自宅のDIY体験談:①北海道在住 R.S様(地方公務員)

寒い冬を暖かくすごす!床の断熱DIY

※ こちらは実際に自宅でDIYをされている方の “体験談” のため、ロイモールにて取り扱いのない商品もございますので、予めご了承くださいませ。

部屋が寒く、底冷えして仕方なかった・・・

私が住む北海道の地域では、冬場マイナス20度にまでおよぶ日がしばしば。古くに建てられた自宅は部屋全体が冷え切ってしまい、暖房器具をつけてもなかなか部屋が暖まりません。
加えて、ワンシーズンあたりの暖房費もバカにできませんでした。これはなにか根本的な寒さ対策をしなくては・・・と頭を悩ませていました。

いっそのこと、
床を暖かくDIYしたらいいのでは!?

根本的な部屋の寒さ対策とは、要するに部屋の断熱効果を高めるということだと考えました。床、壁、窓・・・このあたりに着手する必要がありそうです。なかでも一番効果が高く、かつ素人の私でもDIYできそうな部分として「床」に着目しました。といいますのも、窓はすでに二重窓で断熱効果は高く、壁は断熱を施すにはちょっと大工事になり手にあまりそうだなと思ったのです。

床はもともとフローリングで面積も7畳程度ありました。この冷たくて広いコンクリートのような床が、もしも暖かくてくつろげるカーペットのようになったら・・・妄想もほどほどに、次の日にはDIYに着手していました。

断熱材を敷き詰め、床の上に床を製作!

さて、実際に私が行ったDIYの流れはこのようになります。

(1)断熱材(スタイロフォーム)を敷き詰める

スタイロフォームは建材としてもメジャーな断熱材です。私は50mm厚のものを使用しました。まずこれを、隙間なく床に敷き詰めていきます。

スタイロフォームは発泡スチロールのように簡単に加工ができるので、木材用のノコギリで整形して部屋のかたちにピタッとおさめました。

(2)コンパネを敷き詰める

床一面にスタイロフォームを敷き詰めたら、そのうえにコンパネを置いていきます。ホームセンターで手に入るふつうのコンパネです。これもノコギリで加工しながら、部屋のかたちぴったりに敷いていきます。

どうやって断熱材に固定するの?と思われるかもしれません。実はこれ、ただ置くだけで大丈夫なんです。そのぶん、できるだけ隙間ができないよう綺麗に敷き詰めるのがポイントです。

(3)床材(横板材)を張る

床材は、納屋に眠っていた廃材を使用しました。厚みは約18mm、幅は約200mmです。これも隙間なく敷き詰めていきます。敷けたら最後に釘打ちです。

板の四隅に(場合によっては中間にも)釘を打ち込んで固定していきます。このとき、釘は太くて長いものを選ばないと、あとで釘が浮いてきてしまい危険です(実際いくつか打ち直すハメに・・・)。

(4)床に塗料を塗って仕上げ

最後は仕上げに塗装をしました。使用した塗料は「柿渋液」と「亜麻仁油」のふたつ。どちらも天然由来の塗料です。柿渋は時間が経つと深みのある色合いになることと、防虫効果があることから選びました。亜麻仁油はツヤ出し効果を狙っています。
塗る前にまず、床を掃除して綺麗にします。本当はヤスリがけを行うと塗料がよく染み込んでいいそうですが、面積が大きいので断念しました。

綺麗にしたら、あとはひたすらハケで柿渋を塗っていきます。私は一回だけ塗りました。一晩乾かしたら、最後に亜麻仁油を塗ります。
丸二日ほどで完成しました。

素足で歩いたときの冷たさが激減!
しかもおしゃれに。

完成後、悩みは解消されたのでしょうか?

まず気になる暖かさですが、これは格段に変化がありました。それまでのフローリングの床ではとても素足で歩くなんてできませんでしたが、DIY後の床は素足で歩いてもちょっとひんやりするくらい。足元の冷えが軽減したことで、過ごしやすさがかなり改善されたと思います。

加えて見た目もかなり変わりました。柿渋のつくりだす色ムラが独特の雰囲気を生みだし、一気におしゃれな感じに様変わりしたのではと自負しています。
床のDIYは初めてでしたが、細かい作業もほとんどなく、使用する道具も少なく済むので初心者の方にもオススメのDIYです。

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