・マスコンクリート…比較的広さのある床板や、下端が固定された壁などに打設されるコンクリートです。コンクリートの部材が厚いと水和熱が高まりやすく、ひび割れが生じる恐れがあります。
・舗装コンクリート…凍結融解やすり減りへの抵抗性と、繰り返し応力による疲労抵抗性が高いのが特長です。駐車場などで使われています。
・高強度コンクリート…強度があり、ひび割れなどが起こりにくいコンクリートです。劣化を防止できるため、比較的耐久年数を必要とする建物高層建築や、大がかりな建築工事の現場などに向いています。
・高流動コンクリート…打ち込み時の振動締固め作業をせずとも、材料分離が起こらないコンクリートです。増粘剤で材料の分離抵抗性を加えたタイプ、高性能AE減水剤によって流動性を高めたタイプなどがあり、工事規模の大小に関わらずさまざまな場所で使用できます。
・流動化コンクリート…練り混ぜ済みのコンクリートに流動化剤をプラスして、攪拌させたコンクリートになります。水の量を増やさなくても高い流動性を感じられます。
・水中コンクリート…水中で使われるコンクリートです。特殊な混和材を使い、水からの影響による材料分離を防ぎます。
・水密コンクリート…水の影響を受けにくいコンクリートです。プールなど、水の圧力がかかりやすい場所で重宝されます。
・スタッコ仕上げ…外壁にスタッコ材を吹きつけた後 、コテやローラーで凹凸を作るやり方です。石材のような雰囲気が出るのが特長です。
・リシン仕上げ…細かい砕石をモルタルに混ぜ、塗装後にクシなどで引っ掻く方法です。仕上がりは、土壁に近いテイストになります。
・吹きつけタイル…モルタルの下地に下塗りをして、その上に主材のベースとなるものを吹きつける方法です。陶磁器のような仕上がりになります。
・左官仕上げ…コテなどを使って仕上げる方法です。ハンドメイドのような温かな雰囲気を出せます。
・細骨材…10mm網のふるいを全て通過して、なおかつ5mm網のふるいにおいても量として85%以上の骨材が通過したものを指します。
・粗骨材…5mm網のふるいを使った時、量として85パーセント以上の骨材が通過しなかったものを指します。
・上下水道の水…飲み水として使われる水のことです。水質基準を満たすために、さまざまな処理が行われます。
・上下水道以外の水…工業用水など、上下水道として処理がされていない水のことです。河川水、井戸水、地下水、湖沼水などで採水された水を指します。
・回収水…コンクリート処理をして得られた水のことです。トラックアジテータのドラムやプラントのミキサホッパなどの洗浄水なども回収水に含まれます。
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