ブルーベリーの育て方

そのまま食べることができ、体によく、観賞用にも利用できるブルーベリー。ここでは、手作りしたい人のために、ブルーベリーに関する基礎知識を紹介します。

必要な材料・道具・備品のリスト

★ブルーベリーの苗 ★赤玉土 ★鉢 ★移植ゴテ ★剪定ばさみ
★ピートモス ★硫黄紛剤 ★プランター ★スコップ
★鹿沼土 ★ブルーベリーセット ★防虫網 ★ジョウロ
※店舗により取扱っていない商品もございますのでご了承ください。
ワンポイントアドバイス
◆ブルーベリーとは
ブルーベリーは、ツツジ科のスノキ属の果樹で、果実が濃い青紫色に熟すことから、ブルーベリーと名付けられました。北アメリカ原産でさまざまな品種があります。 日本では近年、健康果物として人気があり、以下のような効用を持っています。また、生食・加工などに適しているだけではなく、四季それぞれの顔を持つため観賞用・ガーデニングにも利用できます。
ブルーベリーの効用
眼精疲労の改善
生活習慣病の予防
高血圧の予防
ブルーベリーの種類
ブルーベリーの品種は「栽培地の気象環境」「用途」によって以下のように分類することができます。 苗を植え付ける場合2品種以上組み合わせるとよいため、気象環境での分類が同じ種類で、成熟期が異なる品種を組み合わせて購入するのが基本的です。
<栽培地の気象環境での分類>
・ハイブッシュブルーベリー
耐暑性に劣る品種なので、高冷地と本州以北での栽培に適しています。
成熟期は品種によって以下の3種に分けられます。

・6月上旬~下旬
・6月中旬~7月下旬
・7月中旬~下旬

・ラビットアイブルーベリー
耐寒性に劣る品種なので、南関東以西での栽培に適しています。
成熟期は品種によって以下の3種に分けられます。

・7月上旬~
・7月下旬~
・8月上旬~

<用途による分類>
ハイブッシュブルーベリー、ラビットアイブルーベリー共に以下の用途に適する品種があります。
・生食用
果実が中~大粒で、風味食感がよい。
・ケーキ用
ケーキ類の加工に適する。
・ジャム用
ジャム・ジュース、調理等の加工に適する。
・観賞用庭園・生垣用
庭園・生垣の植樹に適する。
◆栽培カレンダー
3.10日間位で根が伸びてきます。

苗の植え付け方

ブルーベリーは開花時期に1品種のみでは結実しにくいため、2品種以上組み合わせて植えます。特にラビットアイブルーベリーでは、必ず2品種以上組み合わせて植えてください。 ブルーベリーは品種によって収穫時期が違うので、収穫時期の異なる品種を組み合わせた方がより効果的な成長が望めます。
<庭植え>
■ 土の作り方
通気・排水がよい酸性土にするため、植え穴の土はピートモスや鹿沼土を使ってつくります。

■ 植え付け方
植え付けの間隔は、2.0~3.0m位にします。
植え付けは、落葉から年内、あるいは翌年の3月上旬に行います。
<鉢植え>
■ 土の作り方
赤玉、鹿沼土、ピートモスの3つを混合した酸性の強い用土にします。

■ 鉢の置き方
西日を避け通風のよい場所に置きます。

用土の管理方法

ブルーベリーは好酸性植物で、生育に最適な用土の状態はpH4.5~5.5です。それよりもpHが高い場合は、ピートモスの混合や硫黄粉剤でpHを下げる必要があります。

水やり

ブルーベリーの根は乾燥に弱く、水分を好みます。 そのため、庭植えの場合も鉢植えの場合も他の果樹より多く水を与える必要があります。 梅雨後や冬から春先にかけての乾燥時期には、1日に2回(朝・夕)の水やりが必要です。

実付きをよくする方法

多品種の花粉の受粉によって、結実歩合が高まり、果実が大きくなり、さらに熟期が早まります。
そのため、実付きをよくするためには、異なる品種を近くに植えておくことが必要です。

整枝

苗木を植えて3年位の間は整枝の必要はありません。4~5年すると、整枝が必要になります。
この記事では、ブルーベリーの育て方をご紹介しました。
果実はそのまま食べても、ジャム等にアレンジしても良いですね。
水やりや用土の管理等の手間はかかりますが、果実樹の栽培を検討されている方はトライしてみてはいかがでしょうか?

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