雨どいの補修

実際に動かしたり使ったりするものではないので、普段はあまり意識が行かないかもしれませんが、雨どいは重要なパーツです。
屋根の雨水をスムーズに排水させる雨どいをはずれたままや破損したまま放っておくと、軒下や壁の腐食を早めてしまいます。
こちらの記事では、雨樋の補修に必要なパーツや具体的な方法、注意点などをご紹介致します。

必要な材料・道具・備品のリスト

★各種雨どい部品 ★雨どい用接着剤 ★とい受け金具
★ ハリガネ ★つかみ金具 ★補修テープ
★ カナヅチ ★ 脚立
★ ノコギリ ★ キリ
※店舗により取扱っていない商品もございますのでご了承ください。

作業を始める前に

◆雨どいの寸法
軒先の長さを測って雨どいを購入します。一般住宅の軒どいは直径100mmか105mmが良く使われ、縦どいの直径も軒どいに合わせて考える必要があります。交換の際にはお使いの雨どいの直径をお確かめの上、購入してください。
◆ 雨どいの名称と構造

ワンポイントアドバイス

雨どいの手入れ
落葉やゴミなどは、ごみよけくしの所でたまります。こまめに取り除いておかないと、雨水が流れなくなって軒どいからあふれてしまいますので、特に落葉のシーズンには定期的に落葉やゴミを取り除くようにしましょう。
バキュームクリーナーなら、とっても簡単に出来ます。 雨どいの手入れ(1) イラスト落葉のシーズンには1週間に1度は、たてどいがつまっていないかどうか点検しましょう。もしたてどいがつまってしまったら、ハリガネを通して上に布などを結びつけて下から引っぱってゴミを取り除きます。

雨どいの交換

バキュームクリーナーなら、とっても簡単に出来ます。 雨どいの手入れ(1) イラスト落葉のシーズンには1週間に1度は、たてどいがつまっていないかどうか点検しましょう。もしたてどいがつまってしまったら、ハリガネを通して上に布などを結びつけて下から引っぱってゴミを取り除きます。
2.といの寸法どり
といの寸法は、とい受け金具にのせて、正確に寸法どりします。
片方の端にといを正しく合せて、反対側の端にそろえて鉛筆などで目印をつけます。
そして、印をつけた所がゆがまないように、(片手で)しっかりと押さえ、金切ノコギリで切断します。
3.軒どいの接続
組立てておいた軒どいをとい受け金具の上に乗せてからパッチン継ぎ手で接続部分に雨どい用接着剤を均一に塗り、しっかりと接着します。この時接着面の汚れは、しっかりとふき取っておきます。
4.止まりの取り付け
軒先の高くなる方のといの端に、止まりをはめ込みます。雨どい用接着剤でしっかりと取り付けます。
5.集水器の取り付け
とい受け金具にのせた軒どいに、集水器を取り付けます。
塩ビ製の軒どいは温度で収縮するので、2~3cmほど差し込みます。
この時集水器のずれを防ぐために金切バサミでといの端に切り込みを入れて、下に折りまげておきます。
6.呼びどいの取りつけ
集水器の下にエルボを接続します。
次にたてどいにエルボとつかみ金具を取りつけて、
呼びどいで上下のエルボをつなぎます。
7.軒どいの固定
軒どいをハリガネ(銅線・メッキ鉄線)で、とい受け金具に結んでしっかりと固定します。

軒どいのこう配

軒どいは雨水が集水器に自然に流れるようにするためにこう配をつけます。
とい受けの金具の間隔(90cm)ごとに1cm(1/90)のこう配をつけていきます。

軒どいのこう配

縦どいのヒビ割れには雨どい用の補修テープを使います。
接着面の汚れを取ってからテープを巻いていきます。

排水を考える

排水を流しっぱなしにしておくと、排水が床下に流れ込んでしまいます。家の中に湿気が入るのでカビやシロアリの寄生の原因となります。
たてどいからの雨水を会所マスで受けてからU字溝に流すようにします。

<住まいの屋外補修>

外壁のすきまの補修

雨どいの補修

まとめ

落ち葉などのゴミの詰まりやすい雨樋は、定期的にお手入れをしていただくのが得策です。
もしひび割れなどの不具合が出てきたら、こちらの方法で補修を試してみてください。

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