レンガの敷き方のポイントと並べ方のバリエーション

 もっとおしゃれにガーデニングを楽しみたい、お庭を洋風に演出したい、といった際に便利なのがレンガです。玄関やアプローチ、お庭などに敷くことで自宅の雰囲気は一変します。パターンのバリエーションも多く、また基礎の準備など、なんとなく難しいと思われがちなレンガ敷きですが、実は基本を守りさえすれば意外に難しくありません。実用的な面でも、やっかいな雑草を防いだり、地面のぬかるみの防止にもなるといったメリットも豊富。

 もちろんDIYで行えば手間はかかりますが、時間さえかければ初心者でも問題なくチャレンジできます。そんなレンガの敷き方について、その基本や敷く際の注意点などをご紹介します。

1章:レンガの種類
2章:レンガを敷くことのできる場所
3章:寒い地域はレンガに向いていない?
4章:施工の手順
5章:敷き方のパターンバリエーション
まとめ

1章:レンガの種類

基本は安価で手に入れやすい赤レンガ

 日本で手に入る一般的なレンガは、大きく分けると以下の2種類になります。高温で焼き固めた焼成レンガと、日干しして固めた日干しレンガです。

 ホームセンターなどで売られているのは、主に焼成レンガです。さらにこの焼成レンガは水に強い赤レンガと、熱に強く水には弱い耐火レンガなどに分けられます。ガーデニングなどで使用されるのは主に赤レンガです。赤レンガでも通常のサイズであれば強度も十分で、基礎さえしっかり固めておけば駐車場にも使用可能です。また価格も比較的手ごろなのも魅力です。

 他にも、あえて古びた印象を与えるように作られた焼き過ぎレンガや、古い建物などを解体した際に出たアンティークレンガなども売られています。焼き過ぎレンガやアンティークレンガは味わいがあり、上手く使用するとオシャレに演出可能ですが、センスが試されます。

 どのようにレンガを敷きたいのか、完成図をしっかりイメージしてから、そのイメージにマッチしたレンガを選ぶと良いでしょう。

 またレンガを使用する上で重要なのがレンガのサイズです。最も一般的なのは普通レンガ(おなま)で、その寸法は長さ210mm×幅100 mm×厚さ60 mmです。さらにこの普通レンガを縦に細長くした物を「ようかん」といい、サイズは長さ210 mm×幅45 mm×厚み60 mmです。また、普通レンガを横に2つに分けたようなサイズが「はんます」で、サイズは長さ100 mm×幅100 mm×厚み60 mmです。これらを使い分けることできれいに敷きつめます。

 またレンガタガネなどを使うことで、半端なスペースに合うように割って使用することも可能です。

まとめ

レンガ敷きの作業のポイントは、地面をきっちりと水平にならし、レンガも水平に敷くこと。レンガを敷く作業を丁寧に行っておくと長持ちします。時間がたつとレトロな味わいも楽しめるのがレンガの魅力です。様々な色のレンガ、また敷き方にもバリーションがありますので好みにあった敷き方で是非チャレンジしてみてください。
赤レンガ・普通サイズ
赤レンガ・ようかんサイズ
耐火レンガ
焼き過ぎレンガ

2章:レンガを敷くことのできる場所

基礎さえしっかりしていればどんな場所でもOK

 レンガは敷く場所の基礎がしっかりとしていて重みに耐えることができ、水平であれば基本的にどのような場所にでも敷くことができます。たとえ地面がぬかるんでいても、下地となる地面を砕石やモルタルでしっかりと固めることで、そのぬかるみを解消することが可能です。

 例えばお庭や玄関のアプローチなどの通路、また強度を十分取れば駐車場などにも敷くことは可能です。

 また、ベランダなどでも、それが自宅で、ベランダの耐荷重さえ超えなければレンガを敷くことは不可能ではありません。とはいえベランダなどに敷きつめてしまうと強度的に不安がありますので、花壇の装飾などワンポイント的な使い方に抑えておいた方が良いでしょう。

3章:寒い地域はレンガに向いていない?

水分の凍結によりレンガが割れてしまうことも

 レンガは耐候性が高く、どのような環境にも適しているので、しっかりとした施工を行えば長く使用可能です。しかし、1つだけ注意点があります。それは寒い地域での使用に関してです。レンガの種類によりますが、吸水率の高い素材を使用したレンガの場合は特に注意が必要です。なぜならレンガに浸み込んだ水分が急激な気温低下で凍結してしまい、レンガを割ってしまう「凍結融解」という現象を引き起こしてしまうことがあるのです。

 寒冷地にお住まいの方は、自宅をレンガ敷きにした場合にそのようなことがないか、レンガを購入する際にあらかじめホームセンターや販売店などに確認すると良いでしょう。

4章:施工の手順

下地の水平をしっかり出すことがポイント

 レンガの敷き方は、下地に砂を敷いてレンガを並べていく方法がオススメです。これならやり直しもできるので、難易度は低めです。ずれないように最後に目地を珪砂で埋めて固定します。ポイントは水平をしっかり出すこと。作業の途中にもこまめに確認を行いましょう。

●必要な道具

・赤レンガ
・ソフトレンガ
・砂
・珪砂
・スコップ
・角材
・石工ハンマー
・タガネ
・水平機
・左官ブラシ
・水糸

●地面を水平にならす

ペースのサイズを測り、レンガを敷く場所の表面を、水平器を使って水平にならし下地を作ります。

このときに地面を叩いて固めると、全体の凹凸が抑えられて平らになります。

強度が必要な場合は、このとき路盤材を先に敷いておき、平らにならしておきます。フチとなる部分にはエッジ用の赤レンガを埋めるための溝を掘ります。

●レンガを仮置きする

まず基点となるレンガを置き、それと水平となるようにエッジ部分に敷く赤レンガを仮置きしていきます。

仮置きしたレンガを基準に四隅に木片などを差し、それに水糸を結んで水平に張り、仕上がりの高さを確認しましょう。

●溝を埋め水平にならす

仮置きした赤レンガは一旦外し、溝に砂を入れてエッジの高さを調整したうえで、角材などを使い水平にならします。

●赤レンガをフチに並べる

その上にフチとなる赤レンガを並べていきます。置いたら石工ハンマーの柄で軽くたたき、落ち着かせます。

●エッジの赤レンガを固定する

溝を掘った際の土を埋め戻し、足で踏み固めて、エッジとなる赤レンガを固定します。

●全体を水平にならす

赤レンガで囲われた内側の施工面に砂をまき、角材などで全体を水平にならします。板などを置き水平器でこまめに水平をとりましょう。

●レンガを敷いていく

ここでは初心者にも簡単な、レンガを縦横に配置していくバスケットウィーブというパターンでレンガを敷きます。

置き方のデザインはいろいろなものがあるので、好みのパターンで置きましょう。隙間ができないようにレンガを並べます。

●隙間をレンガで埋める

レンガを並べた際に大きな隙間ができてしまう場合は、石工ハンマーとタガネを使い、隙間のサイズに合うようにレンガをカットして、埋めます。

●微調整をして水平を確認

レンガを全て敷き終わったら、あらためて水平や凹凸がないかを確認してください。

微調整してしっかりと水平を出しましょう。

●珪砂で目地を埋め固定する

最後にレンガの表面に珪砂をまき、左官ブラシでまんべんなく広げて目地を全て埋めたら完成です。

完成

5章:敷き方のパターンバリエーション

デザインによってはレンガを割る必要もあり

 レンガは並べ方によってデザインを楽しむことも可能です。以下に代表的な並べ方のパターンを紹介しましょう。デザインによってはレンガを割る必要もあるので、初心者の方には少し大変かもしれません。またレンガの色も一定のパターンに使用するのではなく、ランダムに使ってもみても面白いでしょう。
ジャックオンジャック
バスケットウィーブ
ストレッチャーボンド
ベディングフェース
ヘリンボーン
ハーフアンドバスケット
ハーフバスケットウィーブ

●まとめ

 レンガ敷きの際に最も気をつけるべきなのが、下地となる地面をきっちりと水平にならすこと。また、レンガも同じく水平に敷くことです。この作業をしっかりと行っておくと、レンガ敷きが傷みにくく、長持ちします。
 敷いてからも、時間が経過するにつれ風合いが生まれ、レトロな味わいも楽しめるのがレンガの魅力。さまざまな色のレンガや、敷き方のバリーションなどにも、ぜひチャレンジしてみてください。

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