和風庭園のつくり方

和の空間づくり 自宅の庭が少しの工夫で和風庭園に!日本らしさを感じる庭づくりに挑戦してみませんか?

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自宅の庭をDIYで素敵な和風庭園にしよう!

必要な材料・道具・備品のリスト

【材料】
◆ 飛び石 ◆ 砂利  レンガ セメント  ◆ つくばい ◆ かけい ◆ ししおどし ◆ 庭園灯 ◆ 垣根


庭木の選び方

観賞面と管理面を考慮して選びましょう。
★ 観賞のポイント
◆ 花や果実、紅葉するものなど色彩の美しいもの
◆ 枝・幹や葉など美しく味があるものなど
★ 管理のポイント
◆ 移植がしやすい
◆ 剪定・整枝しやすいなど

庭木の配置

まっすぐな木の配置
枝をまるく刈り込むか、もしくは枝を透かしてまるく仕立てましょう。最もインパクトがあり見応えのある木を中心に、それ以外の木は低さの面で劣るものを植え、 脇役として扱います。高・中・低のまっすぐな幹立ちを見せることが重要です。雰囲気を良くするために、玉つくりの木々や足元を這うタイプの植物を植えます。
非線型の木の配置
同じ高さ・太さのものを2つ植えないことが鉄則です。また、植木の間隔も同じにならないようにしましょう。可能な限り、不規則で自然な配置をすれば、 美しく見せることができます。
曲がった木の配置
寄せて植える場合は、幹の線が放射状に伸びる形にしましょう。距離を開けて植える場合、上から見て不等二等辺三角形に配置しましょう。
<寄せる場合>
<距離をあける場合>

砂利の敷き方

◆ 砂利の種類
砂利の種類には、那智黒、五色玉砂利、白玉砂利などがあります。作りたい庭の雰囲気に合った種類を選びます
STEP1
砂利を敷く範囲をレンガなどで縁取りします。
STEP2
砂利を敷く範囲を掘り下げます。
STEP3
掘り下げた部分に、まず約1cm細かい砂利を敷きつめましょう。次にセメント1、砂3、砂利6の割合で作ったコンクリートを約2cm流し、ところどころに穴を開けて水抜きを作ります。コンクリートが固まったら、下地が隠れるくらい砂利を敷きつめましょう。※下地となる土が固く、敷きつめた砂利を踏んでもめり込まない場合は、あえてコンクリートを敷く必要はありません。
STEP4
ジョロやホースで砂利の汚れを洗い流します。

箇所別修理方法

◆ つくばい
つくばいは、「水鉢」を中心に、「前石(ぜんせき)」「手燭石(てしょくせき)」「湯桶石(ゆとうせき)」「鉢囲い」で構成されています。もともと各石にはそれぞれ役割があり、茶室に入る前に使用されたものですが、現在はほとんど庭の景観美の演出用のアイテムとして使用されています。
◆ 砂利の敷き方
かけいとは、つくばいの水鉢などに水を送る竹筒のことです。 ししおどしとは、水の流れを利用して竹筒を石に落とし、軽やかな音を出す装置のことを言います。 どちらも、センス良くグレードの高い庭を演出するのに役立つアクセサリーです。
◆ 庭園灯
戸外用の照明器具です。夜でも庭の景観を心地よく楽しむことができます。飛び石や池、つくばい周辺の設置をすると、より和の雰囲気が演出されます。
◆ 垣根
垣根は、仕切りになったり、目隠しになるような実用的な面と、庭に和の雰囲気を与える装飾的な面があるため広く利用されています。デザインや素材などさまざまな種類が販売されていますのでお好みに合うものを選びましょう。

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