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発炎筒の使い方とは
発炎筒の使い方とは
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1章:発炎筒とは何? どんなときに使うの?
2章:発炎筒の種類
3章:発炎筒の使い方
4章:発炎筒には使用期限がある
まとめ
車検に通っているクルマであれば必ず積まれている装備であるにもかかわらず、ほとんどのドライバーが使ったことがないと思われるのが発炎筒です。見た覚えがないという方は愛車に乗り、運転席から助手席の足元に目を移してみてください。その視界の中に赤い円筒形のものが見えるはず。それが発炎筒です。
発炎筒は事故などの緊急時に使用するものであり、使わないで済むのならそれに越したことはありません。しかし、いざ使う機会が来たときに、使い方が分からない! いつの間にか期限が切れていた! では問題があります。その使い方や、注意点なども知っておいて損はありません。そんなドライバーであれば知っておくべき発炎筒使い方について、ご紹介します。
1章:発炎筒は何? どんなときに使うの?
発煙筒ではなく炎の光で危険を知らせる発炎筒
発炎筒とはその正式名称を「自動車用緊急保安炎筒」といいます。この発炎筒は道路運送車両法の保安基準第43条の二で「自動車には、非常時に灯光を発することにより他の交通に警告することができ、かつ、安全な運行を妨げないものとして、灯光の色、明るさ、備付け場所等に関し告示で定める基準に適合する非常信号用具を備えなければならない。」とあり、日本で車検を受けているクルマにはすべてものに装備が義務づけられています。
ちなみに装備が義務づけられているのは発煙筒ではなく発炎筒です。どちらも読みは同じ“はつえんとう“ですが、煙ではなく、炎を出す筒の方です。
その使用目的は、事故や故障などのトラブルに遭遇した際にそのトラブルを後方の車両などに知らせるというもの。
点火をするととても明るい赤い炎を出して、他のクルマに対し前方に危険や気をつけるべきことがあるということを知らせるいわば非常信号です。
同じような目的のものとして三角表示板というものもあります。しかしこちらは発炎筒と違って携帯の義務が定められていないので全てのクルマに装備されているわけではありません。
三角表示板は高速道路上でトラブルが起きた場合のみ表示の義務があるというものなので、一般道路上で故障した場合には表示の義務がありません。そのため装備をしていなくても罰則がないのです。
ただし、高速道路上で、故障などで停車した場合には三角表示板の表示義務があり、もし表示しないと、「故障車両表示義務違反」となります。
装備の義務はないけれど、高速道路上のトラブルの際は表示しないと違反になるという少し矛盾したルールですが、発炎筒と合わせて、三角表示板も同じく装備しておいた方が良いでしょう。もしお持ちでない場合はぜひ別途購入してクルマに積んでおくことをオススメします。
2章:発炎筒の種類
発炎筒の代わりになるLEDを使った非常信号灯
発炎筒には、燃焼する炎の光によって危険を知らせるもののほか、LEDの点滅によって危険を知らせるLED発炎筒と呼ばれるものもあります。炎を使わないので正しくは発炎筒ではなく「非常信号灯」と呼ばれるものですが、こちらも通常の発炎筒と同様に車検に対応しています。発炎筒の代わりとしてこの非常信号灯を装備しておくということも可能です。
この非常信号灯がどのようなものかというと、簡単にいえば、お尻の部分がマグネットになったLEDライトです。マグネットによってクルマのボディに貼りつけることができ、スイッチを入れると赤色のLEDがピカピカ点滅することで危険を知らせます。夜間であれば200m離れていても、その点滅の光によって危険を知らせることが可能です。
ただし、欠点もあります。それは燃焼する炎ではなくLEDの光で危険を知らせるので、明るい昼間はあまり目立たないということです。発炎筒代わりに装備しておくのは問題ありませんが、その完全な代替にはならないということは把握しておく必要があるでしょう。
3章:発炎筒の使い方
着火は先端を擦るだけ
発炎筒の使い方はとても簡単です。まず設置された場所から発炎筒を取り出し、車外に出てください。次にキャップを外し、筒の中から本体を抜き出します。そしてケース又はキャップ部分についている摩擦剤を発炎筒本体の先端にある着火点に擦りつけます。すると着火し炎が勢いよく出ます。
あとは火傷をしないように気をつけながらクルマの後方にその発炎筒を置きます。ようするに大きなマッチだと思うと良いでしょう。
路上に置く際は立てておく必要はありません。横に寝かせて置きましょう。だいたい停車したクルマの後方50mほど後ろに置くと良いでしょう。後方に移動する際は車道ではなく、歩道を移動してください。高速道路の場合なら必ずガードレールで守られた車道の外を歩きます。安全を確保したうえで非常電話から救助を要請しましょう。なによりも自分の安全を優先してください。
発炎筒が燃焼している時間はだいたい5分くらいです。あまり長くはないので合わせて三角表示板も設置しておくのが良いでしょう。それは義務のある高速道路だけでなく一般道の場合でも同じで、三角表示板を表示しておくのがオススメです。
発炎筒の炎の明るさはかなりのもので、JISの規格をクリアしたものなら日中なら600m以上、夜間なら2km以上離れたところから目視が可能とされています。
4章:発炎筒には使用期限がある
購入から4年経過していたら買い替えよう
発炎筒には使用期限があります。JIS規格ではその使用期限は4年と定められており、新車購入から2回目の車検(5年目)を受ける前には、はじめから装備されていた発炎筒は期限が切れているということになります。
ただし気をつけなくてはいけないのが発炎筒の期限が切れていても、クルマに装備されていれば車検には通ってしまうということ。
つまり、期限切れになっていても指摘してもらえないので、発炎筒の期限に関してはそのクルマを所有しているドライバーがきちんと管理しなくてはならないということなのです。
使用期限が切れていたからといってすぐに使えなくなるわけではありませんが万が一の緊急時に発炎筒が使えなくなっていたでは困ります。ですから定期的に期限をチェックして買い替えをするようにしましょう。
発炎筒の側面を見ると、使用期限が記載されているはずです。これを車検の前などにチェックして、もし切れていたら交換しておきましょう。値段もだいたい600円ほどです。大きな負担ではありませんので期限が切れる前に定期的に買い替える習慣をつけておくと良いでしょう。
まとめ
発炎筒は定期的な交換が必要ですが、古くなった未使用の発炎筒は火薬類取締法上のがん具煙火に分類され燃えるゴミなどとして処分はできないので注意してください。
処分する場合はクルマのディーラーや自動車整備工場、ガソリンスタンドやカー用品店などで回収していますのでそちらに持っていきましょう。
クルマには必ず装備されている発炎筒ですが、トラブルがない限り使用する機会はほとんどありません。そのため使い方について把握されていないという方もいるでしょう。またついついチェックを怠りがちですが万一の際はとても重要な役割を果たしてくれるものです。いざという時に慌てないようにその使い方や使用期限について、しっかり確認しておくことをオススメします。
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