外壁のすきまの補修

外壁のひび割れや瓦の割れ、お風呂場の浴槽と壁面の目地の補修等は、ご家庭でのDIYで補修する事ができます。住まいの修理、メンテナンスをご自分の手でやってみませんか!!
こちらの記事では、外壁の補修に必要な備品、材料とともに、コーキングガンの使い方、ワンポイントアドバイスを交えながら手順を解説致します。

必要な材料・道具・備品のリスト

★ シーリング材 ★ コーキングガン
★ ヘラ・コテ ★ アルカリ性洗剤
★ ウエス(布) ★ 洗浄溶剤 ★ バックアップ材
★ マスキングテープ ★ ハケ ★ブライマー
★ 防護メガネ ★ 洗浄溶剤 ★ バックアップ材
★ マスキングテープ ★防護マスク ★ゴム手袋

作業を始める前に

◆コーキングガンの使い方
1. カートリッジのノズルを目地幅に合わせてカットします。
2. ノズル内部の防湿膜を棒などで突っつき破ります。
3. A部を押さえ、ハンドルを矢印の方向へ引っ張ります。
4. カートリッジを底部より装てんします。
5. 引き金を引いて充てんします。

ワンポイントアドバイス

◆ 正しい充てん方法
(三面接着)
三面(目地の両端と底部)接着されているとシーリング材の特長である
伸縮性が失われ部材の膨張や収縮に対応できなくなり、
シーリング材がひび割れたり破損する原因になります。
(バックアップ材使用)
目地に深さがある場合はバックアップ材を装てんしてから充てんをしてください。
目地の両端、二面接着になり、シーリング材のもつ、伸縮性を活かすことができます。
バックアップ材にはサイズがありますので、みぞの幅にあわせてお選びください。
(注) 硬化時にメチルエチルケトオキシム(MEKO)を発生するシーリング材もあります。長時間大量に吸入すると健康を害する恐れがありますので十分に換気をしてご使用ください。

シーリング材の施工手順

(外壁のすきまの補修手順)
1.施工前の天候確認
シーリング材の施工はよく晴れた日に行いましょう。前日に雨か雪が降っていた場合は接着面が十分に乾燥しているかを確認の上、施工しましょう。

2.施工面の清掃
施工面のゴミ、油分、水分は接着性を妨げます。ハケや布で除去した後、洗浄溶剤を含ませた布でふきとりましょう。
3.バックアップ材の充てん
<汚れの防止>
目地深さの調節、三面接着を防ぐために目地幅より20%程度広い
バックアップ材を充てんしましょう。
目地深さが浅く、バックアップ材が充てん出来ない場合は、
目地底に離型テープを貼り、三面接着にならないようにしましょう。
4.マスキング(養生)テープ貼り
<汚れの防止>
シーリング材やブライマーによる目地周辺部の汚れを防止し、
表面を美しく仕上げる為に、目地の両側に沿ってマスキングテープを貼りましょう。
5.ブライマー塗布
使用するシーリング材メーカーの指定する「ブライマー」の塗布や
「乾燥時間」を守りましょう。
※シーリング材の接着性を向上させるものです。
施工する場所(素材)によって必要のない場合もあります。
詳しくは、シーリング材の説明書をよくお読みください。
6. シーリング材の充てん
目地幅に合わせたノズルで気泡、打残し、すきまなく目地の隅々まで
盛り上げるようにシーリング材を充てんしましょう。
7. ヘラ仕上げ
シーリング材を充てん後、速やかにヘラ等を使用してシーリング材を
押し込むようにして表面を平滑に仕上げましょう。
8.マスキングテープの除去
シーリング材が硬化しない間にマスキングテープを除去してください

9.施工後の清掃
マスキングテープの糊、充てん箇所以外に付着したシーリング材及びブライマーは洗浄溶剤を含ませた布でふきとりましょう。
10. 養生
施工終了後、2~3日はそのままの状態で静置し、
シール面を指で突っついたり、引張ったりしないようにしましょう。

まとめ

以上が外壁の隙間の補修の方法になります。
一度自分でやってしまえば、また壁にひび割れなどが入ってもすぐに補修出来て安心です。 
機会があればこちらの記事を参考に補修してみてはいかがでしょうか。

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