雨の日でもこれなら役立つ簡単物干しDIY

毎日沢山出る洗濯物の山、天気の良い日はベランダに干せば良いのですが、雨が降ると干す場所が無くて困りませんか？我が家では一階のリビングのカーテンレールが物干し場と化し、歩くと洗濯物に顔が当たってしまう、また急に友達などが来ると洗濯物だらけのリビングでおもてなしという状態です。こんな状態をなんとしても解決したいと思っていました。
雨が続くと干しっぱなしの状態が続いてしまい、気がつけば常にリビングには洗濯物が干してあるのが当たり前になっていってしまうのです。
洗濯物を干すにはどうしてもハンガーや干し竿が必要となります。しかし、家の中で考えるとどうしても限られた場所にしか代わりになるカーテンレールが無いので、結局はいつものリビングとなってしまいます。
なんとかリビング以外で洗濯物を干す事はできないものかと考えてみましたので、この場で皆さんにも紹介していこうと思います。

まず、私たちの家庭での希望はリビング以外の場所で洗濯物を干したいと言うことでした。急な来客でも慌ててまだ湿っている洗濯物を他の場所に移す必要が無く、そして普段も洗濯物に囲まれたリビングで暮らさなくて良い生活を手に入れたいという思いでいっぱいでした。
そこでそれを解決するために、簡単に設置できて簡単に移動も可能、しかもなるべくおしゃれな物干し竿を設置する、という奥様からの指令に基づき、悩み抜きました。
そして、出てきた答えが2×4を使った物干し場の作成です。色についてもなるべくおしゃれに見えるようにと白い2×4を使用しました。

今回作成した物干しは、非常に簡単で誰でもすぐに作る事ができます。気になった方は真似してみて下さい。
材料は2×4材を2本、物干し竿となるアルミパイプ一本、そして2×4材を天井側と床側の上下でとめるための道具（我が家はディアウォールというものを使いました）だけでOKです。
まずは、2×4を必要な長さにカットするのですが、ディアウォールを使う場合には天井から床までの長さを測り、そこから約38mm短くカットをします。このカットについても自分でノコギリを使ってやる事もできますが、ホームセンターならワンカット数10円でやって貰えるのでDIYをやる道具が揃っていなければ気軽にお願いしてみて下さい。
そして、次は物干し竿を通す穴を2×4材に開ける作業を行います。これもホームセンターで頼めば行ってくれるので頼んでみて下さい。パイプを通す穴なので自宅で行うにはジグゾーなどの道具が必要となります。慣れていないと綺麗な円にならないかも知れません。
そして、アルミパイプもホームセンターで手に入りますので必要な長さにこれもカットしてもらって下さい。ここまで揃えばあとは設置するだけです。
設置については、どこに作るかを決めたらまずディアウォールで2×4をたてます。これも上下につけてたてるだけなので誰でも簡単にできます。（くれぐれもカットする時の長さだけは注意して下さい。）
そして、2×4が立ち上がったらアルミパイプを通せば完成です。
我が家は2×4材を白で作ったのでとてもおしゃれな感じに仕上がっています。色を自分たちの好きな色に出来るところも、2×4材の良いところです。お部屋の雰囲気に合わせて色々と試して頂ければと思います。

リビングの隣にある和室を今は寝室として使っているのですが、その部屋に物干し場を設置しました。
この場所に設置したお陰で急な来客でもリビングと和室の間の扉を閉めるだけで洗濯物は見えなくなりました。また、洋服ダンスなどもこの和室にあるので乾いたらすぐに収納ができるというメリットもありました。そして、湿った洗濯物が干されているので空気が乾燥しなくなり、寝る時にも非常に快適となるという副産物もあったのです。
そして、この物干しキットは自宅のどこにでも設置する事が可能なので、2階にも同じようなものを作ろうかと現在考え中です。

（以下完成写真）