簡単DIY! 取っ手の種類と取りつけ方

 ドアや扉に当たり前のようについている取っ手。実はDIYで簡単につけ替えることができます。デザインはもちろんのこと、素材や機能、形状など多種多様な取っ手は、家具のイメージチェンジや模様替えが簡単にできるオススメのDIYアイテムです。今回は、取っ手の種類や選び方、取りつけ方についてご紹介します。

目次
1章:取っ手とは?
2章:取っ手の種類と選び方
3章:取っ手の素材
4章:取っ手の取りつけ方
まとめ

1章:取っ手とは?

 手で持ったりつかんだりするために、家具や機械などに取りつけた柄や金具のことを取っ手といいます。取っ手をつけることで、物を持ち上げたり引っ張ったり、扉の開け閉めなどが容易となり便利です。取っ手には、デザインをはじめ、素材や用途、機能などさまざまな種類があります。使いやすさや持ちやすさ、重量、デザインなどに合ったものを選びましょう。

2章:取っ手の種類と選び方

 一般的に「取っ手」と呼ばれるものは、U字型で手や指で握ったり引っかけやすい構造になっています。そのため、同じような用途で使われる、指でつまむタイプの「つまみ」や、埋め込み式での「引手」も、「取っ手」と総称されることがあります。ここでは、大きく「取っ手」と同じ用途で使われるものについてご紹介します。

【取っ手】

握って引っ張ったり開けたりするタイプの金具です。力が入れやすいので、大きな扉や重たい引き出しなどに向いています。基本的には2ヶ所でビス止め、またはねじ込む形式です。台座つき取っ手、バーハンドル、トランク取っ手、回転取っ手、埋め込み(彫り込み)取っ手、アジャストハンドルなど、特別な機能を持った取っ手もあります。

バーハンドル

キッチンの引き出しや洗面台の扉などに使われる取っ手です。

トランク取っ手

トランクや鞄などに取りつける取っ手です。

回転取っ手

使わないときは平面ですが、押すと回転して取っ手が現れます。点検口や床下収納などに使われます。掘り込んで取りつけます。

アジャストハンドル

ビス穴が可動するので、ビスピッチを気にせず取りつけることができます。壊れた取っ手の取替えなどに便利です。

【つまみ・ノブ】

 指でつまんで引っ張るタイプの金具です。素材や色などが豊富で、デザインのアクセントになります。力が入れにくいため、大きな扉や重たい引き出しなどには不向きです。ビス止めタイプやねじ込みタイプなどがあります。初心者でも簡単に交換、取りつけができます。扉に穴をあけて埋め込むプッシュつまみは、押すとつまみ部分が埋まって、もう一度押すとつまみが飛び出る仕組みになっているため、扉の表面をフラットに仕上げることができます。

プッシュつまみ

つまみを押し込んだ状態
つまみが飛び出た状態
キャビネットの扉など、フラットな表面に使用します。サイズに合った貫通穴をあけて取りつけます。

【カン】

 ブラカン、下がりカンなどとも呼ばれます。和ダンスなどの日本の家具に良く見られる金具です。手掛け部分がぶら下がるようなデザインで、指で引っ掛けて引っ張ります。

【引手・手掛け】

 手を掛ける部分が埋め込まれている取っ手です。引手は、襖や和家具などの引き違いの扉を開閉するときに干渉しないよう、金物を埋め込む仕様になっています。手掛けも埋め込む形で取りつけますが、手を掛ける部分がついているので開き戸にも使うことができます。掘り込んで取りつけます。

3章:取っ手の素材

 取っ手の素材には、木材、金属、プラスチックなどさまざまな種類があります。それぞれの特長やオススメの使い方をご紹介します。

【木材】

 木の持つ温かみや素材感を大切にしたいときにオススメです。子供用やナチュラルなイメージの木製家具に良く合います。素地のものは好みの色に塗ることができます。木目を活かして塗装されているものもあります。

【金属】

左から時計回りにアルミ、アイアン、真鍮、ステンレス
 金属にもいろいろな種類がありますが、取っ手として多く使われているのは、アルミ、ステンレス、真鍮、亜鉛合金などです。近年ではアンティーク風、インダストリアル風などのデザイン重視のアイアン素材も人気です。
 アルミは軽さが最大の特長です。大きな取っ手を使う際はアルミ製を選ぶと良いでしょう。
 ステンレスはサビに強いので、水回りの取っ手として用いられます。光沢や色も落ち着いているので、どんな場所にでも合わせることができます。
 真鍮は美しい色と光沢感を持った素材です。高級家具やアンティーク家具などに使われます。真鍮は、殺菌作用のある銅と亜鉛の合金なので、衛生面でも優れています。

【プラスチック】

 軽くて丈夫なのはもちろん、カラフルでデザインも豊富なので、選ぶのが楽しい素材です。

【その他】

 ガラスや陶器などはデザイン性に優れていますが、力を入れて引っ張ったときに割れたりして危険なため、取っ手としては不向きです。力の掛かりにくいつまみは、ガラスや陶器製のものが多く出回っています。

4章:コの字型取っ手の取りつけ方

 コの字型の取っ手には、大きく分けて取りつけ方が2つあり、前面に取りつけ部分のネジ穴が見えているものと、見えていないもので取りつけ方が違います。
左:正面からネジ穴が見えない取っ手の写真
右:正面からネジ穴が見える取っ手の写真
 ネジ穴が見えている取っ手は、取っ手正面から、取りつけ部材を貫通しない長さのビスを通し、ドライバーで締めて取りつけます。
 錐でついたり、下穴をあけてからビスを打ち込むとずれが少ないです。その際は、片側ずつ穴をあけてビスで固定してから反対側の作業をするようにしましょう。
 ネジ穴が見えていない取っ手は、取りつけ部材に貫通穴をあけて部材の裏側からネジを通し、取っ手のネジ穴に締め込みます。
ネジ穴は、差し込むネジ径よりも少し大きめにあけましょう。穴の位置が少しずれてしまっても微調整することができます。ただし、ネジ頭径よりも大きくなってしまうと固定できないので注意しましょう。

【取りつけ位置の決め方】

 取っ手の取りつけ位置を決めましょう。引き出しの場合は、均等に力が掛かるよう前板幅の真ん中に取っ手の中心がくるようにします。高さは好みですが、上下に位置をずらす場合は、取っ手に手を掛けたときに他の部材のじゃまにならないよう注意しましょう。
使用する取っ手のビスピッチを測り、取りつけ部分に印をつけます。

 ビスピッチとは、ネジ穴の中心から中心までの寸法です。取っ手のパッケージにビスピッチが明記されているものもありますが、実際のビスピッチと多少の誤差がある場合がありますので、実寸を測ると間違いがありません。
 取っ手をつけ替えるときは、古い取っ手のビスピッチと同寸のものと交換するようにしましょう。
 ネジ穴の中心から中心は正確な寸法が測りにくいので、写真のようにネジ穴の右端から右端まで(もしくは左端から左端)を測ると良いでしょう。この取っ手のビスピッチは76mmです。

 引き出しなど前板の中心に取っ手を取りつけるときは、板幅を2等分したところから左右に、ビスピッチの2分の1の寸法を測って印をつけます。この取っ手の場合は、前板の中心から左右38mmのところに印をつけます。
 長さのある扉などは、手を掛けやすい高さに取りつけます。取りつけ部材に直接置いてバランスを見ると良いでしょう。ネジ穴の位置に印をつけ、下穴をあけて取りつけます。

まとめ

 いかがでしたか? 取っ手は、だた引っ張るためのもの、開閉するだけのものではなく、素材や用途、形状等、さまざまな種類があります。取っ手を変えるだけで、家具やインテリアの印象もガラッと変わります。寸法をきちんと測れば取りつけも簡単ですので、DIYで取っ手のつけ替えに挑戦してみましょう。

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