壁付棚を作るときの必須アイテム
棚受け、ブラケットの種類と選び方

 キッチンや洗面所、トイレなどの上部のデッドスペースを利用してストック品の収納棚を。リビングやダイニングには写真や雑貨を置く飾り棚を。壁の空いたスペースを利用して、好きな場所に棚を取りつけられるのが棚受けです。デザイン性の高いタイプも多くあるため、部屋の装飾を兼ねた使い方も可能。DIYで上手に利用したいアイテムです。

 取りつけ自体は簡単ですが、しっかりとした強度のある壁付棚を作るには、知っておきたいいくつかのポイントがあります。そこで今回は希望通りの棚を作るための、棚受けの選び方と取りつけ方について解説します。

目次
1.棚受けとは
2.棚受けの種類
3.棚受けを選ぶときのポイント
4.棚受けを取りつけるときのポイント
5.まとめ

1.棚受けとは

 棚受けとは壁に直接棚板を取りつけられるようにする汎用のインテリア部品です。L字型のものが一般的で、一辺を壁に固定してもう一辺で棚板を支える単純な作りになっています。それゆえに使い方の自由度は高く、取りつけたい種類、サイズの板材を使って壁付棚を作ることができます。

 壁付棚はキャビネットタイプの棚と違って床のスペースを専有しないため、空間的な余裕のない部屋に収納を増やしたいときに有効です。また、壁を目一杯に活用しようと思えば、天井まで棚をつけた壁面収納にすることもできます。

 商品は金属製や木製のものが大半です。低価格のシンプルなタイプから装飾性の高いタイプまでデザインは豊富。ほかのインテリアとコーディネイトして部屋にアクセントを加えるような使い方も可能です。

2.棚受けの種類

■L型棚受け

 通常、棚受けと言うとこうしたL型形状を思い浮かべるでしょう。それほどオーソドックスなタイプです。2辺のうちの長い辺をネジで壁に固定します。写真のようなシンプルなスチールのほか、ステンレス、アイアン(鋳物)、木など、材質やデザインが豊富なのもこのタイプです。

■棚受けブラケット

 棚受け自体を目立たせたくないときにオススメなのが、本体がコンパクトな棚受けブラケットです。小さくスマートな外観であるのに加えて、ネジが見えないように工夫されているなど、デザイン性の高いものが多くなっています。ただし耐荷重は低めのため、ちょっとした小物置きや飾り棚といった用途に適しています。石こうボード下地に専用ピンで固定できるタイプを選べば、賃貸住宅などのネジを打てない壁に棚を作ることができます。

 棚板を挟んで固定する方式のものが多いこともあって、専用棚板とセットになっていたり、棚板に1×4材が指定されていたりなど、棚板選びが制限される傾向があります。

■棚柱+ブラケット

 『棚受けレール』『ダボレール』など呼び方はさまざま。一般的な認知度は低いものの、壁の高さを活かした多段の壁面収納を作るときにとても便利なアイテムがこの棚柱です。棚柱本体はたくさんの穴があいた細いレール状の金属製パーツで、これを壁に固定して棚受けのベースとします。専用のブラケット(棚受け)は穴に差し込むだけでセットできるので、後からの高さの変更も自在。簡単な取りつけ作業で全段が可動式の壁面収納を作ることができます。専用ブラケットは棚板の材質に合わせて木製棚ブラケット、ガラス棚ブラケットなどの種類が用意されています。

 棚柱は商品の入れ替えごとに棚を移動する必要がある店舗では、よく利用されています。ご家庭でも居室だけでなく、クローゼットや押入れなどで上手に利用したいアイテムです。

■折りたたみ棚受け

 棚板を支えている腕の部分を内側に折り畳むことができる棚受けです。棚だけでなく、写真のような延長式の天板や壁付のワークデスクを作りたいときにも利用できます。

■フレームシェルフ

 金属製のフレームで棚板を吊るタイプの棚受けで、細くすっきりと見えるフレームがインテリア性を高めているのが特徴です。同じタイプの商品として、ハシゴのように数段の内枠があって複数の棚板をセットできる、ラダーシェルフもあります。

3.棚受けを選ぶときのポイント

■材質やデザインで選ぶ

 棚受けは単なる取りつけ金具とはいえ、棚の一部として見える部分なのでデザインも重要です。まず、棚受け自体の存在感をなくして棚をすっきりと仕上げたいのか、あえて棚受けの装飾性を利用しておしゃれな棚に仕上げたいのかを決めましょう。軽いものを乗せる棚であれば、上記で紹介した棚受けブラケットやフレームシェルフも選択肢に入ります。

【シンプルタイプ】

 斜めの補強が入ってなく、装飾性を排したシンプルなデザインの棚受けは、棚板を取りつけてしまうとほとんど主張しません。どのような棚板にも合わせやすいので、棚受け選びに迷ったときにもオススメです。棚受けを目立たせたくない場合は、壁紙と同系色を選ぶと良いでしょう。

【アイアンブラケット】

 ぽってりと重量感のある鉄鋳物で、凝った装飾を施したアンティーク調のデザインのものがたくさん出ています。ダークブラウン系に塗装した棚板と組み合わせて、レトロな雰囲気に仕上げたいときなどにぴったりの棚受けです。以前はインテリアパーツのショップや通販でしか見かけない商品でしたが、人気の高まりを受けてホームセンターにも置かれるようになっています。

【ステンレスブラケット】

 素材そのものの強度を活かして、各部がスリムに作られているのはステンレス製ならではの特徴でしょう。無塗装の金属の質感もあいまってモダンな棚を作るのにぴったり。合板や集成材、2×4材、古材など、棚板の種類を選ばない癖のないデザインです。さびる心配がないので、浴室にも安心して使用できます。

【ウッドブラケット】

 木製の棚受けには、金属製のものにはないナチュラルさ、柔らかい雰囲気があります。棚板との一体感を求めるのであれば、これ以上のものはありません。耐荷重ではどうしても金属製に劣ってしまうので、置くものの重量には注意が必要です。

■耐荷重で選ぶ

 しっかり頑丈な壁付棚を作るには、取りつけ方とともに棚受け自体の強度が重要です。個々の棚受けの強度を知る手がかりになるのが『耐荷重』という数値。棚受けには必ず表示されているので、購入時にチェックしましょう。

 例えば本をぎっしり詰めて並べるとかなりの重さになります。壁付棚を作るときには、上に置くものの種類や数量から合計の重量がどの程度になるかを想定して、サイズも含め、耐荷重に余裕のある棚受けを選ぶ必要があります。

 棚受けの耐荷重は、単体販売の商品の場合は1個あたりの耐荷重を表示しています。通常は同じものを2個使って棚板を支えるので、棚としての耐荷重は単体表示の2倍になります。この数値には棚板の重さも含まれるので、耐荷重を見積もるときは『(置くもの重さの目安)+(使いたい棚板の重量)』で算出してください。どうしても耐荷重が不足しそうな場合には、棚受けの数を増やして強度をアップする方法もあります。

4.棚受けを取りつけるときのポイント

■壁裏の柱を探す

 住宅の室内壁で一般的なのが、石こうボードや合板の壁材に壁紙を貼って仕上げている構造です。壁の裏側は空洞になっていて、そこにネジを打ってもすぐに緩んでしまうため、棚のような重さのかかるものを固定することはできません。そのため棚受けを取りつけるときには、壁材を裏で支えている間柱という下地材に効くようにネジを打つ必要があります。

 間柱はだいたい45cm間隔で立てられています。下地材探し専用の道具である壁裏探知機を使って間柱を探し、棚受けを確実に固定しましょう。

【下地探知機】

センサー面を壁の表面に当てて左右に動かすと、壁裏に間柱が入っているところで反応して、その位置を教えてくれます。左右両側から探知作業を行って、間柱の両端を見極めることが大切です。

まとめ

 市販の棚受けを利用した壁付棚の取りつけは、インテリアDIYの入門編といえるもの。作業自体は簡単なので、好みの棚板と棚受けを探すところから楽しみながら取り組んでいただけると思います。ここで紹介したチェックポイントを確認しながら、部屋のイメージにマッチして、安心して使える素敵な棚を作ってください。
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