シャワーヘッド、シャワーホースからの水漏れの原因と修理方法

 住まいの中でも最も大量の水を使用するのがバスルームです。夏場などの暑い時期は日に何度もシャワーを使用することもあるでしょう。しかし頻繁に使用するものだからこそ、不注意によってダメージを受けたり、経年による劣化でいきなり水漏れなどが起きることがあります。シャワー使用中に突然水漏れが起きた場合は、どうすれば良いのでしょうか。ここでは、シャワーの水漏れの原因の特定方法と、その修理方法をご紹介します。

目次
1章:シャワーヘッドからポタポタと水漏れがする原因とは
2章:シャワーホースのつけ根から、水漏れがする原因とは
3章:水栓本体から水漏れがする原因とは
4章:シャワーヘッドからの水漏れ修理方法
5章:シャワーホースからの水漏れ修理方法
6章:水栓本体からの水漏れ修理方法

1章:シャワーヘッドからポタポタと水漏れがする原因とは

 シャワーからの水漏れの中でも、最も多いのがシャワーヘッドからの水漏れです。シャワーヘッドは、使用中に不注意で手から落とすことも多く、ダメージを与えてしまいがちです。また、経年によっても部品が徐々に劣化し隙間などができ、水圧がかかるとそこから漏れてしまうこともあります。
 他にもシャワーヘッドとホースとの繋ぎ目が緩んだり、パッキンなどが劣化してしまうこともあるでしょう。このようにシャワーヘッド自体のダメージや、シャワーホースとの繋ぎ目にあるパッキンの劣化が、シャワーヘッドからの水漏れの多くの原因です。
 ただ、注意しなくてはいけないのが、使い終わったシャワーヘッドから水が垂れてくるというもの。これは必ずしも故障でない場合があります。
 シャワーヘッドやシャワーホースの内部には、通常使用後にも残留水が残ってしまうもの。使い終わって水栓のハンドルを閉めたのに、シャワーヘッドの吐水口を下に向けると、わずかに水が垂れてきてしまうのは異常ではなく、単に溜まっている水がこぼれているだけです。問題はありません。
 それでも、どうしても気になるのであれば、シャワーを使用後、シャワーヘッドを下に向け軽く振り、残留水を排出すれば良いでしょう。
 しかし、シャワーヘッドの吐水口部分を、上に向けた状態にしてもポタポタと水が漏れてくるようならば、残留水以外の原因が考えられます。
 その場合は水漏れが発生している原因がどこなのかを突き止めます。シャワーヘッドからの水漏れとして考えられるのは以下になります。

①シャワーヘッド本体
②シャワーヘッドとホースの繋ぎ目
 原因を探るには、まずシャワーが繋がっているシャワー水栓をしっかり閉めてください。もしそれでシャワーヘッドからの水漏れが解消したのであれば、シャワーヘッドに問題はありません。
 しかし、しっかりと閉めたのにシャワーヘッドから水漏れがする場合はシャワーヘッドやホース、パッキンなどに何らかの問題が起きている可能性があります。
 水栓をしっかりと閉めた状態で、シャワーヘッドとシャワーホースのつけ根の金具部分をねじり、くるくるとシャワーヘッドを回して外してみてください。シャワーヘッドがホースから外れます。
固着していなければ、工具がなくてもシャワーヘッド部分を反時計回りに回すだけで外すことができます。
パッキンはシャワーヘッド側だけでなく、ホース側にも入っています。双方とも劣化を確かめましょう。
 シャワーヘッドとホースの繋ぎ目には、環になったゴム製のパッキンがあるはずです。そのパッキンに指で触れてみて、ゴムの色が指先に付着したり、ゴムなのに柔軟性がなく明らかに硬くなっている、またぼろぼろと崩れてくるなどの症状があれば、そのパッキンは劣化しています。水漏れはそこから起きていると考えて良いでしょう。パッキンの交換が必要です。

2章:シャワーホースのつけ根から、水漏れがする原因とは

 シャワーヘッドと共に水漏れの原因となりやすいのがシャワーホースです。ホースそのものに何らかのダメージを受けそこから漏れるということもありますが、多くの場合はシャワーホースとシャワー水栓のつけ根など、接続部分からの水漏れでしょう。
 この部分から水漏れが起きやすいのは、ジョイント部分に挟み込まれているパッキンなどが経年によって劣化してしまうからです。
シャワー水栓とシャワーホースの繋ぎ目にもパッキンが使われています。これが劣化すると水漏れの原因となります。

 ゴムや樹脂でできているこのパッキンは、シャワーの高温のお湯にさらされるため、使用を続けると徐々に硬くなりパッキンとしての役割を果たさなくなってしまいます。するとそのジョイントのシール性が維持できなくなり水が漏れるようになってしまうのです。そのような場合はパッキンの交換が必要です。

3章:水栓本体から水漏れがする原因とは

 シャワーヘッドや、シャワーホースからではなく、シャワーが繋がっているシャワー水栓本体、またはハンドルやレバーなどから水漏れを起こす場合もあります。
 またシャワー水栓が、壁つけタイプの場合は、シャワー水栓と水道管を繋いでいる脚部から水漏れを起こすこともあります。
 これは、シャワー水栓と脚部の間のナットが、緩んでしまっている、またはナット内のパッキンが経年劣化していることが原因と考えられます。
 接続部分に問題ない場合は、シャワー水栓からの水漏れの可能性が高いでしょう。シャワー水栓からの水漏れの場合は特に以下の3ヶ所が水漏れを起こしやすいとされています。
①シャワー水栓のハンドル部分からの水漏れ
②シャワーと蛇口の切り替え部分からの水漏れ
③シャワー水栓内のバルブ故障による水漏れ
シャワー水栓にはナットやパッキンなどが多く使われているためそこから水漏れが発生しやすい。
 まずは脚部のナットなどが緩んでいないか確認してください。しっかりとナットを締めても水漏れが解消されない場合は上記の原因が考えられます。
 例えば、可動部であるハンドル部分にはゴムパッキンが使用されています。このゴムパッキンも徐々に劣化が進むので、ここから水漏れが起きるケースも少なくありません。
 また、同じように可動部であるシャワーと蛇口の切り替え部分も水漏れが起きやすいポイントです。切り替えレバーのハンドル部分にはバルブが使用されており、このバルブが故障すると水漏れが起きてしまいます。
 シャワー水栓本体のバルブの故障も水漏れの原因です。シャワー水栓本体の吐水口から水漏れが起こっている場合は、シャワー水栓本体内の開閉バルブが故障している可能性が考えられます。

4章:シャワーヘッドからの水漏れ修理方法

 シャワーヘッドとシャワーホースのつけ根部分のパッキンの劣化による水漏れの場合は、金具などジョイント部分のゴムパッキンを交換するだけで水漏れが直る場合が少なくありません。
 シャワーヘッドは、ジョイント部分を緩めるだけで簡単に取り外すことができるので、パッキンの交換も比較的簡単です。必要な道具、交換の手順は以下になります。

●必要な道具

・マイナスドライバー
・交換用のパッキン
・ゴム手袋

●手順

 まずはシャワー水栓のハンドルをしっかり閉めて水を止めましょう。ハンドルつきのシャワー水栓ではない場合は、シャワー水栓本体の脚部根本部分などにある止水栓を、マイナスドライバーで締めて水を止めてください。
 シャワー水栓付近に止水栓が見当たらない場合は、家の大元の止水栓を閉めて水を止めてください。
 次にシャワーヘッドつけ根の金具を手でしっかりと握り、シャワーヘッド本体側を回して取り外します。シャワーヘッド側がネジになっているので簡単に外せるはずです。
もし湯垢などが固着して、ネジ部分が回らない場合は用意しておいたゴム手袋を両手に装着します。こうすることで滑りにくくなり、しっかり力が伝わるので取り外すことができるはずです。
 シャワーヘッドを取り外すと、ホース側の金具の内側にゴムでできた黒い環状のパッキンが入っているはずです。これを手で取り除き、用意しておいた新しいパッキンに交換します。あとは元通りにシャワーヘッドを取りつけます。
 しっかりと取りつけられているのを確認したら、止水栓を開け、試しにシャワーを出してみましょう。水漏れなどがなければ、パッキンの交換は終了です。

5章:シャワーホースからの水漏れ修理方法

●必要な道具

・マイナスドライバー
・交換用のパッキン
・ゴム手袋
・ウォーターポンププライヤーもしくはモンキーレンチ

●手順

 シャワーホース自体にダメージがあり、そこから水漏れが発生している場合はシャワーホースを新しいものに交換します。また、シャワーヘッドとシャワーホースがサビついてどうしても分離できないという場合はホースとシャワーヘッドをまとめて交換するのがオススメです。交換用パーツはホームセンターなどで購入可能です。
シャワーホースはメーカーごとにジョイント部分の形状が違いますが、交換用のシャワーヘッド、ホースは各メーカーの規格に合うアダプターが付属しているので、ほとんどのメーカーのシャワー水栓に取りつけることが可能です。
 シャワーホースの交換は簡単です。まずはシャワーヘッドの交換と同様に、シャワー水栓のハンドルをしっかり閉めて水を止めましょう。ハンドルシャワー水栓ではない場合は、シャワー水栓本体の脚部根本部分などにある止水栓を、マイナスドライバーで締めて水を止めてください。
 次に、シャワー水栓本体とシャワーホースのつけ根部分のナットを緩めてホースを取り外します。
水栓とホースと取りつけ部分は、ナット部分を素手で回すだけで簡単に取り外すことができます。
 ナット部分が固く回しにくい場合は布などで保護してからウォーターポンププライヤーか、モンキーレンチを使って緩めます。
 ただし、ナットが樹脂製の場合はキズをつけてしまうのでウォーターポンププライヤーなどは使用せず、ゴム手袋を装着して滑りにくくしてから素手で緩めてください。
 シャワーホースが取り外せたら、ジョイント内部のゴムパッキンを確認します。水漏れの修理だけであればこのパッキンを新しいものに交換すれば終了です。
 シャワーホースごと交換する場合は、古いホースを処分し、新しいホースにつけ変えます。
 交換用のホースに付属しているアダプターをシャワー水栓側に先に取りつけます。付属のアダプターに合うものがない場合は、アダプターのみでも販売されているのでホームセンターなどで購入してください。
 またシャワー水栓とホースのサイズや規格が合っている場合はアダプターの装着は不要です。
 まず、水栓側に新品のホースを接続します。
ホースはねじ込むだけです。ホースを取りつける前にジョイント部分に黒いゴム製のパッキンがセットされているか確認しましょう。忘れるとそこから水漏れが起きてしまいます。注意してください。

 ねじ込んだら、シャワー水栓と、シャワーホースのジョイント部分のナットを布で保護してからウォーターポンププライヤーかモンキーレンチでしっかりと締めつけます。
 シャワーホースの反対側にシャワーヘッドを取りつけ、元通り組み立て直したら、止水栓を開けます。シャワーを出してみて水が漏れなければ、修理は完了です。

6章:水栓本体からの水漏れ修理方法

 接続部分のパッキンや、シャワーヘッド、シャワーホースなどを交換しても、水漏れが直らないという場合はシャワー水栓内部のバルブが故障している可能性があります。 
 シャワー水栓本体の水漏れは、ハンドル部分や蛇口、切り替えバルブなどで発生しやすいとされていますが、構造が複雑でその特定はプロでないと困難です。
 ハンドル部分のパッキン交換などは比較的簡単にできますが、開閉バルブや、切り替えバルブの故障は水栓本体の分解作業が必要になる上、故障個所の特定や必要なパーツの選定などは知識がないと簡単ではありません。
 さらに、シャワー水栓本体からの水漏れは、1ヶ所修理しても他の場所から起きる可能性があるので、パッキン交換などの比較的簡単な修理以外は、プロなどに任せるのが賢明です。
 また、シャワー水栓自体が古くなっている場合は、1ヶ所修理をしても、また別の場所から水漏れが発生する可能性があります。繰り返し水漏れが起きるようならば、新品のシャワー水栓への交換も検討してみてください。

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