便座交換その前に
知っておきたい種類と選び方

 便座は長く使っていると破損することがありますし、より快適な機能を求めて交換したくなることもあるでしょう。人気の高い温水洗浄便座もトイレの種類によっては自分で取りつけができるため、普通便座から交換するケースが増えています。 まずはご自宅のトイレの種類を調べて、どのような種類の便座に交換できるのかを検討しましょう。

目次
第1章:洋式トイレの種類
第2章:基本的な便座の種類
第3章:便器のサイズ
第4章:温水洗浄便座の種類
第5章:温水洗浄便座を導入する際のポイント

第1章:洋式トイレの種類

 近年、機能面でもデザイン面でも急速に進化しているトイレ。国内だけ見ても多くの商品が発売されていますが、それらは便器とタンクの構成によって大きく3つの種類に分けることができます。便座を交換するにあたっては、まず自宅のトイレの種類を知っておきましょう。
【別体型】
 もっとも一般的なタイプが、便器とタンクが別れている『別体型』です。細かい部分を除けば昔からほとんど変わらないデザインで、各部の構造はシンプルで便座など部品のつけ外しは簡単に行なえます。対応する便座も多く、交換する際に好みのものを見つけやすいタイプと言えます。
【一体型】
 便器とタンクを組み合わせている点では上記の別体型と違わないものの、両方がつながるようにデザインしてスタイリッシュな外観にまとめているのが『一体型』です。余計な凸凹や隙間がない分、掃除は簡単ですが、温水洗浄機能をタンク側に内蔵しているものが多く、メンテナンスをする際には手間がかかります。便座は同メーカーの対応商品との交換になります。
【タンクレス型】
 設置場所を取らず、すっきりとしたデザインが好評で少しずつ普及してきているのが、タンクのない『タンクレス型』です。こちらもそれぞれにオリジナルデザインを採用しているため、便座は同メーカーの対応品と交換する必要があります。

第2章:基本的な便座の種類

【普通便座】
 暖房や温水洗浄などの付加機能のついていない座るためだけの便座です。電気製品でないため故障する心配がなく、省エネの点でももっとも有利です。トイレメーカーや水回り器具メーカーが発売している便座のほか、インテリアショップなどで扱っている木製便座なども選ぶことができます。

 普通便座には形状の異なるO型とU型の2タイプがあります。切れ目のない丸い形のものがO型(前丸便座)、手前が切れているものがU型(前割便座)です。U型は強度ではO型にやや劣るものの、男性が清潔に使えるため、公共のトイレによく採用されています。
【暖房便座】
 便座を暖める機能がついたタイプで、便座に肌が触れたときのひんやり感がありません。便座カバーを取りつけなくとも、冬でも快適に使うことができます。トイレ内に電源が必要で電気代もかかりますが、温水洗浄などの機能が不要で、設置費用やランニングコストを少しでも抑えたい場合に適しています。
【温水洗浄便座】
 住宅用のみならず、オフィス用、公共施設用としても急速に普及が進んでいるのが、お尻洗浄やビデ洗浄の機能がついた『totoウォシュレット』などの温水洗浄便座(シャワートイレとも呼ばれます)です。暖房や脱臭、マッサージ洗浄など多機能化が進んでいて、ピンからキリまで価格の幅も大きくなっています。後づけできる交換用の機種も多数販売されているので、価格と機能を見比べながら選ぶことができます。こちらも暖房便座と同様にトイレ内に電源が必要です。

 電気代が気になるところで、省エネ機能なども購入時のチェックポイントになるでしょう。

第3章:便器のサイズ

 洋式便器の大きさには、エロンゲートサイズ(大型)とレギュラーサイズ(標準)の2種類があります。サイズは便座取りつけ穴から便器先端までの寸法によって決まります。便座の寸法を測り、適合する便座を選びましょう。交換用の便座にはどちらのサイズにも対応するものがありますが、便器との組み合わせによっては便座の先端が突き出す場合があります。納得して購入できるように、交換する便座がぴったり設置できるかどうかも事前に確認しておくと良いでしょう。
●エロンゲートサイズ/A=470mm、B=355~380mm、C=140mm
●レギュラーサイズ/A=440mm、B=320~350mm、C=140mm

第4章:温水洗浄便座の種類

 温水洗浄便座は、操作パネルの位置、温水を作る方式などに種類があり、それらの違いによって使い勝手や初期費用、ランニングコストなどが変わります。また快適さにつながる機能も多様なものがあるので、必要な機能を吟味して機種選びをすると良いでしょう。

■操作パネルの位置

【本体操作タイプ】
 操作パネルが便座と一体になっていて価格も手ごろ。リモコンを壁にネジどめする必要がないので、賃貸住宅であっても温水洗浄便座を導入できます。リモコンの弱点である電池切れや通信不良が発生する心配もありません。ただ、操作パネルが便座から張り出している分、狭いトイレでは掃除がしにくくなります。
【リモコン操作タイプ】
 操作パネルがリモコンのため、壁の手の届きやすい位置を選んで設置できます。便座自体に余計な張り出しがなくすっきりと見えるので、トイレの雰囲気にこだわる方を中心に人気があります。多機能の上位機種はおおむねこのリモコン操作パネルを採用しています。設置する際に壁にネジ穴をあけなければならないので、賃貸住宅では大家さんや管理会社から承諾を得る必要があります。

■温水の作り方

 温水洗浄便座を選ぶ際のチェックポイントのひとつに、洗浄に使用するお湯の作り方の違いがあります。現在採用されているお湯の作り方は『貯湯式』と『瞬間式』の2方式です。それぞれの特徴は以下のとおりです。
【貯湯式】
 内蔵タンクに貯めた水をヒーターを使って設定温度まで加温して保持しておき、使用するときに噴出する方式です。
<メリット>
・本体価格が手ごろです。

<デメリット>
・内蔵タンクが必要になるため、便座本体は厚くなりがちです。
・常時保温しているので、電気代がかかります。
・加温するのに時間がかかるため、使用する湯量が多くなると吐水の温度が低下します。
【瞬間式】

 噴出するときにヒーターで瞬間的に加温する方式です。
<メリット>
・内蔵タンクがないため貯湯式に比べて本体がスリムです。
・未使用時に水を保温しておく必要がないので、無駄な電気代がかかりません。
・連続使用しても水温が下がりません。

<デメリット>
・本体価格は高めです。

 貯湯式は十分な温度のお湯を準備するのに時間がかかるため、短時間に連続使用すると水温が下がる場合があります。家族でトイレの使用時間が重なるご家庭では、お湯切れする心配がない瞬間式の方が快適に利用できます。瞬間式は高価になりがちですが、便利な調節機能や快適機能がついている機種が多い傾向があります。それらをあわせて比較検討すると良いでしょう。

■主な快適機能

 最新の温水洗浄便座は多機能化が進んでいます。暖房便座やノズルの位置調整、水勢調整、水温調整などの基本機能のほか、使用時の快適さを高めるためのさまざまな機能が追加されています。多機能化、高機能化するほど価格は高くなりますが、長く使うものなので必要な機能をよく検討しましょう。
【温風乾燥】
 洗浄したあとのおしりに温風を当てて乾燥する機能です。水濡れの不快さを解消してくれるうえ、トイレットペーパーの節約にもつながります。

【脱臭】
 便器内で発生した臭いをファンを使って吸引し、フィルターを通して排出することで、拡散を抑えます。トイレに窓や換気扇がない場合にありがたい機能です。

【自動フタ開閉】
 センサーで人の接近を感知して自動でフタの開閉を行います。手でフタに触れないため清潔ですし、閉め忘れることもありません。暖房便座を使用しているときには節電にも繋がります。

第5章:温水洗浄便座を導入する際のポイント

 新たに温水洗浄便座を取りつけるためには、クリアしなければならない条件がいくつかあります。当たり前のことですがトイレ内に電源が必要です。コンセントがない場合は新設するために電気の専用回線工事を行うことになり、追加で工事費用が発生します。

 また、止水栓の位置によっては商品に付属している給水ホースでは長さが足りない場合があります。その際は、別売の長いホースや中継アダプターを用意する必要があります。購入時に確認しましょう。

まとめ

 洋式トイレは便座を交換するだけで、ウッディでおしゃれなトイレや最新機能を備えた快適なトイレにアップデートすることができます。しかもDIYでの交換もさほど難しくありません。人気の温水洗浄便座は種類が多いので機種選びは悩ましいところですが、家族みんなが毎日使用するものですから、長く快適に使えるものを見つけてください。

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