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漆黒18V充電式ディスクグラインダーの使い方

 先端に取り付けた砥石を高速で回転させるシンプルな構造ながら、切断、研削、研磨、塗料はがし、サビ落としと、実に多様な活躍をしてくれる便利工具であるディスクグラインダー。各電動工具メーカーがラインナップに加えている充電式モデルは、コードレス化によりハンディタイプの万能工具としてより使い勝手の良さをアップしています。ここでは漆黒シリーズの18V充電式ディスクグラインダーをチェックするとともに、その基本的な使い方から作業手順までを見ていきましょう。

目次
1.ディスクグラインダーとは
2.漆黒充電式ディスクグラインダーの各部の名称と機能
3.漆黒18V充電式ディスクグラインダーの特長
4.漆黒18V充電式ディスクグラインダーの基本的な使い方
5.漆黒18V充電式ディスクグラインダーで使えるディスクの種類
6.漆黒18V充電式ディスクグラインダーを使った切断と研削の方法
7.使用時の注意点

1.ディスクグラインダーとは

 ディスクグラインダーは、グリップを兼ねる円筒形の本体の先端に、円盤形の砥石がついた小型の研削工具。高速回転する砥石によって非常に強力な研削能力を発揮し、砥石を交換することで、金属、コンクリート、石材、タイル、木材などの材料の切削に対応します。ワイヤーブラシや磨き用バフを使えば、塗装やサビの落とし、仕上げ研磨といったさらに広い用途に活用できます。通常は建築基礎や外構、ガーデンなどで、金属やコンクリートの加工に使うことが多いものの、木材を研削しての成型や粗大ごみの解体など、木工や片づけにもその万能ぶりを発揮します。

【ディスクグラインダーの用途】

  • 鉄筋や全ネジ棒、アングル材など、金属の切断やバリ取り、溶接部分の仕上げ磨きなど。
  • コンクリート、ブロック、レンガ、タイルなどの切断。
  • 角を丸く落としたり、椅子の座面に凹みをつけるなど、木材の研削。
  • サビ落とし、汚れ落とし、塗装はがし。

■サンダーとの違い

 ディスクグラインダーがよく混同される電動工具にサンダーがあります。サンダーは本体の底面にある平らなパッドにサンドペーパーを取りつけて、細かく振動させることで木材や金属の表面を研磨する電動工具です。主に、荒れた部分を磨いたり、塗装の前に下地を整えたりする用途で使います。ディスクグラインダーも木材を削ることはできますが、材料にディスクの面を密着させることができないため、平らに磨き整えるような作業には向きません。

 基本的には、面の仕上げにはサンダー、荒削りにはグラインダーという具合に使い分けることをおすすめします。

2.漆黒18V充電式ディスクグラインダーの各部の名称と機能

①シャフトロックボタン/押すとシャフト(回転軸)がロックします。砥石の交換で押さえナットを締め付ける(緩める)ときに操作します。
②スイッチ/前後にスライドさせて、電源のオン/オフを切り替えます。
③砥石/研削、研磨、切断などを行う先端工具。用途にあわせて交換します。
④ホイールカバー/作業中に発生する切りくずや火の粉が、体に飛んでこないようにガードします。
⑤補助ハンドル/作業時、安定して保持するために、本体とともに握ります。

3.漆黒18V充電式ディスクグラインダーの特長

■取り回しやすいサイズ

 ディスクグラインダーは使用する砥石の外径によって、100~205mmまでのサイズがあります。漆黒18V充電式ディスクグラインダーは、そのなかの外径100mmの砥石に対応する機種。軽くて取り回しのしやすいサイズのため、DIYでも建築でも多用途に使いたい場合に最適です。また、外径100mmの砥石は利用率が高く、価格の手ごろなものから高価で高性能なものまで種類が豊富に用意されています。用途ごとに最適な砥石を選べるのは大きなメリットと言えるでしょう。

■充電式バッテリー電源の採用

 漆黒18V充電式ディスクグラインダーは充電式のバッテリー電源を採用しているため、電源コンセントの位置に制約されることなく、屋内でも屋外でも自由に移動しながら作業できます。これはハンディタイプであるディスクグラインダーの機動性を向上する最大の特長といえます。ドリルドライバーなどと同じ感覚で、必要なときに使いたい場所で、わずらわしい電源コードを気にしないで切削や切断の作業ができます。

 採用しているバッテリーは、電圧18V、容量3.0Ahのリチウムイオン充電池を採用し、プロが使用する電動工具の標準的な仕様。フル充電で、鉄工の研削作業なら約10分、径13mm鉄筋の切断作業なら約30本をこなす性能を備えています。もちろん、予備のバッテリーパックを用意しておけば、交換して作業を続けることができます。

 また、同じ漆黒シリーズの18V充電式工具同士でバッテリーパックを共用できるので、複数の工具をそろえたときにバッテリーパックの管理がしやすくなるメリットもあります。

4.漆黒18V充電式ディスクグラインダーの基本的な使い方

■バッテリーの充電方法と取りつけ方

漆黒セーバーソーの使用には18V 3.0Ahの漆黒シリーズ専用バッテリーパック「BP-18RLi」と18V専用充電器「BC-18RLi」が必要です。これらは別売となっているので、別途用意する必要があります。また、バッテリーパックは購入時には十分に充電されていない場合があります。使用前に専用充電器で正しく充電してから使用しましょう。
使用前にバッテリーを充電します。まず充電器の電源プラグをコンセントに差し込みます。充電器の緑ランプが点灯していることを確認してください。緑ランプは充電器の通電中、点灯したままになります。
充電するときは、バッテリーパックと充電器の溝を合わせて、スライドさせてセットします。カチッと音がするまでしっかりと差し込んでください。
充電がはじまると、赤ランプが1秒間に1回のサイクルで点滅します。バッテリーを充電器にセットしても、赤ランプが消灯している場合、そのバッテリーは充電済みです。また、赤ランプが短点滅(1秒間に3回点滅)を繰り返す場合は、バッテリーパックが故障している恐れがあります。
充電は約90分で完了します。ランプが赤の点滅から点灯に変わったら充電完了です。バッテリーパックのリリースボタンを押し、本体からスライドさせて取り外してください。

■本体へのバッテリーパックの取りつけ、取り外し

バッテリーパックを取りつけるときは、本体と溝の位置を合わせて、前から後ろへバッテリーパックをスライドさせます。
カチッとはまるところまでしっかり押し込みます。砥石がついているときに不意に始動するととても危険です。スイッチがオフになっていることを確認してから取り付けましょう。
バッテリーパックを取り外すときは、スライドボタンを押しながら前にスライドさせて引き抜きます。

■補助ハンドルの取り付け

 補助ハンドルを取り付けると両手でしっかりと保持できるようになり、キックバックなどの不意の挙動にも対処しやすくなります。本体には3か所に取り付け穴があります。用途に応じて取り付け穴を選び、しっかりとねじ込みます。

■砥石の取り付け

 砥石の取り付け、取り外しを行うときは、バッテリーパックを取り外してから作業してください。

【砥石の取り付け方】

オフセット砥石や切断砥石を取り付けるときは、砥石押さえナットと砥石支えワッシャー、付属のスパナを使用します。
シャフトの凸部に砥石支えワッシャーの凹部を、この写真の向きではめ込みます。
砥石支えワッシャーの凸部に砥石の穴をはめあわせます。砥石の穴がぴったりはまらない場合は支えワッシャーの向きを間違えている可能性があります。支えワッシャーは、必ず砥石の穴に合う向きでセットされていることを確認しましょう。
続いて砥石の穴に砥石押さえナットの凸部をはめ込みます。こちらも同様に、砥石の穴と押さえナットがぴったり合うことを確認して作業してください。
背面のシャフトロックボタンを押します。
シャフトロックボタンを押したままスパナで砥石押さえナットを回すと、途中で空転が止まってカチッとロックされるところがあります。そこから力を入れてスパナを回し、押さえナットを確実に締め付けます。
手で砥石を持って、緩みやガタがなくしっかり取り付けられていることを確認してください。

※取り付ける砥石によって、砥石支えワッシャーと砥石押さえナットの向きを変える必要があります。砥石やカッターに付属のアダプターが必要な場合もあるので、穴径、ディスクの厚さなどを確認して、確実に取り付けてください。

 ※ダイヤモンドカッターや一部の砥石には回転方向があります。砥石に表示された矢印の方向、または面の向きを確認して取りつけてください。

■スイッチの操作方法

電源を入れる場合は、スイッチを右に押してから前側にスライドさせるとロックして固定されます。
電源を切る場合は、スイッチを手前にスライドさせます。

5.漆黒18V充電式ディスクグラインダーで使える砥石の種類

 漆黒18V充電式ディスクブラインダーは、先端工具の砥石を交換することで加工する素材や用途を変えることができます。砥石は、素材の種類では金属、木材、プラスチック、コンクリート・石材、用途では切削、切断、研磨、サビ・汚れ落としなどの種類があり、さらに目の細かさや厚さの違いによるバリエーションがあります。

 市販されている砥石のサイズには直径100~205mmの種類がありますが、漆黒18V充電式ディスクグラインダーで使用できる砥石のサイズは、外径100mm、内径15mmのものです。必ず適合するサイズの砥石を選んでください。また砥石が、この機種の性能である最高回転数13,500min-1、最高使用周速度72m/s(4,300m/min)以上に対応していることも確認しましょう。

 ディスクグラインダーで使用する砥石は、主に「研削砥石」と「切断砥石」の2タイプです。オフセット研削砥石は、砥石の面を使って材料の表面を削ったり、磨いたり、塗装をはがしたりする用途で使用します。切断砥石は、砥石の外周部を刃として使って金属やコンクリートなどを切断する用途で使用します。

 砥石に記載された「#100」などの数字は砥石の目の粗さを表わし、数字が小さいほど目が荒く荒削り向き、数字が大きいほど目が細かくきれいな仕上げに向きます。#100までが荒削り用、#120~#240が中仕上げ用、#280以上が仕上げ用になるので、作業時の目安にしてください。

■研磨・切削用の砥石の種類

①オフセット研削砥石
 中央の取り付け部分とそれ以外の使用面が段付き(オフセット)形状になった研削用砥石です。目が荒く、研削力の高い砥石で、一般的には荒削りに適しています。オフセット砥石の中には使用面がソフトなフレキシブル砥石という、曲面や薄い材料の研削に適した種類もあります。この砥石には通常のオフセット砥石よりも目の細かいタイプがあり、中仕上げまで行えるのも特長です。

②多羽根ディスク
 複数の小さい布ヤスリを扇状にしたタイプで、通常の研磨用砥石よりも冷却効果が高く、材料の焼けや目詰まりが起きにくい特長があります。材料への当たりが柔らかいので、作業しやすく安全です。対応する材料ごとに、荒削りから仕上げ研磨、ツヤ出しまで対応する豊富なバリエーションがそろっています。

③カップブラシ
 無数の鋼線やステンレス線を立てて取りつけた回転ブラシです。先端で材料を激しく擦って、サビやペンキを落とすケレン作業のほか、表面のクリーニングや木目出しなどに使います。金属線のほか、研磨砥粒を混ぜたナイロンブラシもあります。また鋼線の切り口が外側を向くように放射状に取りつけたベベルブラシを使うと、カップブラシが不向きな狭い部分の研磨やきれいな木目出しが行えます。

④ナイロンディスク
 研磨用の砥粒を混ぜたナイロン繊維を固めたディスクで、主に金属や木材の表面研磨に使います。弾力性があるので、曲面の磨きなどに最適です。

■切断用の砥石の種類

①②④切断砥石
 外周部分を使って材料を切断するための砥石で、一般金属用やステンレス用、タイルやブロック、塩ビ管などにも対応した多目的用などの種類があります。一般的にディスクの厚みが薄いほど切断速度が早く、厚いほど耐久性が高くなります。通常の切断砥石は面を使った研削作業はできませんが、1枚で切断と研削・研磨が行える多用途タイプもあります。

③ダイヤモンドカッター
 コンクリートやモルタル、レンガなどの硬い材料の切断に使います。コンクリートやモルタルに切れ目を入れたり、ブロックやレンガ、タイル、瓦などをきれいに切断することができます。

6.漆黒18V充電式ディスクグラインダーを使った切断と研削の方法

ディスクグラインダーを使って作業する際は、回転する砥石や飛び散る削りくずなどから身を守るために、保護メガネとグローブを着用しましょう。

■金属材料の切断

火の粉が飛ぶ前後の方向に、引火しやすいものなどがないことを確認。安定しない材料を加工する場合は、手で支えずに万力やクランプで材料を固定します。作業を始めるときは、ディスクが材料から離れた状態でスイッチを入れ、回転が安定してから材料にあてて切断を開始します。
高速回転する砥石を材料にあてるとブレやすいので、本体と補助ハンドルを握って不意の挙動に対処できる状態で作業します。1回の切り込み量は5mm以下を目安にし、材料がそれ以上に厚い場合は切断を数回繰り返して切り落とすようにしましょう。
切断が完了したらスイッチを切り、回転が完全に止まるのを待ってディスクグラインダーを動かしてください。切断部分の周辺は高温になっていたり、バリが出ている可能性があります。ケガを防ぐために、材料を動かすときにもグローブを着用しておき、素手で触れないようにしましょう。

■金属切断面の研削

金属を切断すると、切断面が荒れてバリが発生します。安全のため、このバリを削り落として切断面を整えます。
鉄工用のオフセット研削砥石を取り付けます。
バリに対して角度を変えながら砥石の面をあてて研削し、切断面を整えます。
研削が完了。鋭く尖った部分がなくなりました。

■塗装はがしの方法

カップワイヤーブラシを使って塗装はがしやサビ落としをする場合は、シャフトに砥石支えワッシャーをはめ込み、スパナを使ってブラシの根もとを締め付けて固定します。砥石押さえナットは使いません。
面を研削・研磨するときは、ブラシの角度が15~30度になるように保ち、立てすぎないように注意します。材料にブラシを強く押しつけず、表面を軽くこする程度の力加減で、奥から手前に一定のスピードで動かしながら塗装やサビを削り落とします。

7.使用時の注意点

 コンクリートブロックをディスクグラインダーで切断するなど切り込みが深くなる作業では、砥石と材料の接触面が大きくなって抵抗が増し、その反動で跳ね返されるキックバックという現象が起きやすくなります。モーターへの負担も大きくなるので、一度で深く切り込む作業を避け、浅く数回に分けて切断するようにしましょう。

 また、片手でディスクグラインダーを使うと、保持力が弱くキックバックを起こしやすくなります。両手で本体と補助ハンドルを握り、しっかりと保持して安全に作業しましょう。

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