安価でおしゃれなOSB合板で
ルーター収納棚を製作

当初は写真のようにWi-Fiルーターを300均で買った大きめのボックスに入れていました。
しかしボックスを床に直置きしていたため、1歳の子供が蓋を開けて中身を取り出して荒らされたり、電源を引っこ抜いてしまうという悩みがありました。
カラーボックスを使って棚を設置することも考えましたが、カラーボックスは意外と奥行きがあり、コンセントの近くの通路に大きくはみ出してしまうため通路のスペースが無くなってしまいます。ルーターを置くスペースを確保する代わりに人が移動する際の邪魔になるので、他に何か良い案はないかと考えました。

私の場合はDIY好きの知人から要らなくなった厚さ11mmのOSB合板をもらうことができたので、新しく棚を作ることにしました。（OSB合板は通販でも安く購入することができます。）そしてこのOSB合板を使って棚を製作するにあたり、以下の条件を満たすものを考えました。

以上５点を考慮して棚の製作を行いました。

棚を完成させる為に実際に使った素材は以下の通りです。

高さ770mm、幅690mm、奥行110mmとなるようにOSB合板を丸ノコでカットし、木ネジで固定します。家族全員が使うことになるので角の部分は念入りに紙やすりで削ってバリを取っておきます。
各棚板を木ネジで固定して枠組みを作り、ルーターを収納していきました。

Wi-Fiルーターの他にもONUや電源、光ケーブルなど様々な部品があるので余っていた小さめのボックスを使って収納しました。予めこのような付属部品も収納することを考えて設計しておいたので、収納はスムーズに行うことができました。

※写真はブラックボードシート貼り付け前ですが、シートを貼り付けた後に皿頭木ネジ小で固定します。表側からルーターを触れないようにしていきます。
また転倒防止の為、チェーンとダイソーで売っている「３本ピンクロス」を使って棚を固定します。

チェーンを使うことで前後の動きに強くなりますが、左右に対してはあまり強くないので100均棚ズレ防止シートを棚の底に敷いておきます。万が一子供が棚に体重をかけてしまっても動かない他、地震が起きたとしても転倒しないため安心です。
また必要に応じてチェーンを取り外すことで棚の移動やWi-Fiルーターの点検、清掃なども簡単に行うことができます。

Wi-Fiルーターを収納しているとは思えない棚が完成しました。11mmのOSB合板を購入したとしても、100均の小物やチェーンを入れて3,000円以内で作ることができます。
ブラックボードシートを採用したことで若干男前インテリアのような黒と木のかっこよさが出ましたし、お絵かきなどの遊びに使えるだけでなく、簡単なメモ書きにも使えます。
OSB合板そのものがデザイン性のある板なので見た目もよく、更に観葉植物などの緑を置くことでよりおしゃれに見えます。
楽しく作れた上に家族にも喜んでもらえる棚が作れたのでとても満足しています。

（以下完成写真）