財布も、1年もしくは3年で交換するのが好ましいと言われています。
 では交換する時期はいつ頃が良いのでしょう。適しているとされているのが春や誕生月、満月の日など。さらに、暦が寅の日、巳の日、大安なども適しているとされています。
 また、金運が今ひとつ良くないな、と感じたら、くたびれた財布をそのタイミングで買い替えてみるのも良いかもしれません。財布は汚れた状態、くたびれた状態で使い続けることで運気を下げてしまうとも言われています。買い替えることで気分も変わりますし、金運アップに繋がることでしょう。大安など風水的に縁起が良い日を選んで買い替えてみてはいかがでしょうか。


まとめ

選ぶポイントは、サイズ、収納性、素材、そして色

 財布はその形や素材などによって、ここまでご紹介したように様々な特長があります。その中で何を基準に選べば良いのか。一番のポイントはまずサイズでしょう。たくさんの現金を持ち歩きたいなら長財布ですが、バランス良くお金とカード類、領収書が収納でき、かつコンパクトに持ち歩きたいなら、やはり二つ折りや三つ折りの財布がオススメです。
 もちろん、素材や色は何が良いのかなどの好みもあるでしょうが、財布は人の目に触れる機会も多いもの。ビジネスの場に、カジュアルな派手なカラーの財布やナイロン素材の財布はふさわしくありません。周囲の人に与える印象に関しても考慮して選んでください。
 現金の必要性が薄れつつある現在は、特にコンパクトな財布への注目度が高まっています。かつては大きく立派な財布こそベストとされていましたが、そのイメージも徐々に変わってきています。
 上質で高級感満点のコンパクトな財布などもたくさんあります。長財布を愛用していた方も、コンパクトな財布の機能性や使いやすさについて、次の買い替えのタイミングで、一度見直してみてはいかがでしょう。


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