ラブリコを使って玄関に簡単収納DIY

玄関に壁掛けフックを取り付けたかったのですが、玄関の壁の中が固いコンクリートになっている様で、押しピンが全く刺さらない状態でした。そのため、壁掛けフックをつけることができず、子どもの帽子やバッグなどが玄関脇に散乱している状態でした。
試しに昔利用していたハンガーポールを置いてみたのですが、子どもが触って倒れてくることが度々あり、「これは危ない」と思い結局撤去しました。
そこで、壁面収納ができるつっぱり棒タイプのものにしようかとも考えました。しかし、デザインが気に入るものが見つかりません。やはり玄関なので、あまりにもデザイン性が低いものは置きたくありませんでした。

たまたまテレビでディアウォールのCMを見て「あ、これいいかも！」と思いました。ネジもグギ使わずに木材の柱を取り付けることができるため、壁に穴を開ける必要がありません。木材であれば、自分で色も好きなように塗ることができるし、白く塗ればカントリー風の可愛い壁面収納が出来上がるのではないかと考えたのです。
詳しく調べてみたところ、ディアウォールだと、長さをミリ単位できっちりと測らなければならないと記載がありました。私が大雑把な性格なのもありますが、玄関から天井までの高さがかなりあり、正確にミリ単位で寸分間違いなく測ることは難しいです。そこで、類似品のラブリコを購入しました。ラブリコはねじを回すことでアジャスターの長さを微調整することができます。そのため、ディアウォールのようにミリ単位で正確でなくても、おおよそで合っていればある程度融通が利くため、大雑把な私にも合っていると思いました。

食器洗いなどに使うスポンジです。メッシュなどがついていない一番シンプルなタイプのものです。
スポンジの幅は、2×４木材の幅よりもやや大きめなので、たっぷりペンキを含ませると意外と均等に塗ることができます。私は刷毛よりもスポンジのほうが塗りやすかったです。

スポンジで塗った木材がこちらです。結構上手に塗れたな、と感じています。

そして塗装後は十分に乾かし、ラブリコのアジャスターを取り付けます。取り付け方は簡単で、カポッと上下の先端に取り付けるだけです。取り付けた後は天井に向かって木材を取り付けて、アジャスターで調整すれば柱ができあがります。

もう1本同様の作業を行い、二本の柱を取り付けた後は1×4の木材を電動ドライバーで取り付けると完成です。

こうして完成した玄関の収納スペースに、無事帽子やヘルメット、バッグなどを収納することができました。耐久性はあるため、将来子どもが小学生になったらランドセルも引っ掛けることができるようになります。
他の思わぬ効果は、季節ごとの玄関の飾り付けができるようになったことです。完成したのが10月だったため、ハロウィンの飾り付けにしていますが、今後クリスマスの飾り付けや、春が来れば桜の造花などで楽しむことができそうです。