家の軒や小屋、ガレージなどの簡易な屋根として使われることの多い波板は、屋根材としてはとても安価でありながら、雨をしっかりしのいでくれる使い勝手のよい素材です。張り方は簡単なため、危険な場所でなければ、自分で取りつけや取り換えをすることができます。

波板の種類

●樹脂製
樹脂製波板の一般的なものが塩ビ製です。もっとも安価ですが、耐久性が低いため、短期の用途に向いています。ポリカーボネート性は耐衝撃性や耐紫外線が強く、樹脂としては耐用年数が長い素材です。
●鉄板
一般に「トタン」と呼ばれる波板です。樹脂製に比べて耐用年数が長く、割れることもありません。さびを防ぐためには定期的に塗装するなどのメンテナンスが必要です。

波板の基本サイズと必要枚数の算出方法

一般によく出回っている「鉄板小波」と呼ばれるタイプは、幅655mmで、長さは6尺(1820mm)、7尺(2120mm)、8尺(2420mm)、9尺(2730mm)、10尺(3030mm)などが手に入りやすいサイズです。
実際に張る際には約2.5山(80mm)を重ねるため、横幅方向の必要枚数は、次のように計算します。

(張りたい面の横幅-80mm)÷575mm

これに奥行方向の必要枚数を掛けた数字が、合計の必要枚数になります。

波板の張り方(屋根下地が木材の場合)

●留め具
波板を固定するために、とめる下地にあわせて専用のビスや釘、フックボルトなどを用意します。ここでは木材の下地用に、波板用ビスを使います。
●波板をカットする
波板の形状にはがフィットする専用のハサミを使い、屋根の奥行きにあわせて必要な長さにカットします。
●波板を固定する
波板の山の頂点に、波板用ビスを打って固定していきます。横幅方向は5山おきに1か所、奥行方向は下地の位置でビスどめします。数が多い場合は、電動ドライバーを使うと楽に作業できます。
●波板の重ね方
横幅方向に2枚以上を張る場合は、2.5山を重ねます。重ねた部分は、必ず2を一緒に波板ビスでとめてください。最後の1枚で余分が出る場合は、多めに重ねるかカットします。
●張り替えの完了

まとめ

さびたり、割れたりして傷んだ屋根は、外観が悪いばかりか雨漏りにもつながります。全面張り替えには早いタイミングであれば、部分的な張替え補修もできます。屋根に傷んだ波板を見つけたら、早めに張り替えることをおすすめします。

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