カウンターキッチン下の空間スペースに
水槽棚をDIY

カウンターキッチンの下には床に直置きした水槽があります。子供がザリガニを捕まえて来たため暫時置いていたのですが、さらに熱帯魚を飼うことになり水槽の置き場に悩んだので専用の棚を作ることを決心しました。
将来的には大きな水槽に買い替えることを考えて、壁や床には直接固定はせずバラすことができる、というのを前提で作成します。

床の掃除をしやすくすることを考えて、床との設置面積は最小限の柱のみにしました。水槽の重さも考慮して使う材料はしっかりした木材を選びました。ダインニングということで簡単な作りでシンプルに見せるのが狙いです。
以上のことを踏まえて購入した材料は以下のものです。

2×4材に丸ノコで1センチほどの深さの切り込みを入れます。幅は板に合わせた寸法ですが、余裕があると抜けてくるのでギリギリはまるくらいのキツさに合わせます。
左右と前の3か所が垂直につながるように慎重に切り込みを入れました。

溝は「ノミ」で掘っても良いのですが、小さいサイズのノミがなかったのと深さの調整が手作業ではばらつきが出てしまう為「丸ノコ」で7往復ぐらいして簡単に溝を作ります。

溝が完成したら板を合わせて切り込みを入れます。キツめになるようにギリギリのサイズに調整するのですが、鉛筆の線がなくなるまで切ってしまうと隙間ができるため少しだけ残るくらいがちょうど良かったです。

一度仮組みをしてみます。バッチリはまったのですがキツめに作ったので仮組みをばらすのに少し苦労しました。自信がある方は仮組みをせずに完成してから一気に組むほうが良いかもしれません。

仮組みをしたときに板の角が気になったのと、色が少し合ってなかったのでニスを塗ることにしました。
角は「ジグソー」で丸く切り、最後は「ヤスリ」で何度も擦ってできるだけ丸くします。
ニスは自宅にあった余りものなので、重ね塗りをして色合いを調整します。

ニスが乾いたら組み合わせて、ゴムハンマーで最後まで押し込んで完成です。
水槽が2段置け、横に餌を置くスペースも確保したので無駄なく空間を使うことに成功しました。
2×4材専用のディアウォールは床に傷をつけることなく使用できるのでオススメですが、2個セットと記載があったため左右の床面のみに使用を考えて1つしか購入しませんでした。しかし、バネの付いている部品と付いていない部品があり、正しくは上下セットで使用するようだったので見える箇所に使用する方は2個セットが2つ必要になるので注意が必要です。

今回は釘やビスを使わずに棚を作成したので思った以上に時間がかかってしまいましたが、ホームセンターによっては溝が入った木材が売っているようなので自信がない人にはおススメです。

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