・アンティーク・ブラウン…薄いブラウンですが、塗り重ねることで色が濃くなります。
・アンティーク・マホガニー…アンティーク・ブラウンより少し赤みがかった色をしています。マホガニー家具のように上品な雰囲気を出せます。
・アンティーク・パイン…黄色がかったブラウンをしています。パイン材を使った家具などのメンテナンスにオススメです。
・クリヤー…無色なので、さまざまな用途に使えます。仕上げやメンテナンスをする時にオススメです。
・ダーク・オーク…どっしりとした茶色をしています。重厚感があるので、落ち着いた雰囲気を出したい時に重宝します。
・ハニー…密蝋が他のカラーよりも多く含まれています。クリヤーと似ていますが、若干色がつきます。
・ジャコビアン…ダークチョコレートのような濃いこげ茶をしています。アンティーク家具のように、使いこんだ雰囲気を出せます。
・ミディアム・ブラウン…アンティーク・ブラウンを少しだけ濃くした茶色です。どちらかと言うと明るめの色になります。
・オールド・パイン…明度の高い焦げ茶になります。パインという名前の通り、明るめのパイン材に使うことをオススメします。
・ラスティック・パイン…木材の色がほどよく出るカラーです。癖が少なく、色々な木材に使えるため初心者にはオススメです。
・スパニッシュ・マホガニー…アンティーク・マホガニーより赤みが強いカラーです。塗装後の雰囲気が出やすく、洗練された印象がプラスされます。
・チーク…茶色と赤みがしっかりと感じられる、色つきの良いカラーになります。チーク家具のような印象がプラスされます。
・チューダー・オーク…ダーク・オークよりも赤身が強いカラーです。格調高さをより加えたい時にオススメです。
・ウォルナット…明度の低い茶色になります。深煎りのコーヒーのように濃く、和室や落ち着いた家具に馴染みやすくなっています。
・刷毛…狭い範囲の塗装に適している道具です。水性用と油性用があり、塗料の種類によって使い分けが可能です。山羊毛や化繊毛などがありますが、山羊毛は細く柔らかいためニスなどの仕上げ向き、化繊は塗料が染み込みにくいため速乾性のある水性塗料向きなど、それぞれで特長が異なります。使われている素材に注目して刷毛のメリットをより活かすようにしましょう。
・マスキングテープ…目的外の場所に塗料がつかないようにしたい場合は使ってみましょう。貼りつけた素材にダメージを与えにくく、初心者でも利用しやすいのが特長です。広い面の塗装をする場合は、幅が50mm以上のタイプを選びましょう。反対に、細かい箇所の塗装をする時は細いタイプがオススメです。
・マスカー…折りたたんだビニールがついているテープです。広い面をマスキングできるのがメリットです。さまざまなテープ幅が販売されているので、適したタイプを見つけられます。室内用や多用途用がありますが、ノンスリップ加工が施された床用タイプならば滑って転倒する危険性を抑えられます。
・ローラー…広い面を塗ることができる道具です。刷毛よりもムラができにくく、転がすだけで塗装可能なので、初心者でも安心して使えます。持ち手のハンドルサイズはレギュラー、ミドル、スモール、ミニ、スリムなどに分かれます。広い面を塗る時はレギュラーかミドルを、狭い範囲を塗る時はミニやスリムを使いましょう。
ローラー本体は、ハンドルサイズに合わせて選んでください。使う毛足の長さで塗料の含み具合が変わるので、長毛、中毛、短毛など、バランスを意識して購入を決めましょう。
・コテバケ…持ち手の先に平らな平面状の毛がついているタイプです。ローラーと同じく、広い範囲の塗装ができます。塗りムラが出にくいという特長があるので、色づけの他、ニスを施す時にもオススメです。
・ウエス…こぼれた塗料や汚れた道具を拭く時に使います。オイルステインなどの液体塗料を塗る時にも使えます。
油性塗料(ニス以外)の場合
このタイプの塗料は、ラッカーうすめ液を付着してサンドペーパーでこすると塗膜が剥がれます。ただし、プラスチック素材にラッカーうすめ液を使うと表面が溶けてしまうので、この方法は避けましょう。
ラッカーの場合
ラッカーうすめ液を布に含ませて対象物をこすった時、塗膜が落ちたらこの塗料の可能性が高いです。
水性塗料(水性ニスを含む)の場合
一般的な水性塗料の場合、調べる方法が特にありません。しかし、ラッカー以外なら重ね塗りができます。
焼きつけ塗料の場合
焼きつけ塗料は、工業製品の金属塗装に使われます。塗膜が硬いため、ラッカーうすめ液、ペイントうすめ液のいずれを使ってもなかなか溶けません。この塗料の上に水性塗料や油性塗料を塗る場合は、ヤスリがけをしてください。付着性が良くなるため、種類によっては重ね塗りが可能となります。
・ムク材…天然のままの木材です。特殊な加工をしていないため、木本来の美しさを保っています。種類が多いものの、近年では資源保護の影響で高価になっています。乾燥によって収縮や反りが生じるものの、オイルステインなどを使って木目をいかした塗装が可能です。
・集合材…角材や板材を張り合わせた人工材です。見た目はムク材と似ていますが、強度が高いという特長があります。天板などにも使われ、使用用途は多様です。
・合板…薄くスライスした板を張り合わせた板です。強度が高く、価格も安いというメリットがあります。さまざまな厚さの合板があり、大きなサイズも売られています。
・SPF(エスピーエフ)…スプルース材、パイン材、ファー材などを指します。北米由来のものが多く、木目が白いためホワイトウッドとも呼ばれています。
・防腐処理済み2×材…SPFに防腐剤を加圧注入した木材です。腐りやすい場所の建築をする時に使われることがあります。
・ウエスタンレッドシダー…赤みがかった木材で、防水性、防腐性、防虫効果が期待できます。デッキ、パーゴラなどに使われますが、高価です。
塗装前のヤスリがけについて
ペイント前にヤスリがけをすると塗料が密着しやすくなります。ヤスリには番手と呼ばれ、目の粗さを示す数値が表記されています。数値が大きいほど目が細かく、小さいと粗くなります。サンドペーパーなどを使ってヤスリがけを行う時は、粗目、中目、細目の順にかけましょう。短時間で作業を終わらせたいならば、電動サンダーの使用をオススメします。
傷やへこみがあった場合は
塗装する木材に傷やへこみがある場合は、パテ(補修剤)を使ってみましょう。パテは商品によって特長があるため、うまく使い分けることが大切です。傷ついている箇所やへこんでいる箇所にパテを直接つけたり、へらで押し込むようにパテを密着させたりします。硬化した後に余計なパテをカッターやのみなどで削ったり、サンドペーパーをかけたりするのもオススメです。
購入する木材の見極め方
木材を購入する時には反りやねじれに注意しましょう。2×材は特にこの箇所に気をつけるようにしてください。エリート材やスタンダード材など、木材販売店によっては等級づけをしている場合もあるので、購入の参考にするのもオススメです。
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