ローラーの種類と選び方

 壁や家具などをDIYで好きな色に塗り替える人が増えています。壁の色を変えることで、雰囲気がガラッと変わることが人気の理由でしょう。塗料を塗るための道具といえば刷毛が一般的ですが、部屋の壁などの広い面積を塗るときはペイントローラーを使うと便利です。ローラーと言っても、素材や形、大きさなど用途に合わせてさまざまなものがあります。用途を間違うと、塗装がきれいに仕上がりません。今回はローラーの種類と選び方、使い方について詳しくご紹介します。

目次
1章:ローラーのサイズ
2章:ローラーの毛の長さ
3章:ローラーの素材
4章:用途別ローラーの種類
5章:塗装でのローラーの使い方
6章:ローラーのお手入れ方法

1章:ローラーのサイズ

 ペイントローラーは、ローラー本体とハンドルの部分を組み合わせて使います。

ローラーハンドル

左:スモール 中:ミドル 右:レギュラー
 ローラーハンドルには、一般的にスモール、ミドル、レギュラーの3種類があります。スモールとミドルサイズの軸径は6ミリ、レギュラーサイズは軸が骨組み状になっています。

 ローラーには、さまざまな長さのものがあります。一般的なサイズは4~6インチ、広い面の塗装向けが7~9インチといったところでしょう。小さなサイズでは4インチ以下のミニローラーもあります(1インチは約2.5センチメートルです)
上:6インチ 下:4インチ
7インチ
 ローラーは使うハンドルのサイズに合ったものを選びます。スモールサイズとミドルサイズのハンドルは、ローラーを兼用できるものがあります。スモールローラーを使う場合は、ハンドルの軸が飛び出さないサイズを選びましょう。スモールローラー、ミドルローラー共に使える兼用サイズのハンドルがおすすめです。レギュラーサイズのハンドルには、ローラーの筒径が38ミリのものを使用します。

2章:ローラーの毛の長さ

 ローラーは、使用する目的や用途によって毛の長さを使い分けると、仕上がりがきれいです。ローラーの毛の長さ(毛丈)には、短毛~中短毛~中毛~長中毛~長毛と分けられ、その中にもさまざまな毛の長さがあります。下地の粗面などは毛の長いタイプ、平滑面の仕上げには短毛のローラーが向いています。
 写真は、すべてミドルサイズのローラーです。毛の長さは、左は4ミリ(短毛)、真ん中が10ミリ(中短毛)、右が13ミリ(中毛)です。18ミリ以上は中長毛、25ミリ以上は長毛となります。
 長毛タイプのローラーは、塗料の含みが良く、広い面を塗るのに適しています。また、凸凹した面にも毛が入り込み塗り残しが少ないのも特徴です。反面、塗料をたくさん含むため、作業時にローラーが重たくなりがちです。また、含んだ塗料をすべて塗ることは難しく、ローラーの中に塗料が残ってしまうため、塗料の無駄が出てしまいます。

 短毛タイプのローラーは、塗料を含む量が少ないので垂れる心配がありません。重たくならないので扱いやすく、細かいところでも小回り良く動かすことができます。塗りあがりも、毛跡が残らないので平滑面をきれいに仕上げることができます。

 中毛タイプは、長毛と短毛の良いところをそれぞれ持ち合わせているので、オールマイティーに使うことができます。

4章:ローラーの素材

 ローラーには、大きく分けて毛素材のものとスポンジ素材のものがあります。毛素材のものはウールローラーとも呼ばれます。

 ポリエステルやアクリルなど毛素材のローラーは、水性塗料・油性塗料を問わず使うことができます。綿毛タイプのローラーは細かい毛羽がついてしまう欠点がありますが、毛羽が出にくいよう改良されたローラーもあります。

 ポリウレタン系のスポンジ素材は、油性・ラッカー・溶剤系塗料には使用できません。
毛素材のローラー(ウールローラー)
スポンジ素材のローラー
 主に、ブロックやコンクリート、鉄部などに使用されます。パッケージに使用できない塗料が明記されていますので、必ず確認しましょう。スポンジ特有の気泡が塗装面に残ります。

4章:用途別ローラーの種類

粗面外壁塗装用ローラー

耐久性に優れ、塗料含みが良く、ヘタりにくいのが特徴です。

砂骨材ローラー

厚い塗膜を作るのに適しています。網目状に穴がたくさんあいています。漆喰など粘度のある塗装向けです。

波トタン用ローラー

波型のトタンを効率よく塗装できます。

外壁ブロック用

砂骨材用ローラー同様、厚い塗膜を作ることができます。粘度の高い塗料を塗るのに適しています。
スポンジ素材でへたりにくいのが特徴です。

5章:塗装でのローラーの使い方

新しいローラーをおろすときは、毛の部分を手でしごいて抜け毛を取り除きます。
ハンドルにローラーを取りつけます。塗装する前に、養生シートやマスキングテープなどで汚したくないところを養生しておきましょう。部屋の隅などローラーで塗りにくいところは、先に刷毛で塗っておきます。
ネットを取りつけたローラーバケットに塗料を入れ、ローラーを転がしながらたっぷり塗料を含ませたら、ネットの上で転がして余分な塗料を取ります。
ローラーを転がして塗装します。塗料が乾かないうちに同じところを何度も転がさないようにしましょう。一度目はムラがあっても大丈夫です。二度塗りできれいに仕上げましょう。

6章:ローラーのお手入れ方法

 使用したローラーは大量の塗料を含んでいます。塗装が終わったら、ローラーを新聞紙の上で塗料がつかなくなるまで転がし、ローラーに残った塗料をできるだけ取り除きます。

 水性塗料の場合は、ハンドルを外して、ローラーをしばらく水につけておくと塗料が水に溶け出てきます。その後中性洗剤で洗って水でよくすすぎ、陰干しして乾かします。

 油性塗料の場合は水で洗えません。専用の洗い液を使って洗いますが、ローラーに残った塗料をきれいに取り除くには大量の洗い液が必要になります。溶剤系の洗い液はにおいの問題や、廃棄などにも手間がかかります。使い終わったローラーは処分するのが良いでしょう。

 水性、油性どちらの塗料を使うにしても、使用済みのローラーは毛がへたってしまうので、新品のように塗料含みはよくありません。ローラーの毛や塗装の状態を見て、こまめに交換しましょう。

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