ラティスフェンスの設置方法と活用例 自分で組み立てるときの注意点は?

 庭の仕切りとして、また周りからの目隠しとして使われるラティスフェンス。デザイン性が高く半完成品の状態でパーツ販売の高いパネルの状態で販売されているので、おしゃれなフェンスを簡単に設置でき、エクステリアで人気のアイテムです。戸建住宅での利用はもちろん、マンションのベランダでも活用できます。ここではラティスフェンスの設置に必要なパーツの種類や設置方法について紹介解説します。

1章:ラティスフェンスとは?
2章:ラティスフェンスのオススメ活用例
3章:ラティスフェンスの種類
4章:ラティスフェンスのサイズと大きさ
5章:設置に必要なパーツ
6章:ラティスフェンスの設置手順
7章:ベランダに設置する際の手順
8章:ラティスフェンス設置時の注意点
まとめ

1章:ラティスフェンスとは?

 ラティスフェンスとはガーデニングやエクステリアでよく使われる木製の柵のことです。そもそも「ラティス(lattice)」は英語で「格子」や「格子状のもの」を意味する言葉で、エクステリア用のフェンスとしては枠の内側に板を格子状に張ったものがホームセンターなどで販売されています。

 フェンスとしての実用性もさることながら、設置すると洋風庭の雰囲気を作り出せるため、ウッドデッキやパーゴラなどとならんで人気の高いエクステリアアイテムです。フェンスとして目隠しや仕切りに、また花壇の背景としておしゃれな庭の演出に利用できます。さまざまなサイズが選べることから、本来の使い方ばかりでなく、室外機カバーや扉を作るときの素材としても活用できます。

2章:ラティスフェンスのオススメ活用例

●おしゃれなフェンスとして

 金属製のメッシュフェンスやコンクリート塀は、シンプルでモダンな半面、冷たさや味気なさを感じるものでもあります。木製のラティスフェンスは、木のぬくもりや格子の装飾性がエクステリアの雰囲気を高めてくれます。ガーデニングがお好きでしたら、バラやクレマチスのようなつる性の植物をからませたり、ハンギングバスケットをかけたりして、植物を鑑賞するコーナーとしても楽しめます。

●目隠しとして

 気になる道路やお隣からの視線を遮りたいときには、目隠し効果の高いルーバータイプのラティスを設置すると、プライバシーを守ることができます。ブロック塀などに比べて柔らかい印象になりますし、生け垣のように手入れをする手間もかかりません。適度な風通しを確保できるところも魅力です。

●背景として

 丹精込めて庭造りをしても、ブロック塀やお隣の外壁が背景に広がっていては雰囲気はいまひとつです。そのような場合に、塀などの前にラティスフェンスを設置する方法もあります。仕切りや目隠しなどフェンス本来の使い方ではありませんが、素敵な庭の背景ができて草花の見栄えがアップします。

●扉として

 アプローチや庭への入り口に扉をつけたいときにも、ラティスフェンス本体をドアパネルとして活用できます。支柱を立てて、間口に合った大きさの本体を蝶番で取りつけるだけで完成です。軽量で開け閉めが楽にできるので、簡易な扉として最適です。

3章:ラティスフェンスの種類

●標準的な格子タイプ

 どこのホームセンターにも置かれている、ラティスフェンスの代表的なタイプです。装飾的な要素を持ちながらシンプルで、住宅の外観を問わず合わせやすいデザインです。黒く塗装すれば、和風に使うこともできます。

 目隠し効果はあまり期待できませんが、反対にオープンな雰囲気と風通しの良さをもたらしてくれます。格子部分に鉢をかけてハンギングとして飾ったり、ガーデンツールをかけたりして利用できます。

●目隠し効果が高いルーバータイプ

 大きな隙間ができないように板が取りつけられているため、周りからの視線を遮って安心感の高いのがルーバータイプです。板を斜めにしてスリットを設けることで光と風を通し、息苦しさを感じさせません。道路に面した庭のフェンスとして、またベランダの目隠しとして、よく利用されます。

●その他の種類

 最近は木製以外のラティスフェンスも増え、ニーズに合わせて選べるようになっています。

 木製の場合は定期的な塗り替えをする手間や腐食する心配があります。デメリットであったメンテナンスをなくし、耐腐食性にも優れているのがプラスチック製ラティスフェンスです。軽量なタイプと木材の質感に近づけた人工木のタイプがあります。

 また、アンティークな雰囲気があって装飾性の高いタイプとして、鉄製のアイアンラティスがあります。こちらはフェンスとして設置するよりも、1枚から数枚を並べて庭の装飾として利用されることが多いようです。

4章:ラティスフェンスのサイズと大きさ

 メーカーや販売店によって品揃えは異なりますが、木製の格子タイプ、ルーバータイプのサイズとしては、下記のようなバリエーションが一般的です。設置する場所に合わせて、縦横(高さ、幅)どちらの向きでも使うことができます。
・1800×900mm
・1800×600mm
・1800×300mm
・1500×900mm
・1200×900mm
・1200×600mm
・900×900mm
・900×600mm

5章:設置に必要なパーツ

 ラティスフェンスの設置には、ラティスフェンス本体、ラティスフェンスを支えるポスト、それらを固定するための金具が必要です。それぞれのパーツはホームセンターなどでバラ売りされているので、設置する場所や連結方法などに合わせて用意しましょう。

●ラティスフェンス本体

 上で紹介したように、各種のデザイン、サイズがあります。見た目の好みや機能性、サイズなどで、使用するラティスフェンス本体を選びましょう。

●ポスト

 地面やブロックなどに固定し、ラティスフェンスを支える専用の柱です。ラティスフェンスと同様にサイズのバリエーションがあるので、用途に適した長さのものを用意しましょう。

●ラティス連結金具

 ポストとラティス、またラティス同士を連結するために使用します。

●ポスト固定金具

 ポストを地面に固定するために必要な金具です。土の地面に杭のように埋め込んで使用するタイプ、コンクリート面やウッドデッキにボルトで固定するタイプ、コンクリートブロックの上に取りつけるタイプなどがあります。

●ベランダ設置金具

 ベランダの既存の壁やフェンスにラティスフェンス本体を直接固定するための金具です。コンクリート壁の上部に引っ掛けるタイプ、フェンス上部の手すりに引っ掛けるタイプ、フェンスの縦格子に取りつけるタイプなどから、設置場所に合わせて選びます。

6章:ラティスフェンスの設置手順

 ここでは地面にラティスフェンスを設置する際の手順を紹介します。必要なパーツの他、スコップやゴムハンマー、メジャー、水平器、作業用の手袋なども用意しましょう。

(1)準備をする

 まずは設置する場所を決めます。次にメジャーなどを使ってそのスペースの大きさを測り、必要となるラティスフェンスのサイズや、枚数などを割り出します。購入する際は、固定するために必要な金具の種類、数量を間違えないようにしましょう。

(2)ラティスとポストを仮置きする

 すべてのパーツが揃ったら、いよいよ作業開始です。設置場所の地面にポストとラティスを順番どおりに寝かせて仮置きし、ポストを立てる位置などを最終決定します。穴を掘るときの目印になるように、ポストを立てる場所に印をつけておきます。

(3)ポスト固定金具を埋め込む

 ポスト固定金具を地面に埋め込みます。金具の高さの半分くらいの深さに穴を掘り、ハンマーなどで叩き込みます。固定金具の向き、垂直を合わせて穴を埋め戻します。

(4)ポストを差し込む

 本体の両側にポストを取りつけ、固定金具の受け部分にポストを差し込みます。水平器を当てて垂直を確認し、調整が済んだら土をしっかりと踏み固めて金具を固定します。

(5)ポストを金具に固定する

 差し込んだポストとポスト固定金具の穴の位置を合わせて、付属のボルトを使ってしっかり固定します。

(6)設置が完了

 続けて必要な枚数のラティスフェンスを設置しましょう。すでに塗装されている製品でも、防水性、防腐性のある屋外用塗料で塗装することで、装飾性も耐久性もアップします。

7章:ベランダに設置する際の手順

 ラティスフェンスはベランダでも目隠しやおしゃれな背景として利用できます。地面に設置するときのようにポストを立てる必要がなく、取りつけはとても簡単です。ただ、設置する場所の条件によって使用する金具や固定方法が異なります。コンクリート壁用、手すり用などから、用途に合うものを用意しましょう。

(1)固定金具の取りつけ

 ラティスフェンスを設置する高さを決めて、付属の木ネジで固定金具をフェンスにネジどめします。

(2)壁への取りつけ

 固定金具のフック状の部分をコンクリート壁や手すりに引っかけます。複数のラティスフェンスを連結して安定させたいときは、連結金具を使ってフェンス同士をつなぎましょう。

8章:ラティスフェンス設置時の注意点

 マンションの高層階などは強風が吹くことがあります。立てかけたり、専用スタンドで自立させたりするだけでは、倒れたり、飛ばされたりしやすくとても危険です。ヒモや結束バンドで固定する方法も、劣化で強度が落ちる心配があります。取りつけには必ず専用金具を使い、確実に固定するようにしましょう。

まとめ

 ご覧いただいたように、ラティスフェンスは半完成品の状態でパーツ販売されている商品のため、ウッドフェンスを自作することに比べると、設置はとても簡単です。フェンス本体が軽量で、女性や年配の方でも扱いやすいところも魅力です。自分でフェンスを作る自信がなくてDIYを迷っている方は、ホームセンターなどでラティスフェンスをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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